チタン水筒おすすめ7選｜チタンボトルのデメリットは？サーモスやスノーピークも

アウトドアで水筒を使うなら、軽くて頑丈な製品が欲しいですよね。そんな方におすすめなのが、チタン水筒です。ステンレスより比重が軽く持ち運びやすいだけでなく、塩分が入った飲み物を入れても錆びないので長い間使えます。

金属製の水筒はサビ臭いイメージがありますが、チタン製の水筒は酸化しないので、飲み物に金属臭が移らず美味しく飲めます。しかし、ステンレス製の水筒に比べて圧倒的に高価なため、購入に踏み切れない人も多いですよね。

そこで今回は、チタン水筒・チタンボトルの魅力や選び方について詳しく解説した上で、日本製メーカーやサーモス等の有名メーカーのおすすめ商品を紹介します。チタン水筒にデメリットはあるのかについても必見です。チタン製の水筒に興味のある方は、ぜひチェックしてください。

チタン水筒は名前通りチタン合金が使われていて、ステンレス水筒と同様に商品のラインナップが充実しているのが特徴です。ステンレス合金よりも比重が軽く、製品の重量が200g程度に抑えられるため、携帯性に優れています。

腐食しづらい上に、剥がれやすいフッ素コーティングが施されていないので、耐久性が高く長い間使えます。デザインがシンプルで高級感もあるため、アウトドアだけでなく日常生活でも気兼ねなく使えるのも魅力的です。

ステンレス水筒特有の鉄の臭いが生じず、金属臭が気になる方でも安心して利用できます。抗菌作用が強く水筒の中身が長持ちする上に、酸や塩分のあるものも入れられるので、飲み物を美味しく飲みたい方におすすめです。

チタン水筒は耐久性が高く抗菌作用がありますが、その性能の高さ、そして金属の特性からくる加工の難しさから価格が高くなってしまうデメリットがあります。またチタンは薄く加工すればするほど変形しやすくなるため、デザイン性を重視する方にはシンプルすぎる場合も。

でも価格は上がりますが長期的に使用できるので、お気に入りが見つかれば高コスパともいえます。長く同じものを愛用したい方におすすめの素材です。

チタン水筒にも、構造がシンプルなシングルウォールタイプと、真空層を持つ魔法瓶タイプの2種類の製品が存在します。断熱層のないシングルウォールタイプは、保温性が低いものの、非常に軽量なので携帯性にこだわる方におすすめです。

一方で、2重壁を搭載した魔法瓶タイプの水筒は、ステンレス製よりも優れた保温性能を持ちます。フッ素コーティングがかけられていないので、水筒内部の洗浄を簡単に行えるのもメリットです。

一般的なサイズのチタン水筒では、容量が500ml程度になるので、ペットボトルと同じように持ち運べます。しかし、暑い夏場にはすぐに飲み切ってしまうため、屋外で使用する場合は容量の大きい水筒を選びましょう。

大容量タイプの商品ラインナップは少ないものの、1.8Lの容量を持つ製品が存在します。周囲の環境により必要な水分量は異なりますが、1Lあれば水分不足になりづらいため、登山やキャンプなどの屋外で使う場合は、容量が1L以上の水筒を選びましょう。

大容量のチタン水筒の中には、上側に水筒内の飲み物を注げるコップ付きのものもあります。水筒の口から直接飲む直飲みタイプの製品に比べて、飲み物に細菌が繁殖しづらく衛生的に飲めるので、長期間キャンプ生活を行う方におすすめです。

飲み物の量をコントロールしやすいため、水分の取りすぎを防ぎたい方にも向いています。また、内容物が熱すぎる場合でも素早く冷ませるので、温かい飲み物を快適に飲めるのもメリットです。軽量のものを選ぶなら、回転させて開栓するスクリュータイプがおすすめです。

また、運動中や外出時には、ボタンを押すだけで開栓できるワンタッチタイプもチェックしてみましょう。

チタン水筒を選ぶ際は、デザインや持ちやすさなどもチェックしてみましょう。チタンは加工が難しいのがデメリットですが、外側をペイントしてカラフルにしたものや、持ち手が付いていて使いやすい商品などもあります。

