【2023年版】安藤サクラの映画おすすめ24選｜ヒューマンドラマから新作映画まで紹介

安藤サクラは2007年の映画デビュー以降数々の話題作に出演し、舞台やテレビドラマなどにも活躍の場を広げています。CNNの「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人」の一人に選ばれた経歴があり、国際的にも評価されている演技派俳優です。

力まず自然体の演技が魅力の安藤サクラですが、「普段はどんな人なの？」「たくさんの映画作品に出ているけれど、どれを見るのがおすすめ？」などと気になっている方も多いと思います。

今回は、安藤サクラの映画について解説していきます。出演作品の選び方やジャンル別のおすすめ作品・今後出演予定の作品などご紹介していますので、ぜひ最後までご覧になり見たい作品を探してみてください。

安藤サクラは、俳優の奥田瑛二とエッセイストの安藤和津の間に生まれ、姉は映画監督の安藤桃子という芸能一家で育ちました。二世と言われるのが嫌で学生時代いくつもバイトをし、裕福な家庭に育ったにも関わらず庶民感覚があります。それゆえ、親しみやすさを感じる方でもあります。

2007年、父親が監督を務めた『風の外側』に急遽主役で出演することになり、それを機に本格的に俳優活動を開始。NHKの朝の連続ドラマのヒロインに抜擢されたり、数々の賞を受賞するなど順調に俳優として成長し高く評価されています。旦那は、俳優の柄本佑です。

素の安藤サクラは人見知りが激しく、撮影時に共演者となじめないと委縮して演技に影響が出てしまうそうです。そのため、信頼関係をしっかり気付いた上で撮影にのぞむので恋愛映画は共演者との演技がより濃密に感じられます。

また安藤サクラは人間的に不器用で自分のことを「心も身体も素っ裸みたいな人間」と分析していて、丸腰で体当たりの演技がリアリティを生み、見た人の心を掴みます。どっぷり感情移入したいなら、恋愛作品をぜひ見てみてください。

安藤サクラは共演者との触れ合いを心掛けています。表面的に演じても、カメラを通して偽物だと伝わってしまうからです。そんな安藤サクラだからこそ、『追憶』『家路』などのヒューマンドラマで偽りない人間同士の絆や愛情を表現できたのです。

繊細で感受性が豊かな安藤サクラは、心の機微を表現する演技に優れています。ヒューマンドラマで、安藤サクラの真骨頂をぜひご覧ください。

安藤サクラは幅広い演技で、ファンタジーやコメディ作品でもその存在感を強く印象付けています。頭の回転が速く作品への理解力が深いので、役柄とのシンクロ率が高く驚かされます。

安藤サクラの演技のバリエーションの豊富さが見たいなら、ファンタジーやコメディ作品を選ぶと安藤サクラのさまざまな演技や表情が堪能できます。

漫画や小説が原作の映画化作品は、原作との違いを考察する楽しみがあります。安藤サクラの演技の繊細な部分まで見ると、より深く作品を楽しめます。

安藤サクラは、よしもとばなな原作の『白河夜船』で、友人の死や愛人との関係に戸惑い揺れ動く主人公を演じました。眠ることで現実逃避を続ける主人公の心の変化を安藤サクラがどう演じているか、原作とともにぜひチェックしてみてください。

映画界で高く評価された作品を見てみるのもおすすめです。プロが評価した作品は、胸を打つストーリーや美しい映像、躍動感のある演技などどれも素晴らしく、見る価値があります。

安藤サクラが出演した『万引き家族』は第71回カンヌ国際映画祭の最高賞、パルム・ドールを獲得しています。安藤サクラ自身も、この作品で第42回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を含む11の賞を受賞しています。

また、『百円の恋』でも第39回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を受賞しています。安藤サクラの演技力が高く評価された作品を見て、安藤サクラの魅力をたっぷり味わいましょう。

安藤サクラは、2022年秋に全国公開予定の『ある男』に出演します。亡き夫が実は身分を偽っていたことが判明し、愛していた夫は一体誰だったのかを探る中で見えてくる真実と向き合う難しい役どころです。

芥川賞作家の平野啓一郎の小説が原作のヒューマンミステリーとあって、話題性もあります。公開が今から待ち遠しい作品です。

結婚して母親になり、人間の幅も演技の幅もますます広がっている安藤サクラは、今後より一層の活躍が期待される俳優です。この記事を参考に、安藤サクラの溢れる魅力や人を魅了する演技が詰まった映画を見付けてくださいね。

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