オピネルナイフのおすすめランキング｜サイズの比較やお手入れ方法も紹介！

「キャンプで使うナイフが欲しい！」という方は多いのではないでしょうか。アウトドアナイフは種類が多いので悩みますよね。コスパがよく扱いやすいナイフをお探しの方にはオピネルナイフがおすすめです。

オピネルナイフは、サイズやデザインのバリエーションが多く、キャンプ料理からバトニングと、さまざまな使い方ができるのが魅力です。中には自分好みにカスタムするヘビーユーザーもいます。自分のキャンプスタイルにぴったりのオピネルのナイフが欲しいですよね。

そこで、本記事ではあなたに合ったオピネルのナイフの選び方や人気ランキングを徹底的に解説します。その他にも、オピネルナイフのカスタムについても紹介するので必見です。本記事を読んで、オピネルナイフの魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

オピネルは1890年に誕生したフランスの老舗ナイフメーカーです。折り畳み式のフォールディングナイフの原型ともなっており、その洗練されたデザインはロンドンの美術館の「世界の美品100特選」にも選ばれるほど。世界的画家のピカソも愛用したといわれており、ヨーロッパを中心に世界中で人気があります。

機能性の高さもオピネルナイフの魅力。キャンプやバーベキューといったアウトドアでの使用はもちろん、食材を切る以外にロープの切断などにも使えます。サイズも豊富で極小サイズの可愛らしいモデルから、枝払いやバトニングができるビッグサイズまであります。

「自分にぴったりのナイフが欲しい！」という方は多いでしょう。オピネルのナイフはラインナップが非常に豊富にあるので、あなたに合ったモデルを見つけられます。下記の表に各モデルの特徴をまとめるので、ナイフ選びの参考にしてください。

ナイフの素材は大きく分けてカーボンとステンレスの2種類があります。それぞれ特徴が違うので、あなたのキャンプスタイルや好みに合わせて選択しましょう。下記の表に特徴をまとめるので、ぜひご参考ください。

「とにかくコスパがいいナイフが欲しい！」という方にはオピネルナイフがおすすめです。オピネルナイフは1500〜4000円で手に入るものが多く、キャンプ用のナイフとしては非常に購入しやすい価格帯です。

フォールディングナイフはブレードの収納の仕組みがさまざまです。オピネルナイフのブレードの収納はシンプルな仕組みなので、価格がリーズナブル。それでいて持ち手のカラーに違いがあったり、ステンレスとカーボンを選べたりできるのも嬉しいポイントですよね。

「安全に使えるアウトドアナイフが欲しい！」という方も多いのではないでしょうか。特に刃物を普段使用しない方は持つのも怖いですよね。オピネルナイフはブレードの長さ7cmの#6からロック機能が搭載されています。

ロックが掛かることで持ち運びの際に勝手に開くリスクがないので、安心して取り扱えます。キャンプで怪我をするなんて最悪の事態を避けるためにもロック機能付きのオピネルナイフがおすすめです。

サイズ選びは使いやすさに影響する大事なポイントです。オピネルナイフのサイズはナンバーで表記され、#2から#12まであります。#7から#10がアウトドアナイフの定番サイズです。サイズ選びに迷ったら刃の長さが約9,1cmある＃9がおすすめ。

料理などの自炊で使いやすいのは＃8です。持ち手のカラーが選べるのは＃6〜8なので、デザインにこだわりたい方は＃6〜8がおすすめ。その他にも、緊急用には＃6がおすすめであり、自分がキャンプで使うナイフの用途をよく考えてサイズを選びましょう。

ナイフのハンドルは全部で4種類です。加工の必要なものに使われやすいブナ・衝撃に強いウォールナット・水が染み込まずに傷つきにくいオリーブウッド・虎模様のデザインが人気のオークウッドがあります。自分に合ったハンドルを選びましょう。

「子どもに刃物を持たせるのは心配…」という方は多いですよね。オピネルナイフの【ラウンドディップ】シリーズなら安心です。子どもが使用しても怪我しないように考慮して作られています。刃先は丸みを帯びた形状で、折り畳むと自動でロックするセーフティ機能付き、不意に刃が出ない安全仕様となっています。

軽量コンパクトで子どもの小さな手にも馴染み、調理はもちろん鉛筆削りも可能。初めてのナイフにはオピネルのラウンドディップナイフをプレゼントしてみませんか。

「お気に入りのオピネルナイフは長く愛用したい！」という方は多いです。定期的にメンテナンスすれば長く使えます。では、メンテナンスの方法を見ていきます。

普段のメンテナンスは、ステンレス製もカーボン製も普通の刃物と同じで、スポンジに食器用洗剤と温水を染み込ませて拭くだけです。後は乾燥した布で拭き乾燥させます。また、持ち手が木製なのでなるべく濡れたらすぐに乾燥させるのも大切です。濡れると膨張して刃が出にくくなる危険性があります。切れ味が悪くなってきたら下記の研ぎ方でメンテナンスをしてください。

