折原みとの漫画・小説作品おすすめ8選 | 時の輝き・天使のボディガードも紹介！

折原みとは、少女小説家・週所漫画家のどちらのジャンルでも売れっ子の女性作家です。折原みとの作品は、思春期に読んでも大人になってから読んでも、一途で懸命な気持ちを大事にしようと思わせてくれます。

折原みとは、映画監督を目指して茨城県から上京しただけあって、創作活動においてマルチな才能を持っています。小説・漫画・絵本・詩集・クッキング本・衣装デザインなど活躍の場が非常に広い作家です。

この記事では、折原みとについて、魅力のポイント・作品の選び方のコツ・代表作のあらすじ・おすすめ作品などをわかりやすく丁寧にご紹介していきます。ぜひ参考にして、恋愛のときめきや夢への素直さなどを堪能してみてください！

折原みとは茨城県出身で、高校生時代から同人誌製作などを行なっていました。卒業後に上京すると、雑誌のカットや持ち込みなどを続け、21歳のときに『ベストガールになりたい』で漫画家デビューします。

その2年後には『ときめき時代　つまさきだちの季節』で少女小説デビューし、2022年現在に至るまで数多くの大ヒット作を発表しています。小説家生活30周年の記念作『幸福のパズル』では、折原みとが岡田健史主演で映像化が望まれています。

折原みとの主な人気作品は漫画と小説です。ここでは、大人気の作品の特徴や魅力について、詳しくお伝えしていきます。ファンの心を鷲づかみにする「ピュアな恋愛ストーリー」と「多岐に渡るジャンル」がポイントになります。

折原みとの最も魅力的な特徴は、ピュアな少女恋愛のストーリーが描かれている点です。素敵な世界観の中で、一途で一所懸命な主人公の少女がまっすぐな気持ちで相手を想い、成長していくストーリーが巧みな描写で描かれていいます。

さまざまな障害を乗り越えたり、すれ違いに葛藤したりする主人公に感情移入してしまいます。

長い間ずっと第一線にいる折原みとの作品は、ただの少女小説・漫画の範囲を超え、多岐に渡るジャンルでストーリーが繰り広げられています。主人公が異世界人とのハーフだったり、環境問題への提議がテーマだったりして読者に驚きと感動を与えます。

多才な折原みとの描く作品は、学びと気付きが多いのも魅力のひとつです。

ここでは、実際に折原みとの作品を選ぶ際の大切なヒントをお伝えしていきます。初心者でも久しぶりに読もうと思っている人でも、お好みの作品を手早く選ぶためのコツを詳しくご説明します。

折原みとの少女小説・漫画のジャンルは実に多岐に渡っており、まるで漫画雑誌からお好みのジャンルを選べるかのようなラインアップの幅広さがあります。それぞれのジャンルの特徴をご説明していきます。

異世界ファンタジーは、いまでこそ小説や漫画のメインジャンルになっていますが、折原みとこそが少女小説・漫画界の異世界ファンタジーの第一人者ともいえるほど、早くから手掛けてきたジャンルです。

『アナトゥ―ル星伝』や『るり色プリンセス』などたくさんの異世界ファンタジー作品があります。

折原みとの作品には、学校を舞台にしたものが多くあります。学園内での心温まる恋愛ストーリーやドキドキワクワクの不思議体験などが描かれ、多感な読者にはもちろん、青春時代を思い出したい大人の読者にも響く作品が人気です。

『制服のころ、君に恋した。』や『ティーンエイジ・ブルー』などがおすすめです。

折原みととしえば、なんといっても王道の恋愛ストーリーが特徴であり魅力です。初恋・片思い・失恋・告白・別れ・再会など、どの恋愛作品でも、いろいろな組み合わせの男女のまっすぐな恋愛ストーリーを堪能できます。

