チタンペグおすすめ人気ランキング11選｜鍛造ペグとの比較やメリット・デメリット

チタンペグは、軽量で頑丈な素材でできていて、登山・キャンプシーンで注目されているアイテムです。しかし、頑丈なペグといえば鍛造ペグもあり、「チタンペグは高価だし実際どうなの？」と購入を迷っている方も多いですよね。

チタンペグはチタン製、鍛造ペグは鉄製と使われている素材が違います。どちらも強度が高く頑丈ですが、チタンの方が倍以上軽い・錆びにくい・曲がる心配がないなどといったさまざまなメリットがあります。ただし、高品質なので、その分お値段が高いのがデメリットです。

そこで、本記事ではさらに詳しいチタンペグの特徴、鍛造ペグとの比較、おすすめ商品などを紹介します。チタンペグは、長さなどにもこだわるとさらに使いやすくなるので、ぜひ本記事を最後までチェックしてみてください。

チタンペグは、チタン製なので軽量で持ち運びやすく、強度や耐久性が高いのがメリットです。耐荷量も高いため、テントの重みや打ち込む際に簡単に折れる・曲がる心配が少なくなります。軽さと強度を備えているのは、鍛造ペグにはない魅力です。

チタン製は耐食性に優れている金属のため、錆びないのが特徴です。金属製の鍛造ペグなどは、雨などで濡れたまま放置すると錆びてしまい、錆び取りなどお手入れが大変です。チタン製は錆びないので、お手入れが楽になります。

チタンペグは、金属アレルギーを反応を起こしにくいのもメリットの1つです。チタンは体にやさしい素材としても有名で、有毒性がないので医療機器などにも使用されている素材です。肌が弱い金属アレルギーなどの方がいる可能性も考慮して、ぜひチタンペグを選びましょう。

チタンペグは、高品質で汎用性も高いチタン素材のため、値段が高いのがデメリットです。チタンは、強度が高く加工するのが難しい素材のため、その分値段が張ります。そのため、安いアウトドアメーカーなどでも、チタン素材のペグは比較的高価な金額で販売されています。

チタンペグは、打ち込み方が分かっていないと抜けやすい場合があります。そのため、チタンペグを選ぶ際は、打ち込む上部の部分が幅広で打ちやすいものを選ぶのがおすすめです。また、ペグハンマーなどを使い、ペグを刺した方向と同じ方向に打つと抜けにくくなります。

Amazonの通販サイトで購入できる村の鍛冶屋が販売する鍛造ペグの28cmと、スームルームのチタンペグの30cmを実際に比較して表にしたので、参考にしてみてください。

チタンペグには20cm・30cm・40cmなどの長さがあります。使用するテントやタープの大きさ、想定されるシーンによって本数を選びましょう。以下では、チタンペグのおすすめの選び方についてご紹介します。

ペグは一度に何本も使うものなので、必要な本数を確認してセットで買うことが重要です。

まずは試しに使ってみたいという方は4本からがおすすめですが、ほとんどのテントでは8本以上のペグが必要です。そのため、ペグを一新する方や初めてペグを買う方は8本以上のセットのものを選ぶようにしましょう。

チタン製のペグは鍛造ペグよりも値段が高い傾向にあるため、本数は慎重に決めましょう。

20cm以下のチタンペグは、ソロ・デュオキャンプなどの小さいテントの設営に使うのがおすすめです。ただし、芝生などの柔らかい場所だと抜けやすい場合があるので、柔らかい場所は30cm程度長さがあると便利です。

30cmのチタンペグは、タープの設営にぴったりの長さです。特に硬い地面の場合は、奥まで打ち込まなくてもぐらつく心配がありません。また、柔らかい地面では奥深くまで打てるので、さまざまなシーンで使える30cm程度の長さのペグを揃えておくのがおすすめです。

40cmのチタンペグは、大型テント・タープの設営に最適です。大型テントなどは風の抵抗によって、ペグにかかる負担も大きくなります。40cm程度ある頑丈で長いチタンペグを使用すれば、折れたり抜けてしまったりする心配がなくなるのでおすすめです。

Soomloom（スームルーム）は、チタン製なのに価格が安いのが魅力です。20cm・30cm・35cm・40cmなど、長さの種類も豊富に展開されているため、小型・大型テント・タープなどさまざまなシーンで活躍します。

また、スームルームのチタンペグには、反射材入りの固定ロープがついているため、夜間もペグの位置が認識しやすくなります。ただし、ペグの直径が7～8mmとやや小さめなので、ペグを打ち込む際に打ちにくいのが難点です。

村の鍛冶屋が販売する「エリッゼステーク」は、安心と信頼の日本製なのが特徴です。日本の64チタンを使って日本で製造しているため、日本製にこだわる方にぜひおすすめの商品です。

20cmのチタンペグは1本わずか40gで軽量で、楕円形状なので地中でくるくると回らず抜けにくく作られています。ただし、片付けの際に抜けにくい場合があるので、専用の引き抜き工具を購入するか、あらかじめガイロープを上部の穴に通しておくと便利です。

アウトドアショップWILD-1のオリジナルブランド「テンマクデザイン」は、日本の気候やキャンプスタイルに合わせたアウトドア用品が人気です。テンマクデザインのチタンペグは、30cmと使いやすいサイズで約68gと軽量なのが特徴です。

人気のムササビウイング13ftクラスのタープの設営にも最適で、ウッドストーブの脚の固定用ペグ穴にも使用できます。お値段は高価ですが、日本のブランドの丈夫なチタンペグを探している方におすすめです。

ユニフレームは、日本のアウトドアスタイルを作り続ける人気メーカーです。アルミ製・ステンレス製などのさまざまなペグの種類を販売していて、使いやすい日本製のペグが多数揃っています。

ユニフレームはチタンペグの販売は行っていませんが、チタンペグと同じくらい耐久性の高いジュラルミン製の「ジュラパワーペグ」が人気です。20cm・25cmの長さから選べて、1本約17g（20cm）と軽量なのが最大の魅力です。

Amazonのプライベートブランド「Eono(イオーノ)」のチタンペグは、25cmの長さで1本500円程度で購入できます。1本約50gと軽量で持ち運びにも便利で、ワンセット8本入り・12本入り・16本入りから選べます。

また、固定ロープに反射材が編み込まれているため、夜間の視認性が高いのも嬉しいポイントです。専用の収納バッグ付きで、キャンプシーンに使いやすい機能が充実しています。

チタンペグは錆びにくい・頑丈で曲がる心配が少ないなど、キャンプシーンの頼れる相棒です。お値段は高価ですが、長く使えるものなのでコスパがいいです。ぜひ本記事のチタンペグメリット・デメリット・鍛造ペグの比較・おすすめ商品などを参考に選んでみてください。