シースナイフのおすすめ人気10選！バトニングや料理に適したナイフも紹介！

キャンプやブッシュクラフトなどのアウトドア全般で使える頑丈なナイフをお探しなら、シースナイフがおすすめです。シースナイフは食材の調理はもちろん、バトニングのようなハードな使い方にも対応できます。

また、シースナイフはフルタング・ナロータング・コンシールドタングと3種類に分かれているのが特徴です。実は、シースナイフを購入するときは使用用途に合わせて選ばなければなりません。しかし、初心者の方にはどの種類を選ぶべきか難しいと思います。

シースナイフを選ぶときのポイントや人気のメーカー、おすすめモデルを解説しており、最後まで読めば初心者でも自分に合ったモデルを見つけられるはずです。バトニングの方法も解説するので、ぜひ最後までお読みください。

シースナイフとはシース（鞘）に刃を収納するタイプのナイフをいいます。刃とハンドルが一体化しているのが特徴です。シースナイフは折りたたみ式ナイフよりも頑丈なので、ハードな使い方もできます。

シースナイフは食材を切るのはもちろん、薪割りや焚き付けの作製などブッシュクラフト用のナイフとしても使用可能です。シースナイフ1本で、アウトドア全般のナイフが必要なシチュエーションをカバーできます。本格的なアウトドアを楽しみたい方におすすめです。

フルタングのシースナイフは刃が1枚の鋼材で構成されており、ナイフの先端から後端まで通っている構造になっています。上から見ると刃の鋼材が持ち手の素材に挟まれるように露出しているため、簡単に見分けられるのも特徴です。

ナロータングのシースナイフは持ち手部分より細い鋼材がハンドルに穴を開けて差し込まれているのが特徴です。鋼材が小さくて軽いので、携帯用ナイフとして活躍します。調理や釣りでも使いやすく、薪割りでも使用可能です。ただし、フルタングよりも頑丈さは劣ります。

コンシールドタングはフルタングとナロータングの中間ともいわれます。ナイフの先端から後端まで1枚の鋼材で構成されていますが、持ち手部分よりも細いのが特徴です。フルタングに比べるとコンパクトで使いやすく、外側に鋼材が露出していないので簡単には錆びません。

シースナイフのブレードの形状は大きく分けて4種類あります。形状によって使いやすさやおすすめの使用用途が異なるため、どのような違いがあるか把握するのがおすすめです。下記にブレードの種類それぞれの特徴をまとめました。

シースナイフに使われる刃の素材は主にステンレスとカーボンスチールです。また、ワンランク上のナイフを探している方からはダマスカス鋼といった素材も人気があります。耐久性・錆びにくさに優れているだけでなく、美しい刃の模様も人気の秘訣です。ここではステンレスとカーボンスチールのメリット・デメリットを解説します。

シースナイフを選ぶときは刃の長さにも注目してください。刃の長さ自体はメーカーのよって異なりますが、10cm以上あれば料理もブッシュクラフトも対応できます。また、6〜10cmほどの短いタイプは細かな作業がしやすいです。長さが15cm以上ある場合は刃先に力を入れやすいので、薪割りに向いています。

ただし、あまりにも長いと力を入れにくいといったデメリットもあるので、適度な長さのシースナイフを選んでください。10cmよりも少し長いくらいの刃だと扱いやすいです。

刃の長さを確認したら、バトニングもチェックしてください。一般的にナイフの刃の厚みは2〜2.5mmほどになりますが、ハードにガンガン使いたい場合は3mm以上の厚みがあるナイフがおすすめです。

刃が分厚いシースナイフは薪割りの衝撃にも耐えられるだけでなく、効率よく木材に力を伝えられます。ブッシュクラフト用に選ぶ方は厚みを必ず確認してください。ただし、使い方によっては刃が折れる可能性もあるので、気をつけなければなりません。

モーラナイフは1891年にスウェーデンのモーラ地方で創業したナイフのブランドです。130年以上の長い歴史を持ち、多くのブッシュクラフターから支持されています。モーラナイフのナイフはスウェーデンを代表するメーカーにだけ与えられる、王室御用達の認定を受けるほど高品質です。

同じシリーズであっても鋼材やカラー、シースの形状の組み合わせにより、ラインナップが豊富に揃っています。リーズナブルな価格で入手しやすいのも特徴です。

ジー・サカイは岐阜県関市にある日本のナイフメーカーです。1947年に創業したときはポケットナイフを主力製品としていましたが、現在ではアウトドアナイフから包丁まで幅広く展開しています。ナイフメーカーならではの切れ味と使いやすさが好評です。

また、最新機器による自動研磨と卓越した技術を持つ職人の刃付けを上手く取り入れた製品作りを行っています。ジー・サカイは実用的な製品はもちろん、芸術性の高い美しい製品も手がけているのも特徴です。

オンタリオは1889年にニューヨークのナポリで創業されたといわれています。初期に製造されたナイフは水車で回す砥石で削り出されたナイフでした。現在の製品も無骨なデザインが特徴で、無駄な装飾は一切ありません。

また、オンタリオでは軍用ナイフを扱っており、過酷な状況下でも高い機能性を発揮します。実際にアメリカの軍隊にも納品しており、クオリティーはとても高いです。強度や頑丈さを求めるならオンタリオのナイフをおすすめします。

ヘレナイフはノルウェーのナイフメーカーが手がけており、キャンプ芸人のヒロシさんも愛用しています。ヘレナイフのデザインは山々や海岸線といったノルウェー西部のホルメダールの自然からインスピレーションを受けているのが大きな特徴です。

また、ヘレナイフの製品は熟練の職人が1本1本丁寧に仕上げています。決められた45もの工程を経ており、高品質で長く使い続けられると高い評価を受けているメーカーです。世界に1本しかない手作りのシースナイフをお探しの方にぴったりです。

シースナイフを購入したらバトニングにぜひ一度挑戦してみてください。バトニングはたったの3ステップで行えます。複雑な作業もないため、キャンプやバーベキューなどアウトドアシーンで挑戦するのもおすすめです。下記にバトニングの方法とポイントをまとめたので参考にしてください。

• なるべく平らで安定した木の土台を用意する
• 薪にナイフを当てながら棒でナイフの中心を叩き、食い込ませる
• ナイフの切先を叩いて薪を最後まで割る
• 割るときはしっかりと上から垂直に棒を振り下ろす

本記事ではシースナイフの選び方や人気メーカー、おすすめモデルを紹介しました。シースナイフが1本あると心強く、アウトドアシーンで活躍します。本記事を参考に自分に合ったナイフを見つけ、快適なキャンプライフを楽しんでください。