くびれや持ち手などがあるデザインだと扱いやすく、キャンプや登山でも重宝します。また、退色が起こりにくいものを選ぶなら、酸化処理が施された発色のいい商品を選ぶのがおすすめです。

日本のクラウドファンディング発のブランドであるTIRTANは、高品質な日本製のチタン水筒を販売しています。純チタンで作られていて、有害な化学薬品のコーティングも付いていないので、安心して水筒を使い続けたい方におすすめです。

TIRTANのチタン水筒の中には、Diamond加工が施されていて、高級感のある光沢を放つ製品も存在します。そのため、美しいチタン水筒を求めている方にもおすすめです。

中国発の大手アウトドアブランドである、Boundless Voyageのチタン水筒は、コスパに優れていているのが特徴です。シンプルなシングルウォール構造で壊れにくい上に、1万円未満で購入できるため、安くて頑丈なチタン水筒を求めている方におすすめです。

大型のモデルは容量が1,050mlもあるのにも関わらず、重量が237gと軽量なので、屋外にも気軽に持ち運べます。直火にかけて飲み物を温められるのも魅力的です。

スノーピークでは、オーロラボトル800と呼ばれるチタン水筒を販売していて、カラーバリエーションが豊富にあるのが特徴です。オーロラのような色合いを持つレインボーカラーもあるので、おしゃれなチタン水筒を求めている方におすすめです。

1枚の円盤チタンからできているため、溶接の継ぎ目から液体が漏れる心配がありません。商品名のとおり容量も800mlと比較的大きいので、キャンプ用の水筒を探している方にも向いています。

魔法瓶メーカーとして有名なサーモスは、ステンレス水筒を扱っているイメージが強いですが、チタン水筒も販売しています。ダブルウォール構造にも関わらず、重量が210gと軽量なので、軽くて保冷性に優れたチタン水筒を求めている方に向いています。

蓋の部分がコップになっているため、飲み物の鮮度を保ちやすいのもメリットです。しかし、製品の価格が高騰していて、3万円以上支払わないと購入できないので、気軽に手に入れられないのが欠点です。

スケーターは奈良県に拠点を置くメーカーで、高性能なランチジャーや水筒などを販売しています。アウトドア小物にも特化しており、お手入れが簡単でおしゃれなチタン製のスクリュー型水筒などを展開しています。

「超軽量チタン製マグボトル」は500mlサイズで370gと軽く、スリムボトルなので氷も入れやすい形状です。本体部分に曲がりがなくパッキンなども取り外せるため、メンテナンスが楽で清潔に使用できます。

TITAN MANIA（チタンマニア）は、大阪にあるチタン製品専門ブランドです。キャンプやアウトドア好きな方々に満足してもらえるような高品質のキャンプギアを届けています。

チタン製のスキットルはアルコール度数の高いお酒を入れるのにおすすめの水筒です。軽量でサビにも強く、金属臭が少ないためお酒の味が楽しめます。

カナダのトロントにある、Thingyfy Ti22が考案したチタン水筒は、素材の品質の高さからクラウドファインディングで話題を呼びました。医療グレード（純度99.9%以上）の純チタンを使用していて、海水や酸に付けてもほとんど腐食しないので、一生使えるのが特徴です。

空気や光によって科学反応が起こり、細菌の繁殖を抑えてくれるため、ミルクコーヒー等の飲み物が3倍の時間長持ちします。また、True Vacuumと呼ばれる独自技術により、完全な真空の層が形成されているので、飲み物の温度の変化も最小限に抑えてくれます。

食洗機にも対応しているのでお手入れも簡単です。デザインもシンプルな上に、コンパクトで持ち運びやすく、日常生活を含めた幅広いシーンで使えるのも魅力的です。

チタン水筒は、機能性や耐久性に優れているだけでなく、見た目が美しいのが魅力的です。チタン水筒の選び方や各メーカーの商品の特徴について理解して、自分に合ったお気に入りの製品を選び、アウトドア生活を楽しみましょう。