【2023】戦争映画おすすめ30選｜実話に基づく洋画・日本映画や名作も紹介

日々のニュースで目にする戦争の状勢に、胸が痛くなったりもどかしさを感じたりする方が多いのではないでしょうか。わたしたちが過ごしている平和な日常の向こう側では、いまだ多くの国々が戦争を続けている現実があります。

だからこそ、戦争の悲惨さやむごさを知っておくべきなのかもしれません。一人でも多くの人が戦争について考えることは、平和への第一歩につながります。そこで今回は人気ランキング上位にランクインしているおすすめの戦争映画をご紹介していきます。

実話に基づく作品・有名な作品・名作・最新作など、2023年のおすすめ戦争映画を邦画・洋画含め幅広くピックアップしました。戦争映画の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

戦争映画には、素晴らしい作品が数えきれないほどあります。重いテーマだからこそ、どの映画を観ればいいのか迷ってしまう方も多いはず。まずこちらでは、戦争映画の選び方のポイントからご紹介しましょう。

まずは、戦争映画のジャンルで選んでみましょう。戦争映画は、ひとりの人物にスポットをあてた作品やサスペンス要素のある作品・家族で観られるアニメ作品など、さまざまなジャンルに分けられます。

その人の人生や人との関わりを描いたヒューマンドラマ。戦争の過酷な状況の中でも、その場に置かれた人々はそれぞれの人生を生きています。それぞれの違った立場や視点から戦争を見つめられる、見応えがあるジャンルです。

また、力強く生きようとする姿に勇気をもらえるでしょう。何かにつまづいたときや立ち止まっているときにおすすめです。

サスペンス要素のある戦争映画は、より臨場感を味わいたい方におすすめです。戦争は軍力だけで行われるわけではなく、その水面下であらゆる駆け引きや事件も起きていました。

サスペンス映画は、実話をもとにしたものからフィクション作品まで、幅広い方法で描かれています。戦争はなぜ起こってしまったのか、どのように動いていったのかなど、その背景にあるものも見えてくるかもしれません。

迫力のある映像・演技を見たい方におすすめなのがアクション映画です。機関銃・航空機・艦隊などを使った戦闘シーンなどが描かれているのが特徴です。なかにはCGを駆使した作品もありますので、日常では味わえないスリル満点の映画体験を楽しんでください。

戦争を体験した人々の話をもとに作られた戦争映画は少なくありません。その人が見た景色や感じたものが鮮明に描かれ、より強いメッセージとして伝わります。

また、ストーリーのリアルが増し、他人事になってしまっていた戦争が身近なものに感じられるはずです。戦争について深く考えるためにも、体験談に耳を傾けてみましょう。

「子供にも戦争を伝えたい」「実写を観るのが辛い」方は、小・中学生にも観やすいアニメの戦争映画から触れてみるのがおすすめです。アニメといえども、戦争から得たメッセージはしっかり感じとれます。

またアニメ映画は、描かれる絵のタッチや構成がまったく違うのも魅力です。その世界観に引き込まれて、大きく心動かされます。

どの戦争かによっても、歴史的背景や戦時中の様子が大きく変わっていきます。「この戦争について知りたい」と目的がある方は、テーマとなる戦争で作品選びをするのもおすすめです。

人類史上初の世界大戦となった、第一次世界大戦。こちらを題材にした映画の多くは、ヨーロッパが舞台となっています。日本でも有名で、今もなお見られている作品を紹介します。

• 西部戦線異状なし：1930年公開のアメリカ映画。第3回アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞受賞作。アメリカ人監督がドイツ側から描いた異色作
• 戦火の馬：2011年公開（日本は2012年）のアメリカ映画。スティーヴン・スピルバーグ監督作品。一頭の馬を中心に繰り広げられるストーリー
• 突撃：1957年公開のアメリカ映画。スタンリー・キューブリック監督作品。第一次世界大戦中のフランス軍を描いた物語

「戦争」と聞くと、まずわたしたちの頭に浮かぶのは「第二次世界大戦」なのではないでしょうか。この戦争は、アメリカ・イギリス・フランス・中国・ソ連などの連合国陣営と、日本・ドイツ・イタリアの同盟国陣営の間で起こった戦いです。

多くの犠牲者を出した過去最悪の戦争ともいわれ、広島に落とされた原爆は世界の過ちとして今もなお語り継がれています。日本人の視点で描かれた作品だけでなく、敵国となった国の作品をチェックするのもおすすめです。

