橘玲さんのおすすめ小説5選|新刊の情報や評判・ブログまで詳しく解説

現代は格差社会とも言われ、お金の不安を感じる人も増えています。こういった不安定で生きづらい社会の現実からは、つい目を背けてしまっていませんか？それでは何の解決にもなりません。生き抜くには現実をありのまま見つめ、必要な知識をつけるのが第一歩です。

その参考になるのが橘玲さんの本です。橘玲さんは多くのベストセラーを出している評判の作家で、サスペンスの物語を楽しみながら金融・税金などの知識もつく小説や、経済関連のビジネス書を発表しています。

この記事ではそんな橘玲さんのおすすめ小説について紹介します。橘玲さんの経歴や「言ってはいけない」など小説以外のビジネス書籍についても解説しますので、参考にしてください。さらに、思想がわかる公式ブログや、新刊「無理ゲー社会」の情報もお伝えします。

お金に関するビジネス書も多く発表している橘玲さんは、小説にも金融・経済の要素を盛り込んでいます。そのため、投資や税金の知識を得ながら壮大な物語を楽しめるサスペンス作品が多いです。また、作品の舞台は香港・ハワイ・シンガポールなどの海外が多く、旅行している気分になれます。

橘玲さんは「マネーロンダリング」で作家デビューした同年に、資産形成などについて書いた「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を発表しました。小説以外にもこのような投資・社会批評・人生論などに関するビジネス書を多数書いており、ベストセラーになるほどの評判の高い書籍がいくつもあります。

2017年の新書大賞を受賞した、橘玲さんの代表作です。「努力すればどんな困難も乗り越えられる」といった日本人にありがちな考えをきれいごとだと断じ、遺伝的要因は努力で克服できないと、残酷な現実を突きつけます。

その上で、何ができて何ができないかを見極め、上手に生きる方法を提案しています。遺伝によって才能が決まる点についてより深く追求した、続編の「もっと言ってはいけない」も好評です。

2002年に発表され、30万部のベストセラーとなった資本論の名著です。現在では新版も出ています。タイトルの黄金の羽根とはお金を得る近道のことです。それを得るには制度の仕組みを知り、活用する必要があると説いています。資産形成の方法などについてわかりやすく記されており、さまざまな金融知識を身に付けられる書籍です。

橘玲さんの集大成とも呼ばれている書籍です。金融資産・人的資本・社会資本の3つの資本を設計し、幸福を感じられる人生の基盤とするよう提案しています。

この3つはどうしたら充実させられるかについて解説するとともに、3つの資本の組み合わせによる超充・リア充からプア充・貧困までの8つの人生パターンを紹介した、幸福な人生の参考書です。

橘玲さんの作品が気になった方は、新刊もチェックしてみましょう。2021年に発表された「無理ゲー社会」では、自由競争社会で発生した格差について解き明かし、攻略できないゲームのようになった現代社会の残酷さを包み隠さず書いています。

また、そんな社会での生存戦略を書いた続編「裏道を行け　ディストピア世界をHACKする」も注目作です。

橘玲さんの小説・書籍は社会の残酷さを見せつけながらも、その中でどうやって豊かに生きていくかのヒントを示しています。現代社会が抱える問題について深く知りたいと考えている方は、一度読んでみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。