電気ホットサンドメーカーのおすすめ12選｜パン以外のレシピ・口コミも

最近テレビや雑誌でよく見かける写真映えするようなホットサンドですが「自宅でも作れたらいいな…」と思う方も多いはずです。そんな方におすすめなのが、具材を挟むだけでホットサンドが焼きあがる電気式ホットサンドメーカーです。

電気式ホットサンドメーカーは、直火式よりも失敗するリスクが少ないのが特徴。また本命のホットサンドだけでなく、おつまみやドーナツ・ワッフルも焼けるなど使い方が豊富な商品もあります。そのため、どんな電気式ホットサンドメーカーを選べば美味しいホットサンドが作れるのか迷うはずです。

そこで、この記事では電気式ホットサンドメーカーの選び方・おすすめ商品のほかに「写真映えするようなホットサンドを作りたい！」方向けの、美味しいホットサンドを作るコツも紹介します。さらにパン以外のレシピやアイリスオーヤマなど人気メーカーも紹介するのでぜひ参考にしてくだい。

ホットサンドメーカーには電気式と直火式がありますが「加熱方法以外にあまり違いはないのでは？」と思う方も多いはずです。

2つの大きなメリットは安全性と機能性の高さです。電気で加熱する電気式は、パンに具材を挟んでセットすれば、あとは待つだけなので子どもでも使用できます。さらに、上下のプレートにムラなく熱が通るので、きれいに焼けて失敗するリスクが低いのも魅力です。

しかし電気が必要な分重量があり、電気が使えないアウトドアには不向きなデメリットもあります。それでも、プレートが取り外せるタイプであれば焼き目のアレンジやホットサンド以外にお菓子作りができる製品もあるので、1台持っているとさまざまな用途で使用でき、デメリット以上の機能性があります。

調理家電を選ぶとき、消費電力が直接何に関係しているか分からない方は多いのではないでしょうか？電気式ホットサンドメーカーの消費電力は、食感に関わってきます。

パンの表面がカリッとした焼き上がりが好みの方は、600W～900W程度の電気式ホットサンドメーカーがおすすめです。消費電力は焼き上がりまでの時間にも影響しますが、600Wであれば早くて5分で焼きあがる商品もあります。

ほとんどの電気式ホットサンドメーカーは、電源ボタンがなくコンセントを指すと加熱が始まるタイプです。簡単に使えるメリットはありますが、コンセントの抜き忘れがあると危険です。

家族で使ったり、子どもがいる家庭で使ったりする場合は、電源のON・OFFができる商品がおすすめです。さらに、一定時間電源ONになっていると自動でOFFになる機能もあります。安全性の高い商品をチェックしましょう。

電気式ホットサンドメーカーは直火式と違い、指定の時間で加熱すれば焦げる心配はほぼありません。火加減の調整も不要なので、加熱中はその場から離れられ、朝の準備を進めることも可能です。しかしその場から離れると、加熱していることを忘れてしまう可能性もゼロではありません。そこで便利なのがタイマー機能です。

長時間の加熱は焦げる原因にもなり、パンが乾燥してパサパサになってしまいます。安全性だけではなく、美味しいホットサンドを作るためにもあるいい機能です。

電気式ホットサンドメーカーには、シングルとダブルがありそれぞれ焼ける枚数が違います。

• シングル・・・食パン2枚を使用しホットサンド1つ分が焼ける
• ダブル・・・食パン4枚を使用しホットサンド2つ分が同時に焼ける

一人暮らしであればシングルで十分ですが、2人以上の複数人で使用する場合はダブルを選ぶと調理時間の時短にもなります。シングルよりダブルのほうが価格は上がりますが、どちらも安いものであれば3000円以下で購入が可能です。

ホットサンドメーカーの醍醐味はいろいろな具材を挟んで焼けるところですよね。とくに耳まで焼けるタイプを選んだ方や、具だくさんのホットサンドを作りたい方は圧着性が重要です。プレートのフチにある溝に圧がかかることで、パンのフチが圧着される仕組みになっています。

