泣ける映画おすすめ30選｜ボロボロ泣ける映画や思いっきり泣ける映画も【日本】

最近、嗚咽するほど泣く経験をした方はいますか？自分の生活の中ではないけど、映画を観て号泣した方はいます。あなたが今まで知らなかった世界を垣間見て、切なさや哀しさに包まれるのも映画を見る醍醐味で、まさに涙活にぴったりです。

思いっきりボロボロ泣ける映画を観れば心もスッキリします。映画を観なければ感じなかった泣きたくなる感情に心を揺さぶられるのもいい時間です。最近では、NetflixやAmazonPrime などの配信サービスでも日本映画以外の世界中の作品が視聴できます。

しかし、いざ思いっきり泣ける映画が観たいと思っても、どれを選べばいいのか迷う方のために、この記事ではおすすめの作品をご紹介します。洋画・邦画・アニメ・家族もの・ラブストーリーなどバラエティ豊富な作品を紹介しますので、ぜひ映画を選ぶ参考にしてください。

日本人の心を一番わかりやすく観せてくれるのが邦画です。CMや番組の映画コーナーなどで新作を目にするケースも多く、「泣ける映画」に邦画を選ぶ方も多いはずです。邦画であれば、自分の今の生活環境に似ている点も多く見つけられますし、感情移入しやすい点でおすすめです。

『花束みたいな恋をした』は誰にでも起こる可能性のある恋愛がテーマの映画です。もしかしたら、明日のあなたが描かれているのかも？と思えるほど何気ない恋人たちの心の動きが描かれ、ボロボロ泣ける映画に仕上がっています。

嗚咽するほど泣く映画と言えば『万引き家族』です。国内外で多くの賞を受賞しています。映画の始まりは家族の物語かのように見えますが、物語が進んでいくと複雑にもつれあった人間関係が一つ屋根の下にあることがわかり始め・・・。本当の家族とは何かを観る人に問いかける映画です。

洋画で「泣ける映画」を観たとき、切なさや悲しみには国境がないと思い知らされます。肌の色が違っても感じる気持ちは同じだと思うと、それだけで観てよかった感じるはずです。恋人・家族・友達を思い、涙する洋画は邦画とは違った感動を与えてくれます。

『ものすごくうるさくてありえないほど近い』はアスペルガー症候群の息子とその父親のお話です。人との関わりを持つために「調査探検」遊びをしていた父と息子は、アメリカ同時多発テロによって引き裂かれます。父の死後、息子が一人でニューヨークの幻の第6区を探す旅に出ますが、そのエンディングには号泣間違いなしです。

思いっきり泣ける映画と言えば『チョコレートドーナツ』です。差別や偏見が描かれていて、つらい場面も多いですが主人公の心の温かさに心が打たれます。アメリカで高い評価を受けていながら、日本ではLGBTへの理解度が低いため、当初なかなか上映される映画館が少なかったなど社会的偏見についても考えされる映画です。

アニメ映画にも「泣ける映画」はたくさん存在します。日本国民なら誰もが知っている『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』もその1つです。映画ではテレビで放送されているお話とは、また違ったスペシャルな物語が展開し、観る人は感動の渦に呑み込まれるはずです。

映画で観る『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』は2作品へのこれまでの認識を覆してしまうほどの破壊力があります。お子さんはもちろん、親世代でも十分に見応えのある作品ですので、ぜひご覧ください。

帰りたいのに、二度と帰れないのが昔の自分です。家族愛や友情も時間をかけて少しずつ変化し、どんなに懐かしく振り返ってみても、あの頃には戻れないのです。そんな、切ない気持ちを代弁してくれるのも映画の世界の魅力といえます。

『プーと大人になった僕』は、大人になったクリストファーがプーと再会するお話です。二人でもう一度思い出の森に帰るシーンでは、忘れていた子どもの頃の気持ちが蘇る感動が味わえます。駆け足で過ぎていく毎日の生活の中で、ちょっと立ち止まるチャンスを与えてくれる作品です。

恋愛をテーマにした「泣ける映画」はたくさんあります。ラブストーリーはどんな結末でも胸がキュンキュンし、涙する方は多いです。特に悲恋となると、その切なさから号泣する方も少なくありません。ハッピーエンドでも悲しい結末でも号泣できるラブストーリーはまさに「泣ける映画」の代表といえます。

