ギア別ガレージブランド6選！ガレージブランドはダサいって本当？

ガレージブランドは大手メーカーではなく、個人や小規模で販売しているブランドのことを指します。販売数は少ないですが、その分高品質でオリジナリティあふれる商品が多く、SNSや口コミで話題となって人気になるのが特徴です。

大手メーカーにはない痒いところに手が届くようなユーザー目線で開発された商品も多くあります。また、独自なデザインを施した商品もあるため、他の人とかぶりにくいのもポイントで、おしゃれにこだわる方にもおすすめです。

そこで本記事では、ガレージブランドの特徴やギア別のおすすめブランドについて詳しく紹介します。いつもとはちょっと違ったキャンプギアを探している方は、大手メーカー製ではなくガレージブランドの中から選んでみましょう。

ガレージブランドとは、高品質かつオリジナリティあふれるアイテムを開発・販売しているアウトドアブランドのことです。個人事業や中小企業の新規事業として取り組んでいることが多いですが、明確な定義は定まっていません。

近年キャンプ人気の高まりとともに、キャンプギアの需要や趣向の多様化にも変化が見られ、ニッチなニーズにも応えてくれるガレージブランドが注目されるようになりました。SNSの普及によって以前よりも情報収集がしやすくなったのも人気の後押しをしています。

ガレージブランドは基本的に生産数が少なく、数量限定になることが多いため、手に入れるのがやや難しいのがデメリットです。正規販売以外では定価以上になることも珍しくなく、良くも悪くも希少性の高いブランドです。

2020年に日本初上陸を果たしたミニマルワークス。ユーザーと一緒に感じてきた製品の価値を再解釈し、使いやすく安定性のある製品を提供することに注力しているブランドです。

ミニマルワークスのテントはシンプルながらも最適化されており、設営のしやすさ・コンパクト設計・携行のしやすさなどユーザーの声が製品に反映されています。商品によっては多色展開もされており、お気に入りのカラーのテントを見つけやすいのも魅力です。

コアなキャンパーからも注目されている中国初のブランド・THE FREE SPIRITS。一切の妥協を排し、職人が一張一張丁寧に縫い上げているのが特徴で、あまり良くないイメージを持たれがちな中国ブランドのイメージを払拭しています。

THE FREE SPIRITSのテントは張り姿が非常に美しく、キャンプサイトでも一際目を引くシルエットに魅了される人が大勢います。おしゃれなテントが欲しいなら検討してみる価値のあるブランドです。

心地いいキャンプをというコンセプトをもとに、斬新でワイルド、クールなキャンプギアを扱うsanzoku mountain（山賊山）。焚き火台やテーブルを中心に開発・販売をしているブランドです。

山賊という名前に負けることなく、無骨なデザインのものが多いですが、大手メーカー製にはない独自のデザインが目を引きます。炎のゆらぎは幻想的な光景を提供してくれますが、sanzoku mountainの焚き火台はサイドからも光が漏れ、より一層ムーディーな空間を作り上げてくれるのが魅力です。

源流野営に適した最低限の装備を開発コンセプトとしているRSR。焚き火台やバックパックを中心に製品を開発・販売しています。

RSRの焚き火台で人気なのが、総重量が約160g、A5サイズのポーチに収納できるRSRネイチャーストーブと呼ばれる製品です。火床に囲みをつけることで煙突効果を発生させ、安定した火力を一定時間連続させることができるので、暖を取る以外に煮炊き調理も可能にしています。軽くてコンパクトな焚き火台を探しているならRSRの製品を見てみましょう。

ヘキ美ンドルや黒しま次郎など独特なネーミングセンスを持つThe Arth。テントや雑貨なども扱っていますが、キャンプギアとしてはテーブルをメインで扱っているブランドです。

The Arthのテーブルは六角形のヘキサテーブルのみを販売しています。シンプルな素地のものから派手なデザインのものまで幅広く、カラーバリエーションも豊富です。他の人とかぶりにくいデザインのテーブルが欲しい方は検討してみましょう。

ユーザーがあったらいいなと思うワクワクするキャンプギアを開発・販売するANCAM。素材にアイアンを使用したテーブルをメインに販売しているブランドです。

ANCAMのテーブルは六角形の網状プレートを天板としているのが特徴。商品によって脚部分の固定方法が取り付け、または折りたたみ仕様になっています。また、The Arthのテーブルと組み合わせられるテーブルもあるので、ガレージブランドのみでテーブルを構成したい方はチェックしておきましょう。

近年のキャンプ人気の上昇に併せて、大手メーカーはもちろん、ガレージブランドも注目されるようになってきました。ガレージブランドは大手にはない独創的なデザインの商品が多く、周りとギアがかぶりたくない方にとってはおすすめのブランドです。

しかし、一方ではガレージブランド＝ダサいといった意見を持つ方もいます。デザインや機能性の良し悪しは人それぞれで異なってくるため、有名メーカーだからOK、ガレージブランドだからNGといった偏った意見を気にする必要はありません。

自分の好きなギアを使って開放的な屋外で過ごすのがキャンプの醍醐味なので、人の意見に左右されずに自分の好みを貫きましょう。

ガレージブランドについて紹介しました。キャンプギアは大手メーカー以外にも多くのブランドが参加しており、それぞれがオリジナリティあふれるギアを開発・販売しています。個性的なデザインのギアが欲しい方はガレージブランドの中から探してみましょう。