耳ごと挟めるため、パンを耳まで美味しく食べたい方におすすめです。圧着性が高いホットサンドメーカーであれば、きれいなホットサンドが焼きあがるだけでなく、食べるときに中身が飛び出す心配が少ないです。

製品だけを見てしっかり圧着する商品か見極めるのは難しいですが、口コミや評価で確認することをおすすめします。

電気式ホットサンドメーカーのデメリットは、本体を洗えない点です。しかし、プレートが取り外せるタイプであれば、プレートの水洗いが可能なのでお手入れもしやすくなります。さらに、水で洗えることで、焼きおにぎりなどプレートにくっつく可能性がある調理もできます。

プレートが取り外せないタイプのお手入れは、水拭きやアルコール消毒をする程度しかできません。ホットサンド以外のものを作ってプレートに付いてしまうと、汚れやニオイが取れなくなります。

ホットサンドメーカーを使って、写真映えするホットサンドを作りたい方もいるはずです。プレートが取り外せるタイプであれば、焼き目のデザインが変えられる製品もあり、網目模様以外の柄やキャラクターのホットサンドが作れます。ホットサンド以外にもワッフルやたい焼きなどのプレートに変えてお菓子作りも可能です。

プレート交換ができる製品は、価格が相場より高くなったり追加でプレートの購入が必要になったりますが、さまざまな用途で使えるのでレシピの幅も広がります。

オリジナルのホットプレートで有名な、ライフスタイルブランドのブルーノですが、電気式ホットサンドメーカーの評価も高いです。ブルーノらしいかわいいカラー展開が特徴で、ほかのアイテムと揃えてキッチンに置いておくだけでも気分が上がります。

交換できるプレートの種類も充実しており、定番のワッフルやたい焼き以外に、焼き菓子・タルトが焼けるプレートもあります。プレゼントやお祝いのギフトにも喜ばれること間違いなしです。

コスパのいい製品が多いことで知られているアイリスオーヤマは、電気式ホットサンドメーカーも取り扱っています。ホットサンドだけでなく、ワッフル・ドーナツ・パニーニまで焼けるプレートが付いています。

耳まで焼けるタイプや変色を防げるブラックシリコン塗装仕上げのタイプもあり、使いやすさに重点を置いた製品が人気を呼んでいます。

ビタントニオは、『毎日の暮らしをていねいに』をコンセプトにしているキッチン用品ブランドです。900Wのホットサンドメーカーを取り扱っており、カリっとした食感のホットサンドを焼き上げることができます。

付属のプレートはワッフルとマルチプレートですが、数種類のプレートが追加で購入できるので、さまざまな用途で使用できます。『グート』シリーズは、上下のプレートで3.2cmもの厚みがあるため分厚いパンや具だくさんのホットサンドにも対応できます。

マクロスは『皆様の生活をもっと豊かに快適に。』をモットーに調理家電や一般家電・健康器具などの商品を取り扱っているブランドです。特にマクロスのホットサンドメーカーは、グリルが可能なプレートを付属しているため、家族とのキャンプや友人とのパーティーにも活躍できます。

また温度調節も「低」｢中」「高」と3段階に分けられているため、焼き加減を調整できるのもメリットです。たとえばホットサンドの場合、外はカリッと中の具材は柔らかくジューシーに焼き上げることも可能で、焼き加減を自由に調整して自分だけのオリジナルホットサンドが楽しめます。ぜひチェックしてみてください。

直火式より焦げる心配が少ない電気式ホットサンドメーカーですが、せっかく作るならより美味しいホットサンドを作りたいですよね。美味しいホットサンドを作るコツを解説します。