主人公の気持ちは、独りよがりな想いだったり、熱い恋心だったりしますが、みんなピュアです。

折原みとは、実話を元にした作品も描いています。ナースになりたての女の子と車いすの男の子の恋愛・結婚・出産を描く『一緒だよ。』や、高校のサッカー部の感動秘話を描いた『いつか、君がいた。』などは今でも大人気です。

また、現上皇后である美智子さまのこれまでの姿を描いた『孤独なあなたの愛し方～美智子さまが教えてくれた幸せの法則～』も人気連載です。

折原みとの作品を楽しむ方法は、紙の本で読むか電子書籍があります。折原みとの紙の本はコレクションしているファンが多く、すべてを揃えようとすると時間や費用がかかります。電子書籍では比較的手軽に読めて便利です。

折原みとのベストセレクション文庫も出版されているので、迷っている人におすすめです。

折原みとの大ヒット作品『時の輝き』は1995年に映画化され上映されました。看護師を目指す主人公が実習先でかつての同級生だった男の子と再会し、感動の展開が来る広げられていくストーリーです。

大好評により、映画化のあとにシナリオブック『時の輝き・映画編』と続編小説『時の輝き・2』が出版されています。

折原みとの作品には傑作といわれるものが多々あります。ここでは、その中から選りすぐりの4作品について、詳しいあらすじや読みどころをご紹介します。いずれも名作ばかりですのでぜひ参考にしてみてください。

いろいろな理由が重なり、超お金持ちのみが集まる全寮制の学校に転校してきた少女・桜沢都は、そこで惣領家の兄弟と再会します。兄弟と都はいつも遊んでいた友達だったため喜ぶ3人でしたが、突然、都はどちらかを結婚相手に選択せねばならない事態になります。

そういった事情や3人の気持ちを挟みながら、次々と巻き起こる騒動が読みどころでもあります。『天使のボディガード』は文庫化もされており、折原みと自身もお気に入りの漫画作品です。

上京から21歳でデビューし、20代すべてを全力で執筆に駆け抜けた折原みとは、30歳をすぎてふと「ときめきのインプットが必要だ」と考えるようになりました。そこで、幼少期からの夢である犬との生活を実現させます。

湘南に移り住み、自動車免許を取得し、子犬を引き取ります。最高のパートナーとなったゴールデンレトリバーの「リキ」とのイヌ充生活をユーモアと温かさたっぷりで綴ったエッセイ作品です。

『時の輝き』は、折原みとの代表作として必ず挙げられる名作です。ライトノベルとして他に類を見ない、110万部以上を売り上げています。看護師の実習先である病院で、中学時代の片思いの相手と再会した主人公は、ほどなく悲しい事実を知ることになります。

病院を舞台にして、笑いあり涙あり感動ありの二人のラブストーリーが展開していきます。映画化された際の主人公役はアイドルだった高橋由美子・相手役には山本耕史が抜擢され大好評でした。

折原みとの少女小説の天使シリーズ第1作めである『夢見るように愛したい』は、人間の女の子と天使の男の子の切ない恋愛ストーリーです。夢見がちな少女・桜子は、ひょんな間違いから天国へ魂を運ばれてしまいます。

天国で出会った天使のリョウとの関係性やあらすじだけでは想像がつかないラストシーンに注目です。短い本ですが、切なさや愛しさがぎゅっと詰まっていて、一度読むと折原みとワールドにハマってしまいます。

折原みとはブログに日常の様子をアップしています。仕事や生活の事柄の他、一緒に住む犬や趣味についてまで気さくに見せてくれています。その中でも、世間よりやや遅めにハマった『鬼滅の刃』について熱く語る記事があります。

『鬼滅の刃』については、雑誌の記事になるほど、ファンとして有名です。折原みとをもっと知りたい人はブログも読んでみましょう。

折原みとの少女小説。少女漫画について、魅力や特徴・作品の上手な選び方・代表作のあらすじ・おすすめ作品などを詳しくご紹介しました。ぜひ記事を役立てて折原みとの作品に触れ、心が震えるピュアなストーリーを楽しみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。