アクアのタイヤおすすめ10選｜4本セットの値段相場・純正タイヤサイズ・人気メーカーも

トヨタのアクアはとても低燃費で、乗り心地のいいコンパクトカーです。低重心のため安定した走行ができ、燃費性能は世界トップクラスといわれています。ハイブリッドカーのため静粛性に優れ、とても滑らかな走行が特徴的です。

コンパクトカーですがサイズは一般車とあまり変わらず、小回りが聞くのに広々とした空間が魅力的でしょう。そんなアクアを楽しむためにも、運転に大きな影響を及ぼすタイヤは重要視したいですよね。音の静かなタイヤを選べば、ドライブがより快適になります。

そこで本記事では、アクア用タイヤのサイズ・選び方を調査しました。アクア用タイヤのおすすめメーカー・おすすめ商品もあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。タイヤサイズの早見表や価格相場も必見です。

アクアの純正タイヤサイズは、販売している年代・グレードによって異なります。以下の表は、純正タイヤサイズの一覧表です。

アクア用タイヤを選ぶ際、まずはタイヤサイズで選びましょう。タイヤサイズは、幅・扁平率・リム径で選びます。タイヤサイズは、タイヤ側面に記入されているためチェックしてみてください。タイヤサイズの見方はたとえば「185/60R15」ならば、タイヤ幅185mm・扁平率60%・リム径15インチとなります。

また少しでもタイヤを安く購入したい人は、純正タイヤサイズよりもインチを小さくする「インチダウン」を行うことがおすすめです。

ハイブリッドカーのアクアは、基本的に低燃費タイヤがおすすめです。低燃費タイヤは転がり抵抗性能が小さく、燃費の向上に優れています。

転がり抵抗と雨の日など濡れた路面でのウェット性能は相反することが多いため、バランスを見て選びましょう。最近のタイヤは低燃費とウェット性能を高次元で両立しているものも多いため、その両立バランスが高いものがおすすめです。

スポーティーなタイプであるG'sやGRスポーツのグレードには、走行性能に優れているタイヤも向いています。低扁平率で大口径ホイールのタイヤは、基本的に運動性能に優れています。

運動性能をいっそう伸ばすには、軽量ホイールと組み合わせることもおすすめです。ホイールセットで購入すると、工賃も安くなるメリットがあります。

タイヤを選ぶ際、もちろん値段もとても大切です。予算に合う中で、各性能が優れたものを選びましょう。ただしあまりにも安いものを選ぶと、傷がつきやすいなどトラブルの可能性があります。

格安タイヤを選ぶ際は、評判・状態などしっかりチェックしましょう。ブランドを気にする人は、ぜひインチダウンも検討してみてください。

アクア用タイヤの価格は、グレードやサイズによってさまざまです。例としてサイズ215mmタイヤの型番ごとの価格相場を表にまとめました。価格は購入先によっても変わるので、なるべく多くの見積もりを取って比べるようにしましょう。

ブリヂストン(BRIDGESTONE)は1930年に創業した、長い歴史と実績を持つメーカーです。NEXTRYという低燃費タイヤや、REGNOという高性能タイヤなどさまざまなシリーズを開発しています。

その他にもフェラーリの標準タイヤとして選ばれたPOTENZAなど、世界でも活躍していることが特徴です。

トーヨータイヤ(TOYO TIRES)は、タイヤだけでなく工業用ゴム・建築免震ゴム・プラスチック製品など幅広い商品を展開するメーカーです。「専用タイヤ」をモットーに掲げ、「ミニバン専用タイヤ」など新たな発想を作り上げてきました。

SD-7など低燃費性能と耐摩耗性能を両立したコンパクトカー向けタイヤや、快適な乗り心地を実現したPROXESなど高性能タイヤを多く製造しています。

ダンロップ(DUNLOP)は1889年にイギリスで生まれた、高い評価を持つタイヤメーカーです。空気入りタイヤの発明を世界で初めて行うなど、タイヤ業界の発展に寄与してきました。

快適な乗り心地のLE MANS Vや、低燃費タイヤのENASAVEなどユーザー目線のタイヤを数多く取り扱っています。

グッドイヤー(GOOD YEAR)はアメリカで生まれた、世界規模のタイヤメーカーです。耐久性・燃費性能・静粛性に優れたタイヤを、数多く製造しています。

さまざまなタイヤの中でも、エフィシェントグリップ　コンフォートは、静粛性の高さとハンドリングの高次元なバランスが人気です。低燃費タイヤでもあるため、アクアにぴったりのタイヤでしょう。

タイヤは基本的に、4年程度で寿命になります。しかし4年経過していなくても、以下のようなサインが現れたらタイヤ交換の目安です。

• スリップサイン（タイヤの溝奥にある、残り溝が1.6mmを示すサイン）
• 傷
• ひび割れ（タイヤ内部のコードに達したら即交換）

ひび割れは、空気圧が少ないと起こりやすくなります。そのため定期的な空気圧の点検は、タイヤ交換を遅くするためにも有効です。

タイヤ交換において、外径をあまり変えないようにしましょう。外径が変わってしまうと、実際に出ている速度と車のスピードメーターに差が出ることがあり危険です。

また車体からはみ出してしまわないことも、重要になります。ホイール幅・インセットの方法によっては、車体に触れたりはみ出したりする危険があります。スピードがずれる可能性や、車検に落ちることがあるため注意しましょう。

タイヤ交換は、主にオートバックスなどの大手カー用品店・自動車修理工場・通販・タイヤ交換サイトなどで可能です。大手カー用品店・通販などは、タイヤ購入と工賃をセットにするとお得になる傾向があります。自動車修理工場なら、プロの技術で安心できることがメリットです。

オートバックスの「工賃コミコミセット」なら、オートバックスの公式通販サイトでダイヤを購入すると、脱着・組み換え・バランス調整・ゴムバルブ交換に加え、外したタイヤの処分まで含まれていて便利です。工賃込みの明朗会計で、ネットで決済でき利便性も高く、人気があります。

ノーマルタイヤは、新車購入時にデフォルト装備されているタイヤを指します。冬に使用するスタッドレスタイヤに対し、夏でも快適に走行できるタイヤのため、夏タイヤ・標準タイヤとも呼ばれています。ノーマルタイヤ・夏タイヤは、呼び方が違うものの同じタイヤです。

スタッドレスタイヤよりも硬く、真夏の焼け付くような高温の路面にも耐えられる耐久性・耐摩耗性・グリップ力を備えています。近年では、低燃費性・静音性にすぐれたエコタイヤ・コンフォートタイヤも販売されています。

この記事では、アクア用タイヤの選び方・おすすめメーカーを紹介しました。ハイブリッドカーであるアクア用タイヤは、低燃費なタイヤを選ぶと相性抜群です。本記事を参考に、ぜひ愛車にぴったりのアクア用タイヤを探してみてください。