【2023年版】阿部寛の映画おすすめ17選｜ミステリー・コメディなど幅広く紹介

コミカルな三枚目からからシリアスな役どころまで、幅広い役をこなす俳優といえば、阿部寛を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。特に最近はコメディタッチの作品に多く出演されており、彫りの深い端正な顔立ちと、振り切った演技のギャップに魅了される人が増えています。

圧倒的な存在感と、確かな演技力で、日本アカデミー賞の主演男優賞など、数々の賞も受賞。役によって雰囲気が全く変わるので、次はどんな役を演じるのか注目されている俳優のひとりです。

今や日本の映画界にかかせない人気俳優、阿部寛が出演しているおすすめの映画をご紹介します。人気ドラマの映画作品や、最新の映画情報もご案内しますので、ぜひ最後までご覧ください。

阿部寛は1964年生まれ、神奈川県横浜市出身です。大学在学中、姉に進められて応募した「ノンノボーイフレンド大賞」で見事グランプリを受賞。その後189cmという高身長を生かしてモデルとして活躍します。1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビューを果たしますが、思うように仕事がもらえない時期が続いたそうです。自分自身と向き合い、体当たりで向かった演技が少しずつ評価されるようになり、今や実力派俳優に。主演映画も多く、うまい演技にも定評があります。

阿部寛はたくさんの映画作品に出演しています。阿部寛の映画の選び方をご紹介していきましょう。

好きなジャンルの映画なら、より楽しく見ることができます。何を見ようか迷ったら、まずはジャンルから選んでみましょう。

阿部寛をコメディも完璧にこなす俳優として印象付けた作品といえば『テルマエ・ロマエ』です。この作品では日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞しています。古代ローマ人、という特殊な役どころを違和感なく演じられるのは阿部寛しかいないでしょう。コミカルな演技と圧倒的な存在感が際立った作品となっています。

2018年に公開された『のみとり侍』は時代劇コメディです。阿部寛のコメディセンスがきらりと光ります。脇を固める豪華キャストも見どころのひとつです。

阿部寛が主役の刑事加賀恭一郎を演じ、人気を博した『新参者』シリーズが映画でも話題を呼びました。映画になった作品は2012年公開の『麒麟の翼』と2018年に公開され、シリーズ完結作となった『祈りの幕が降りる時』の2本です。事件を解決に導く、加賀の鋭い推理力と、人と人との見えないつながりがキーポイントになっており、先が読めない展開にどんどん惹き込まれていきます。

『歩いても歩いても』は何気ない日常を切り取った是枝監督らしい作品です。最近は個性的な役どころが目立つ阿部寛ですが、どこにでもいそうなちょっと地味な役どころにもさりげなく存在感を持たせる演技は流石です。誇張されない自然な演技も心地よく、穏やかで温かい作品に仕上がっています。

『青い鳥』ではいじめ問題に正面から向き合う、吃音の教師を演じています。重いテーマですが、不器用ながら一生懸命生徒に接する先生の姿に胸を打たれます。

重松清のベストセラー小説で、2度にわたりドラマ化された『とんび』。待望の映画版では阿部寛が主演をつとめました。突然妻に先立たれてしまったヤスが、試行錯誤しながら息子を愛し育ててていく姿は涙なくしては見られません。

『護られなかった者たちへ』は社会問題に切り込んだミステリー。明るいテーマではありませんが、事件の真相を負う刑事演じる阿部寛の迫力と演技力が光る作品です。

阿部寛が出演されている映画は、ドラマが人気を呼び、映画化されたものもたくさんあります。主演をつとめている『新参者』シリーズや『トリック』が有名ですが、2007年に公開され、81億の興行収入をおさめた『HERO』にもテレビドラマシリーズから出演しています。

阿部寛の最新映画は『異動辞令は音楽隊』です。阿部寛演じる、違法すれすれの捜査を繰り返す鬼刑事が辞令を受けた移動先はなんと警察音楽隊。笑いあり、感動ありの心あたたまるストーリーを、阿部寛がどう盛り上げてくれるのか期待されます。清野菜名や磯村勇斗など、今をときめく豪華な共演者も見どころとなっています。2022年8月26日公開です。

阿部寛は、見れば見るほど、惹き込まれていく不思議な魅力を持っています。シリアスな役なのに、くすっと笑ってしまうような人物は、彼だからこそ作れるキャラクターでしょう。この記事を参考にたくさんの人に愛される阿部寛の作品を堪能してくださいね。

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