和山やまさんのおすすめ漫画4選|「このマンガがすごい」に選ばれた？単行本化されたものも紹介

コメディ漫画は、読むだけで楽しい気持ちになります。笑える話題作を読みたい方におすすめしたいのが、和山やまさんの漫画です。

和山やまさんの漫画は、『このマンガがすごい』など数々の賞を受賞している『女の園の星』や、ドラマ化されている『夢中さ、君に。』。実写映画化が決定している『カラオケ行こ！』などの名作が揃っています。

クスっと笑えるシーンや思わず声をあげて笑ってしまうシーンなど、独特のギャクセンスが魅力です。この記事では、和山やまさんの漫画の特徴やおすすめ作品をご紹介します。作品数は少ないものの、どれも人気漫画なのでチェックしてみましょう。

和山やまさんの漫画には、独特の間や雰囲気があるのが特徴です。読んでいると、声を上げて笑えるシーンやクスっと笑えるシーンなど、シリアスなギャグセンスが天才的と言われています。日常的な会話の中の、キャラたちの言い回しや表情が楽しく、物語に引き込まれます。

『女の園の星』は『このマンガがすごい』や『マンガ大賞』など数々の賞を受賞する人気漫画です。既刊2巻ながらも累計発行部数はミリオンセラーを達成しています。ある女子高の国語教師・星先生を中心に、生徒たちや同僚の教師たちとの日常を描くコメディ漫画です。

大人しく真面目で常に無表情の星先生は、温厚で発言が面白く愛着の沸くキャラクターです。日常生活の漫画ですが、思わず笑ってしまう不思議な魅力を味わえます。

『夢中さ、きみに。』当初は同人誌として作られていた作品が編集者の目に留まり、書籍化した全1巻の漫画です。ミステリアスな魅力を持つ林美良を中心の4作と、モテすぎた反動で地味な高校生活を送ろうとする二階堂明が中心となる4作、合計8作を収録した短編集となります。

多くの賞を受賞したヒット作品で、大西流星主演によるドラマ化もされています。

『カラオケ行こ！』全1巻で、映画化が決定している人気作品です。主人公の平凡な中学生・岡聡実は合唱部の部長。4代目祭林組の狂児が合唱コンクールを見て、聡実に歌を教えてほしいとカラオケボックスに強引に連れていきます。

嫌々ながらも歌い方を教えるうちに、2人の間に次第に友情が芽生えてくるストーリーです。男子中学生と組員の、奇妙なコンビの掛け合いが面白いコメディ漫画です。

『ファミレス行こ。』は『カラオケ行こ！』の岡聡実が主人公となる続編となり、月刊コミックビームで連載中です。今作では聡実が大学生に成長し、進学を機に大阪から東京へ上京しています。新天地でファミレスでバイトを始める聡実の日常を中心に描かれています。

まだ単行本化はされていないので、気になる方は月刊コミックビームをチェックしてみましょう。

SNSでは、『動物のお医者さん』などの作者・佐々木倫子さんと、和山やまさんの絵や作風が似ていると話題になっています。「師匠なのでは？」「憧れていて影響を受けているのでは？」といった憶測が飛び交ったものの、特に師弟関係などはありません。

それどころか、和山さんは「佐々木倫子さんの漫画を読んだこともない」とコメントしています。

和山やまさんの漫画は、独特の間やギャグセンスが魅力的で、数々の賞を受賞しミリオンヒット作品を生み出しています。コメディタッチの和山やま漫画の、世界観を楽しみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。