冬キャンプの必需品を一挙に紹介！あったら便利なものまで！

冬キャンプを快適に楽しむなら、テント内や外での寒さ対策が必須です。冬キャンプはオフシーズンと思われがちですが、冬にしか味わえない魅力や楽しさがたくさんあるんです。焚き火で温まりながら食べる熱々の鍋料理は、至福のひとときですよ。

しかし、冬キャンプが初めての方にとっては、適した場所や寒さ対策・必要なアイテムなどが分からず、不安に感じますよね。また、冬ならではの魅力を前もって知っておけば、さらに楽しく過ごせます。自分なりの楽しみを発見するのもいいです。

そこで今回は、冬キャンプの必需品を一挙に紹介します。併せて、電源ありサイトのテント内で寝るときにあったら便利な暖房器具や、テント・シュラフ・焚き火台などのおすすめアイテム・冬キャンプの魅力・キャンプ前の確認事項なども解説するので、最後までご覧ください。

「寒い時期にわざわざ冬キャンプをする意味はあるのか。」と、思う方は少なからずいます。しかし、冬キャンプだからこそ味わえる魅力がたくさんあり、実際に楽しんでいるキャンパーがいるのも事実です。

本章では、冬キャンプの魅力を紹介するので、本記事をきっかけにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

• 空気が澄んでいるため夜空の星が鮮明に見える
• 焚き火のありがたみが分かり自然に優しくなれる
• 熱々の料理やスープが体中に染みわたりおいしく感じ温まる
• 虫の発生が少なく過ごしやすい
• 人が少ないためプライベートが確保できる
• かまくらや雪テーブルが作れて映える
• ドリンクや食材を雪のなかに保存すればクーラボックス代わりになる

冬キャンプをするときは、前もって電源付きのサイトか確認しておきましょう。電気が使えればホットカーペット・電気毛布・電気ストーブなどの暖房器具で暖を取れます。ただし、電源サイトの消費上限は1000Wまでなので、考慮した上でアイテムを選びましょう。

冬キャンプの出発前には天気予報のチェックをしておきましょう。雨もしくは雪が降る予報なら、対応できるウェアを用意して、万が一に備え、長靴やタオル・予備のアウター・インナー・靴下などのアイテムを準備しておくのがベストです。

キャンプサイトでは使えるW数が限られているため、テント内で使えるストーブ・ホットカーペットの暖房器具のほか、湯たんぽ・カイロなどを準備しておきましょう。直火OKの湯たんぽは、焚き火やカセットコンロでも加熱できるのでおすすめです。

冬キャンプをするなら難燃性の高い、TC素材（ポリコットン製）のテントが必需品です。冬キャンプでは焚き火が欠かせません。テントの側で暖を取ったり、熱々の料理を食べたりして身体を温めて寒さをしのぎましょう。

そのためには、火の粉が舞っても燃え広がりにくい、火に強い素材のテントを選ぶ必要があります。TC素材のテントは、火に強いほか遮光性も高く、夏は涼しく冬は温かく過ごせるため、オールシーズン使えておすすめです。また、スカート付きのテントを選べば、雨・雪・風をしのげます。

冬キャンプはテント内も寒くなるため、保温性が高いマミータイプのシュラフと毛布が必要です。シュラフには、コンフォート温度（寒さを感じず快適に眠れる温度）・リミット温度（重ね着装備をして眠れる限界温度）があるので、寒さに合ったタイプを選びましょう。

また毛布は、軽量で保温性が高いマイクロファイバーがおすすめです。吸収性・速乾性に優れており、雨や雪の水分が付着しても短時間で乾き、軽量で携帯性もいいので、冬キャンプに適した素材といえます。

電源サイトではW数の消費上限が決まっているため、消費電力を抑えるためにも、足元を温めてくれる湯たんぽ・カイロが必要です。湯たんぽを選ぶときは、焚き火などの直火で加熱できるタイプを選びましょう。わざわざケトルでお湯を沸かして、湯たんぽに注ぐ必要がなく便利です。

また、カイロは貼るタイプがおすすめで、保温持続時間が長いものを選びましょう。カイロのパッケージに、平均温度・最高温度が記載されています。足の裏に貼るタイプもあり小さめなので、腹部・背部と足用の2サイズあると便利です。

寝る時は温かいストーブと、万が一に備えて一酸化炭素中毒警報機を準備しておきましょう。上の画像の「トヨトミ対流型 石油ストーブ」は、燃費がよく対流型なので、テント全体を温めたい方におすすめです。

さらに炎の輪が七色に光るレインボーライト付きで、40Wの明るさがあるため、照明としても活用できます。寝るときはベンチレーションや、メッシュパネルを開放して、一酸化炭素中毒警報機を併用しましょう。

キャノピー下で過ごすときは、暖を取ったり料理ができる焚き火台も必要です。焚き火をしたり熱々の鍋や、スープ・ホットコーヒを飲み食いすれば、体の芯まで温まり即効性があります。

焚き火台には、形状・素材・価格など、さまざまな種類があるため、シーンに合ったタイプを選んでください。また、ファミリーで使うときは、サイズが小さすぎると十分な火力が得られず、人数分の調理ができないので、ソロ用なのか大人数で使うのかも考慮してを選びましょう。

電源ありのキャンプ場で使うときは、ホットカーペットがあると便利です。1畳・1.5畳・2畳・3畳などのサイズがあるので、テントの大きさに合ったタイプを選びましょう。しかしサイズが大きいと、消費電力が高くなるので気をつけてください。ホットカーペットの下に断熱シートを敷くと保温効果がアップします。

テント内では地面の冷気を防ぐために、足元を温めてくれるテントシューズがあったら便利です。重ね着装備をしても足元の防寒は忘れがちなので、用意しておくと快適に過ごせます。おすすめは、ダウン製のテントシューズです。また、カイロと併用すると効化的に温まります。

キャンプサイトは、冷たい水しか出ない場合が多いので、ゴム手袋があると便利です。ただでさえ寒い冬に、水を使って素手で食材や食器を洗うと、血行が悪くなったり手が痛くなったりして、体の冷えにもつながります。心配な方は準備しておきましょう。

今回紹介した冬キャンプの必需品や、あったら便利なキャンプグッズがあれば、寒さが大幅に軽減されます。冬ならではの魅力もたくさんあるので、しっかりと寒さ対策をして冬キャンプに出かけましょう。