『君の名は。』は、言わずと知れた新海誠監督の作品です。公開するや否や大ヒットとなり、リピートで観る方も続出しました。時代を超えてすれ違う男女は、それだけで切なさでいっぱいです。忘れたくない、思い出したい愛しい人の名前を追って翻弄する二人の結末は、ぜひ映画を観てお確かめください。

ヒューマンドラマも「泣ける映画」が数多くあるジャンルの1つです。また、ヒューマンドラマの特徴は、不屈の精神で困難に立ち向かう姿に心を打たれるもの・登場人物の心の葛藤に共感するもの・実在した著名人に焦点をあてたものなど、内容が幅広い点にあります。

『ショーシャンクの空に』は1994年の作品ですが、好きな映画として挙げる方がとても多く、さまざまな映画のおすすめランキングでも毎回上位にくるほど、多くの人の心に残る名作です。冤罪で捕まり終身刑の判決を受けた主人公の、絶望する中でもかすかな希望を胸に行動を続ける姿が、見ている人にも感動と希望を与えてくれます。

動物と人との交流をテーマとした動物映画も、「泣ける映画」があります。はじめは人を敬遠していた動物が少しずつ心を開いていく様や、盲導犬など人と動物が助け合って生きていく様子など、人と動物の間だからこそ生まれる信頼関係は、人間模様にはない感動を与えてくれます。

『クイール』は、実在したラブラドールレトリーバーの盲導犬、クイールの生涯を描いた作品です。少しずつでも立派に盲導犬として成長してく様や、さまざまな人との出会いと別れを繰り返しながらもパートナーと歩んでいく姿は、見る人の心を温かくしてくれます。

戦争には悲しい物語がつきものです。平和な時代を生きる私たちにとって想像を絶する世界が展開し、どうすることもできない思いが押し寄せてきます。戦争の中を生きる家族や恋人たちの計り知れない感情を、映画は教えてくれるのです。

『プライベートライアン』は、数ある戦争映画の中でも最高傑作と評価される作品です。スピルバーグ監督が描く戦争は目をそむけたくなる悲惨なシーンが続き、リアルな戦争を私たちに見せつけてきます。3時間近くある映画ですが、時間を忘れるほど没入できます。

実話に基づいた映画の中でも日本人なら忘れてはならないのが『ハチ公物語』です。動物が題材となった作品はたくさんありますが、やはり日本での「動物」×「泣ける映画」といえば、『ハチ公物語』を置いて他は見当たりません。感動の度合いや知名度から見ても、間違いなくおすすめ作品です。

『ハチ公物語』は、アメリカでも『HACHI〜約束の犬』の邦題でリメイク版が上映され、秋田犬の一大ブームを巻き起こしました。飼い主に忠実な秋田犬の性格は、今でも全国の愛犬家から愛されています。あなたも真っ直ぐに愛するのを教えてくれる『ハチ公物語』で感動の涙を流しませんか？

映画は作品数が多すぎてなかなか選べないものです。そんなときは、アカデミー賞・ゴールデングローブ賞などの映画賞受賞作品から選ぶのもおすすめです。聴覚障害がある親を持つ聞こえる子供をテーマにした『コーダあいのうた』は、2022年のアカデミー賞で3部門を受賞して話題となりました。

また、邦画でも『ドライブ・マイ・カー』が国際映画賞で同年にアカデミー賞に輝いています。さらに、過去の作品でも日本でも大ヒットした感動長編『タイタニック』や、アニメもディズニー作品の『スートピア』などがあります。まずは受賞作品を観て、好きになった俳優・監督のほかの作品を観るのもおすすめです。

ご紹介した泣ける映画は、Netflix（ネットフリックス）やAmazonプライムを利用すれば、ご自宅で気軽にご覧いただけます。月額料のみで一部の作品を除いて見放題になりますので、気になる映画を次々と視聴できます。

日本ネットフリックスでは作品のランキングやおすすめ映画の紹介があるため、泣ける映画を見つけやすいです。また、泣ける映画をひとつ見ると関連作品やよく似たジャンルの作品がおすすめとしてあがってくるため便利です。特に、長期のお休み時には大活躍してくれますので、ぜひご利用ください。

感動的な作品を観て、思いっきり泣くと心のデトックスにもなります。女性でも男性でも泣ける映画があるので、忙しい毎日の中でストレスを感じている方にはおすすめです。気になる感動作品をいくつかピックアップして、休日にまとめて鑑賞してみませんか？