キャンプ用包丁おすすめ15選！高級ブランド・100均・おしゃれなものも！

キャンプには、丸鶏のような豪快な食材も楽に切れる調理器具が欲しいですよね。そんな方におすすめなのが、切れ味に優れたアウトドア用包丁です。コンパクトで持ち運びやすい上、硬い食材も力を入れずにカットできます。

アウトドア用包丁の中には、折りたたみ式のタイプや専用ケースが付属されて安心してキャンプに持っていけるものまで豊富に揃っています。しかし、実際使用する場合にどんな包丁が良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、キャンプで使いやすいおすすめの包丁を15点厳選して紹介します。また、キャンプ用包丁の正しい選び方やニトリや100均などのキャンプ用包丁についても解説するので、最後までご覧いただけると幸いです。

キャンプで使用する包丁はもっとも汎用性がある三徳包丁か牛刀がおすすめです。実は包丁は種類が沢山あるので、それぞれの特徴について下記の表にまとめました。

まな板のサイズに合わせて包丁のサイズを決めましょう。キャンプ用のまな板はコンパクトなものが多いので、刃渡りが長い包丁はまな板から刃がはみ出してしまいます。うまく調理できないだけでなく、怪我をしたり、包丁の刃がこぼれてしまったりする可能性があります。

大きな肉や魚をさばきたい方は、まな板も大きいサイズのものを選びましょう。大きなまな板なら、カットする食材が多い大人数のキャンプでも効率よく作業できます。キャンプスタイルに合わせて、包丁とまな板のサイズを選びましょう。

アウトドアで使用する包丁の素材はステンレスかセラミックがおすすめです。切れ味がよくてメンテナンスしやすい包丁ならより快適にキャンプを楽しめますよね。ステンレスは丈夫で硬いものを切りやすいのが特徴です。ただし、定期的に研がないと切れ味が落ちてしまいます。

ジルコニアでできたセラミックは、ダイヤモンドに近い硬度を持ち、ステンレス包丁に比べて摩耗しづらいのが特徴です。錆びによる経年劣化も生じないので、長い間使っても鋭い切れ味を保てます。ただし、落とすと割れて使えなくなる可能性があるので、慎重に取り扱いましょう。

アウトドア用包丁は折りたたみ式やケース・カバーが付いている安全に持ち運びできるものがおすすめです。アウトドア用包丁は、カバーがない状態では鋭利な刃がむき出しの状態であるため、携帯時に周囲のものを傷つける可能性があります。専用のケースが付いた製品であれば、包丁の刃の部分を覆えるので、安心して持ち運べます。

アウトドア用包丁を選ぶ時は、持ち運び用のケースが付いているか、購入時にチェックしましょう。専用の鞘が付いていない製品でも、コルクボードを活用すると、包丁ケースを簡単に自作できまよ。

オピネルはイギリスで1890年に創業したフォールディングナイフの老舗メーカーです。切れ味に優れた波形フォルムの小型包丁を販売しています。ステンレスナイフだけでなく、切れ味に優れたカーボンスチール製の包丁もあるので、硬い肉や魚を楽に切りたい方におすすめです。

サイズラインナップが豊富にあるため、切る食材や手の大きさに合わせてナイフを選べます。柄の部分が天然の木でできていて、ワイルドな雰囲気をかもし出せるのも魅力です。

大手キャンプ用品メーカーであるスノーピークは、耐久性に優れたステンレス製の包丁を販売しています。燕三条の職人が作った三丁包丁は、どんな食材でも力を入れずに簡単に切れるので、女性の方におすすめです。

スノーピークの人気商品「マナイタセット」は、商品名どおり包丁が入るまな板がセットになっているため、コンパクトに持ち運べます。まな板として使える箱は、包丁の落下を防止するマグネットが搭載されているので、安全性を重視する方におすすめです。

大手家具メーカーで有名なニトリは、アウトドアでも使えるフルーツナイツが販売されています。他のメーカーの製品に比べて価格が安く、500円程度で購入できるので、購入費用を抑えたい方におすすめです。

ニトリのフルーツナイフは、ステンレスでできているので錆が発生しにくいのが特徴です。折りたたみ機能が付いている上に、収納時は刃物が出ないため、キャンプ場にも気軽に持ち運べます。ただし、刃のサイズが小さいので、大きな肉や魚は切りづらいので注意が必要です。

ビクトリノックスは、1884年にスイスで創業された老舗のナイフメーカーです。ナイフ以外にもハサミや栓抜きといったさまざまな機能がひとつになったマルチツールナイフが人気があります。スイスの陸軍やプロのシェフが愛用するほどの品質の高さが魅力です。

ビクトリノックスのマルチツールナイフ「キャンパー」は、ナイフはもちろん缶切りや栓抜き、ピンセットなど13種類の機能があるキャンプに役立つ便利なナイフです。何といってものこぎりがあるのが最大の魅力です。

ティファールは、こびりつきにくいフライパンで有名なフランスの調理器具メーカーです。1968年にフランスの調理器具トップメーカーのセブ社の傘下になり、現在は世界中150カ国以上に展開しています。

ティファールのナイフ「フレッシュキッチンシリーズ」は、カバー付きで切れ味がいいので、キャンプなどでのアウトドアでの使用におすすめです。素材のステンレスにはチタン強化コーティングが施されているので、さびにくく切れ味も長持ちします。

ケースがない場合は、包丁ケースを自作するのをおすすめします。100均のコルクボードを使って、おしゃれに自作できますよ。包丁ケースの自作方法について解説するので、ぜひ参考ください。

1. 2mm厚のコルクボードを100均で購入する。
2. 包丁の刃の形にコルクボードを切り出す。包丁の刃の形をなぞり、さらにその5mmほど外側にカット線を引く。この型をもう1枚作り、計2枚作る。
3. マチ用の5mm幅の棒を2本切り出す。
4. マチ用の5mm幅の棒を包丁の刃の型にカットしたコルクの片側にボンドで接着する。
5. マチ用の棒の上にボンドを付けて、もうひとつの刃の型にカットしたコルクを接着する。
6. 完全にくっついたら、接着面をサンドペーパーで角を磨いて滑らかにしたら完成。

刃渡り6cm以上の包丁を理由なく持ち運ぶと、銃刀法違反になり捕まる場合があるので、使用理由を証明しなければなりません。アウトドア料理を行うために携行する場合は、キャンプ場に行ったことを証明できればいいので、保存した予約履歴を車内に入れれば大丈夫です。

刃渡りが6cm未満のアウトドアナイフでも、軽犯罪法違反で検挙される可能性があります。小型のナイフ・包丁が入ったバッグを抱えたまま、繁華街に行かないようにしましょう。

正当な理由の証明があっても、他人が使えるような場所に置いておくと、警察署に連行されてしまうこともあります。キャンプ用の包丁・ナイフは、必ず自分の手元に所持しておくようにしましょう。

アウトドア用の包丁は、切れ味が優れている上に錆びづらいので、キャンプ場でも扱いやすいのが魅力です。アウトドア用の包丁の選び方を理解した上で、自分に合った製品を選んで、安全かつ快適にキャンプ飯を作れるようにしましょう。