松浦弥太郎の小説おすすめ10選｜経歴や人気文庫を紹介！最新刊は？

松浦弥太郎さんは、『暮しの手帖』の元編集長のエッセイストです。現在は、COWBOOKSの代表をしながらクックパッドのWebサイト『くらしのきほん』を運営しています。9年間に及ぶ編集長としての生活と若い頃の単身渡米、移動書店の運営など、過去の経験を生かして文筆活動をしている活気に満ちた人です。

松浦さんの著書は、日々の暮らしで使えるちょっとした工夫や仕事の渡り方など、幅広い層の読者から愛されている本が多数あるのが特徴です。日々の生活に疲れ切っていた時、松浦さんの書いた一冊を読んで元気をもらった読者もいます。

この記事では、暮らしに寄り添う松浦さんの著書を紹介していきます。あなたもきっと、松浦さんの本から生きる元気や暮らしの楽しみを見つけられますので、ぜひ最後までご覧ください。

松浦さんは、若い頃からとても行動力に満ちた人でした。大好きな父と母のもとを離れ、高校中退後に単身で渡米するも、英語ができずに落ち込んで古本屋に入り浸る日々を続けます。

渡米の経験が、今の松浦さんの原点と言っても過言ではありません。1992年にオールドマガジン専門店、2000年に移動書店、2002年にブックストア・COWBOOKSをオープンさせ、書籍販売の仕事に本格的に関わっています。2006年からの9年間は『暮しの手帖』の編集長を務め、後にクックパッドへ移籍しました。

旅や仕事、自分と妻子の生活を元に、暮らしを大切にしてほしいという思いをこめた著書を多数著しています。

松浦さんの著書は、「ていねいな暮らし」をモットーにしている作品が大半です。台所やリビング、バスルームなど、私たちが毎日使う家をより大事にしてほしいメッセージが伝わってきます。衣食住において、贅沢せずにシンプルに生きる知恵がこめられた本は、今もなお多くの読者から好評です。

まるで松浦さんが読者に直接語りかけるような親しみやすい文体で、読む人の心をそっと癒してくれます。悩みがあった時にいつでも手にとれるよう、本棚に置くのがおすすめです。

仕事とお金の問題は、私たちの暮らしに直結するものです。それ故に、頭を悩ませる人もたくさんいます。

『人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方』では、松浦さんがこれまでの仕事経験で得た学びや気づきについて詳しく語っています。何に投資をするか、何のために仕事をするか。読んでいけば新たな発見ができます。

株式会社おいしい健康CEO・野尻哲也さんとの共著『はたらくきほん100 毎日がスタートアップ』では、タイトルの通り仕事をしていく上で大切な話が詰まっています。

自分の仕事に行き詰った時に読めば、仕事への考え方を工夫できます。シンプルな構成ながらも、非常にためになる内容です。仕事で悩みを抱えている人は、ぜひ手にとってみてください。

考える力の向上は、仕事や生活を充実させてくれます。経済状況や世間の流れが目まぐるしい現代では、自分で考えて動くのが必須です。生きるために必要な考え方について、松浦さんが多角的に著しました。

毎日をシンプルかつ充実させた生活にしたいならば、この『考え方のコツ』を手にとってみましょう。あなたの生活が少しずつ変えられるはずです。

対人関係は、たとえ話し上手な人でもなかなか難しい時があります。編集長・文筆活動・書店経営と非常に多忙ながらも、人間関係をとても大事にしてきた松浦さんが、人との繋がりを育てる上で必要な話をまとめました。

近所や職場の人、家族との人間関係を良好にしながら暮らしていく知恵が、『あなたにありがとう。』の中で語られています。

『泣きたくなったあなたへ』は、Webサイト『くらしのきほん』に夜間限定で掲載されたエッセイを加筆・修正してまとめた本です。松浦さんが、静かな夜にそっと語りかけるような文体でつづられています。

落ち込んだ時や辛い時、この本を読めば明日への希望ができます。ページをめくる度に心に響く言葉の数々に、励まされる読者が多い本です。

松浦さんが、これまで旅をした場所を美しい写真と共に紹介しています。旅で出会った本屋や美味しい食べ物、未知の場所や現地の人々など、旅をしながらオリジナルの地図を描いていく本です。

忙しくて旅行に行きたくても行けない人は、『居心地のよい旅』を読んで松浦さんと旅をしているような気分を味わってみるのも楽しいです。

2022年6月、マガジンハウスから松浦さんの最新刊『今日もごきげんよう』が刊行されました。松浦さんとご家族の温かいエピソードや、暮らしをシンプルに充実されるためのコツが満載の、味わい深いエッセイとなっています。特に、年齢を重ねても生活をより楽しみたい人には共感しやすい内容です。

小さな幸せを見つけながら、毎日を心豊かに生きたい人は必読です。この本を読めば、自分も周囲もごきげんな暮らしに近づけます。

松浦さんの本は、さまざまなシチュエーションで読者に寄り添ってくれます。仕事や私生活でのちょっとした悩みや、頭を抱えてしまうような辛い状況にあっても、優しい文章で語りかけてくれる作品が数多くあります。松浦さんの魂のこもった著書から、生きる知恵を探してみませんか。

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