邦画で戦争映画を探している方は、太平洋戦争を題材にした作品から選ぶとたくさん見つかります。ここでは邦画を中心に代表作を紹介します。

• あゝひめゆりの塔：1968年公開の日本映画。吉永小百合の主演作。太平洋戦争末期の沖縄が舞台となっている作品
• 戦場のメリークリスマス：1983年公開。日本・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドの合作。デヴィッド・ボウイ・坂本龍一・ビートたけしが共演。テーマソングも有名
• ビルマの竪琴：1956年の日本映画。三国廉太郎主演・市川崑監督作品。1985年には中井貴一主演でリメイクされた

1960年から1970年代まで続いた「ベトナム戦争」。インドシナ半島の支配権を巡り、南北ベトナムが対立して始まりました。南にアメリカ・韓国・オーストラリア、北に中国・ソビエト・北朝鮮がついて行われた大規模戦争のひとつです。

また、裏では各国の思惑が複雑に交差し、アメリカとソ連の冷戦ともいわれています。ヒューマンドラマをはじめ、サスペンス映画としても取り扱われる場合が多く、戦争の裏側を知りたい方におすすめです。

世界的な戦争だけでなく、国内の紛争や内戦など、わたしたちの知らない場所でいまもなお多くの戦争が続いています。戦争映画では、これらの戦争にスポットをあてて製作された作品も目立つようになりました。

戦争の状況はもちろん、それによって世界に広がる影響の大きさに驚かされます。「いま自分には何ができるのか考えたい」・「平和のために行動したい」方は、現代の戦争にも目を向けて、一歩前進してみましょう。

戦争映画を選ぶとき、邦画・洋画のどちらを選ぶかによっても、戦争の見え方は大きく変化します。邦画の多くは日本の視点で戦争の様子が描かれているため、どうしても戦争の被害者のように感じられてしまうのです。

しかし、戦争によって被害者となったのは、他国でも同じ。洋画を見ると、相手の国のなかでも惨劇が起きていたと気付かされます。戦争は対立したどちらの国にとっても辛い体験です。邦画と洋画を見比べて、平等な視点で戦争に触れるのがおすすめです。

戦争映画にとっつきにくさを感じている人は、出演する俳優・女優から選ぶ方法がおすすめです。好きな俳優・女優が登場していれば、あまりなじみのないジャンルの映画でも視聴するモチベーションになります。好きな俳優・女優が戦争映画に出演していないか、ネット検索などでチェックしてみましょう。

戦争映画でも、映画監督によって表現方法は大きく違います。戦闘シーンに重点を置いたものや、仲間との絆や家族愛にスポットをあてたヒューマンドラマ仕立てのものなど、監督のカラーが色濃く反映されます。いいなと思った映画監督がいれば、その監督の作品の中から戦争映画を探してみるのもおすすめです。

好きな俳優や映画監督が特におらず漠然と戦争映画を探している方は、映画賞受賞作から選ぶのがおすすめです。有名な映画賞を受賞している作品なら、それだけ評価が高く支持されているためハズレがありません。なるべく失敗せずに戦争映画を選びたい方も、映画賞受賞作をチェックしてみましょう。

戦争映画はストーリーが壮大なため、上映時間が長い作品も多くあります。戦闘シーンが多い作品は長くても飽きずに最後まで観られますが、シリアス系で長いものだと人によっては飽きてしまう場合も。

また、戦争映画は精神的に負担を感じやすいジャンルでもあるため、人によっては上映時間が長いとしんどく感じるかもしれません。上映時間をチェックして、負担なく見られる作品を選びましょう。

戦争映画は、レンタルビデオ店などで作品を借りられます。わざわざ店舗へ行くのが面倒な方は、U-NEXTやAmazonプライムビデオ・Netflixなどの動画配信サービスを利用するのもおすすめです。

スマホやタブレットなどでも視聴ができ、場所や時間を選ばないのも大きなメリット。定額を支払えば、膨大な数の映画が見放題なのでコストパフォーマンスも優れています。

戦争は、日常とかけ離れすぎていて非現実的だと感じてしまいます。しかしこれらの状況は、いつ自分たちの身に降りかかってきてもおかしくありません。戦争映画をとおして、平和について考える機会をもってみましょう。

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