1. 焼き時間はタイマーを活用する｜電気式でも長時間加熱するとパンが焦げてしまいます。タイマー機能やキッチンタイマーを使用して取り扱い説明書通りの時間で加熱しましょう。
2. 火が通りにくい食材は避ける｜ムラなく熱が通る電気式ですが火を通していないじゃがいもや生肉は電気だけでは加熱しきれない可能性があります。一旦火を通してから加熱しましょう。
3. 焼けた後はすぐにお皿に置かない｜出来上がったホットサンドをすぐお皿に置いてしまうと蒸気でふやけてしまいます。網やざるのなどに数分置いておくとカリっとした食感になります。
4. カットの断面をイメージする｜写真映えを意識するならカットの断面をイメージして具材を配置しましょう。きれいな断面はより美味しそうに感じられます。

ホットサンドメーカーを使ったレシピとしておすすめなのが『無印良品のカレー』を使用したアレンジ料理です。自宅だけでなくアウトドアシーンでもおすすめなので、ぜひ作ってみてください。

【材料】

• 食パン（8枚切りがおすすめ）：4枚
• 卵：1個
• モッツァレラチーズ：20gほど
• 無印良品のカレー：大さじ4

【作り方】

1. 湯を沸かし卵入れる（所要時間8分）
2. 並行して無印良品のカレーも湯で温める
3. 茹でた卵を冷水で冷やし殻を剥く
4. 剥いた卵をくし切りにする
5. 食パンにモッツァレラチーズとくし切りした卵を順に入れる
6. 最後にカレーを入れて、もう1枚の食パンではさむ
7. あとはホットサンドメーカーで3分ほど焼けば完成

電気式ホットサンドメーカーで簡単できるパン以外を使うレシピを紹介します。2品紹介するので電気式ホットサンドメーカーを使ってぜひ作ってみましょう。

お好み焼きのレシピを紹介します。材料は、基本的なお好み焼きを作るときと同じでホットサンドメーカーを使うことで簡単に作れます。

1. キャベツを細かく切る。
2. 容器にお好み焼き粉・水・卵・紅ショウガ・天かすを入れて混ぜる。
3. キャベツを加えて空気を含ませるように混ぜ合わせる
4. プレートを火をかけ、油を塗る。
5. プレートが熱くなったら、生地を流し込み、豚肉をのせる。
6. プレートを閉じて弱火で3分ほどじっくり焼く。
7. プレートを返して反対側も同じように焼く
8. 火が通っているか確認して、焼けていればソースとマヨネーズをかけて完成

肉巻きおにぎりのレシピを紹介します。材料は、豚肉・白米・焼肉のタレの3つ。食欲のそそる見た目で子どもにも大人気のメニューです。

1. 白米で小さめのサイズの俵型のおにぎりを作る
2. 俵型のおにぎりに豚肉を巻く
3. プレートを油を塗って肉巻きおにぎりをならべる
4. 上から焼肉のタレをかけます。
5. プレートを閉じて弱火で焼く
6. 片面の肉に火が通ったら、プレートを返して同じように焼く
7. 両面がしっかりと焼ければ完成

ここまで電気式ホットサンドメーカーを紹介してきましたが、「アウトドアで使いたい」など直火式が気になる方もいますよね。簡単に直火式ホットサンドメーカーの魅力・選び方を紹介します。

【直火式ホットサンドメーカーの魅力】

• キャンプやアウトドアな場面でホットサンドを作れる
• 電気式より強い火力で作るためこんがり・カリっとした食感になる

【直火式ホットサンドメーカーの選び方】

• 重さをチェック｜素材・サイズで重さが大きく変わるので要チェック
• 素材で選ぶ｜フッ素加工してあると焦げ付きにくいためいろいろな料理にも使える
• プレートが分解できるか｜直火式は丸洗いできるが取り外しタイプは手入れがしやすい

何を挟んでも美味しくなるホットサンドは、電気式ホットサンドメーカーで簡単に作れます。自分のこだわり・用途に合ったホットサンドメーカーで、美味しいホットサンドを作りましょう。