【2023】ワンピース映画のおすすめ10選｜最高傑作は？人気のフィルムZも

1997年に少年ジャンプで連載がスタートしたワンピースは、2022年に25周年を迎えました。コミックは大台の100巻を超え、全世界累計発行部数は5億1000万部を突破し、海外での人気も絶大です。

アニメや漫画はもちろんですが、映画も公開されるたびに大きな話題を集めています。最新作は2022年8月公開されました。ワンピースの映画では初となるIMAX上映も実施され、ますますパワフルな作品を楽しめます。

今回は、「最高傑作」と言われる名作揃いのワンピース映画のおすすめ作品や、最新作『FILM LED』について「ひどい」という口コミが本当なのかについて解説します。「見た目はちょっと頼りない、だけど仲間を思う気持ちは誰にも負けない！」そんな熱い主人公ルフィが巻き起こす爽快なストーリーに酔いしれましょう。

ワンピースは、海賊王を夢見る主人公モンキー・D・ルフィを中心に繰り広げられる海洋冒険ストーリーです。笑いあり、感動ありのエピソードは見る人の心を惹きつけ、今や国民的人気アニメになっています。

ワンピースの映画は2000年から現在まで、15作品が公開されています。夏に最新作が公開されることが多いので、夏休みの楽しみとなっている方も多いですよね。

映画版ワンピースは原作以上ともいえる熱い友情の絆や、迫力の戦闘シーンが見どころになっています。また、オリジナルキャラクターの登場も多く、物語をさらに盛り上げてくれています。1話完結になっているものが多いので、ワンピースのあらすじを知らない方でも楽しみやすいのも魅力の一つです。

ワンピースにはとにかくたくさんの登場人物がいます。「推しキャラ」がいる場合は、そのキャラクターが出ているもの・活躍するものを選ぶと、より映画を楽しめます。

ストーリーが進むに連れ、仲間も増えていくので、シンプルに楽しみたい方・初期のメンバーが好きな人は、古い作品がおすすめです。第1作目の映画『ワンピース』はルフィ・ゾロ・ナミ・ウソップのメンバーしかいませんが、キャラ1人1人の魅力がよく伝わってくる作品です。また、セル画で製作されているので今とは違った味わいも楽しめます。

2019年公開の『ワンピーススタンピード』は、200名以上のキャラクターが登場する豪華作品です。懐かしのキャラから最新のキャラまで大集合しているので、見応え十分です。

歴代のワンピースの映画の興行収入ランキング（※2023年現在）は

1. 2022年　ONE PIECE FILM RED　197億円
2. 2012年　ONE PIECE FILM Z　68億7000万円
3. 2019年　ONE PIECE STAMPEDE　55億5000万円

となっています。1位に輝いた『ONE PIECE FILM RED』は、世界的ヒットとなり東映が配給した中で最も興行収入の高い映画となりました。

全15作のうち8作が興行収入20億円を超えており、人気の高さが伺えます。好みもあるので興行収入が高いほどおもしろい、とは言い切れませんが、作品を選ぶ際のポイントにしてみてもいいです。

ワンピースは、コミカルなキャラクターたちが繰り広げる笑いも魅力のひとつです。一方で、別れ・友情など、感動のシーンもたくさんあります。

映画作品の中で特に感動できると評判なのが『エピソードオブチョッパープラス冬に咲く、軌跡の桜』です。チョッパーとの出会い・決意に胸を打たれ、何度見ても感動できる作品となっています。

また、『エピソードオブアラバスタ砂漠の王女と海賊たち』は、原作でも人気のアラバスタの物語です。感動のラストには涙が止まらなくなります。

音楽を聴くと感動のシーンが蘇るときもあるほど、映画にとって音楽は重要な役割を果たしています。ワンピースの映画は、Mr.Children・BUMP OF CHICKEN・アヴリル ラヴィーンなど、数々の人気アーティストが主題歌を担当しているのも有名です。

映画の楽曲は、イメージに合わせて作られている作品も多いです。映画を選ぶ際は、ぜひ主題歌もチェックしてみましょう。

多くの作品の中でも、最高傑作と名高い映画が『FILM Z』です。多くのランキングサイトでも1位として挙げられており、一度見るべき作品となっています。主人公たちだけでなく、さまざまなキャラクターの活躍がみられるのが評判の理由です。

しかし、匿名掲示板（なんJ）や知恵袋では違う作品が人気作として挙がっています。まず匿名掲示板では、『オマツリ男爵と秘密の島』『エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』が、人気投票で上位になって地上波放送されてほしいという理由で人気です。

一方知恵袋では、このシーンで熱くなった・原作に準拠しているなどの理由から、『STRONG WORLD』『STAMPEDE』が人気作として挙がっています。

ワンピース映画の最新作は「ONEPIECE FILM LED(ワンピースフィルムレッド)」です。興行収入が197億円を突破した大ヒット映画のため、気になっている方も多いと思います。映画の舞台となるのは、音楽の島・エレジアです。そこでは、今まで素性を隠して活動をしていた歌手・ウタが初めて公の場に姿を現してライブを行おうとしていました。

実は、エレジアにはルフィたち麦わらの一味もやってきていて、そこでウタの姿を見たルフィは、彼女が幼なじみであることに気づきます。シャンクスの娘であるウタが巻き起こす、世界中の人々を幸せにする「大きな計画」とは一体何なのか＿＿＿

これまでの作品よりも頻繁に歌が出てくることや、ストーリーの作りが独特なことから「ひどい」と評する方もいます。しかし、初めてワンピースの映画を見る方やお子様にもわかりやすい作りとなっています。

2023年1月29日に終映となった「ONEPIECE FILM LED」ですが、好評につき10月20日から1ヶ月間アンコール上映されます。全国300館規模で再上映されますが、いつまで上映されているかはお近くの映画館で確認してください。

アンコール上映はUHD BD・BD・DVD・配信への収録の際にリテイクを行った特別版を、4Kアップコンバートしたものです。映画館によっては4K非対応の場合もあるため事前チェックするのがおすすめです。

さらに今回の上映は声だしOKのウタLIVE in 映画館のため、ハンドクラップ・サイリウムも持ち込み可です。前売券の特典としてルフィとウタの特典ステッカー付きが、全国5万枚限定で販売されます。　

ワンピースの映画は、ほとんどがオリジナルのストーリーで、原作とのつながりがないため、どの順番で見ても楽しめます。時系列で考えても公開順とほぼ同じですが、『エピソードオブアラバスタ砂漠の王女と海賊たち』のみ異なります。アニメのアラバスタ編が人気があったため、月日が経ってから制作・公開されたためです。

そのため、エピソードオブアラバスタは2002年公開『珍獣島のチョッパー王国』・2003年公開『デッドエンドの冒険』の間に見るのをおすすめします。仲間が増えていく流れやルフィたちの成長過程が楽しめます。

Netflixは2020年に、ワンピースの実写ドラマ配信をすることを発表しました。現状配信日までは公開されていませんがキャストは続々と発表され、ロロノア・ゾロ役は新田真剣佑さんです。また、尾田栄一郎さんも制作総指揮として参加しています。

さらに、アーロン・バギー・アルビダなど初期のファンには嬉しい懐かしい敵キャラクターの登場します。気になる方はぜひ検索してみてください。

ワンピースの映画は、ルフィの正義を貫く強い信念・仲間を思う熱い気持ちに心を打たれます。また、ルフィを取り巻く個性豊かなキャラクターたちも魅力です。スリリングなストーリーからほんわかした作品まで、さまざまな映画があるので、お気に入りを見つけてワンピースの世界を楽しみましょう。