1. 碇石に水をたっぷりと吸わせる
2. 目の粗い方の碇石で刃がめくり上がる現象（かえり）が感じられるまで前後に往復させる
3. 反対側に向け、同じようにかえりがあるまで研ぐ

砥石は4000番くらいの粗い目のものがおすすめです。カーボンナイフの場合は、錆びに弱いため専用の防錆油を塗って保管しておくとベターです。

オピネルナイフのメンテナンスでよく用いられる方法として「オイル漬け」「黒錆び加工」があります。どちらも行う方もいれば、必要ないと考える方もいます。そこで、「オイル漬け」「黒錆び加工」について詳しく見ていきますので必要かどうか判断してください。

【オイル漬けとは】

オイル加工とも呼ばれており、オピネルナイフのメンテナンス方法のひとつです。オピネルナイフはハンドル部分に木材が使用されているため濡れると膨張します。膨張を防ぐため、ハンドルにオイルをつけて吸水しにくくさせるのです。

【オイル漬けの方法】

1. オピネルナイフが入る大きさのジップロックに亜麻仁油・エゴマ油・クルミ油などの乾性油を入れる
2. 油を入れた袋にナイフを漬けてジッパーを閉じる
3. 24時間放置
4. 取り出して油を拭き取り、完全に乾燥させる

【オイル漬けのメリット】

• アウトドアで雨に濡れたり、調理の際に濡れたりしても膨張せず、ブレードの出し入れに影響を及ぼさない

【オイル漬けのデメリット】

• 完全に吸水が防止できるわけではない
• オイルが浸透しすぎると逆に膨張してしまうケースがある
• ブレードとハンドルの接続部分がオイルによって固着してしまう場合がある

【黒錆び加工とは】

オイル漬けと同じく、オピネルナイフのメンテナンス方法です。ブレードを黒錆び加工し、赤錆びの発生を抑えるのが目的です。赤錆びは放置するとブレード内部まで腐食し切れ味が悪くなり、強度も低くなってしまいます。黒錆びはブレードを酸化膜で覆うため、赤錆びの発生を抑えてくれます。黒錆び加工はカーボンスチール製のブレードに施すメンテナンス方法です。

【黒錆び加工の方法】

1. ハンドルからブレードを外す
2. 1000番あたりの耐水ペーパーで磨き、汚れや錆びを落とす
3. シリコンオフスプレーで油分を除去する
4. ジップロックに紅茶8：お酢2の割合で混ぜた液を入れる
5. 24時間放置
6. 乾燥させてムラなく黒錆が覆っているか確認
7. ブレードをハンドルに戻す

【黒錆び加工のメリット】

• 錆びにくくなるため湿度の高い条件下でも使える
• 見た目が無骨な感じでおしゃれになる

【黒錆び加工のデメリット】

• メンテナンスが面倒
• 加工しても皮膜は落ちてくるため、繰り返し行う必要がある

「オピネルナイフのグリップを防水加工にして思いっきり使いたい！」という方は多いと思います。そんな方は木工用の蜜蝋をグリップに塗布して撥水加工を施しましょう。やり方は以下のとおりです。

1. ウエスに蜜蝋を少量取りてグリップに塗り伸ばす
2. 木目に沿ってしっかり塗り込む
3. まんべんなく塗り上げたら、約8時間ほど乾燥させる
4. 乾燥したら軽く乾拭きをして完成

「オピネルナイフをよりおしゃれにカスタムしたい！」という方はグリップを漆塗装するのがおすすめです。手間はかかりますが、オピネルならではの木製グリップを生かした粋でおしゃれなカスタムです。

1. サンドペーパーで表面を滑らかにする
2. 生漆を塗って拭き取る作業を表面に漆が浸透するまで何度も行う
3. 薄めた漆を塗って乾燥させて研磨する作業を滑らかな表面になるまで繰り返す
4. 滑らかな表面になったら、耐水ペーパーで水をつけながら研磨する
5. 艶出し・鏡面仕上げのためコンパウンドをかける
6. スポンジで表面を磨いて完成

オピネルナイフは持っているだけで気分が上がる最高のキャンプギアです。自分のキャンプスタイルにぴったりのオピネルナイフをゲットして、キャンプの気分を盛り上げましょう。