キャノピーポールおすすめ20選｜テント前室をタープに！立て方・張り方も解説

キャノピーポールとは、テントの前室をタープみたいに使えるようになるアイテムです。キャノピーポールで張るキャノピーは、日よけや雨よけができて助かります。さらに、かさばらず手軽に持ち運べて設置も簡単で、キャンプギアの一つとして持っていると便利です。

しかし、キャノピーポールは軽量タイプや長さが調節できるタイプがあり、コールマンやロゴスなどさまざまなメーカーから販売されています。タープポールとの違いや、張り方・立て方、代用品の有無など気になる点も多いですよね。

そこで今回は、キャノピーポールの選び方や上手な使い方と、おすすめのキャノピーポールを紹介します。1年中役に立つキャノピーポールで、さらにキャンプをアップグレードして快適に過ごしましょう。

キャノピーポールとタープポールの違いは、用途・太さ・強度です。主にタープポールと呼ばれる太いポールは、タープの支柱になる強度と安定性があるポールです。キャノピーポールは、細いポールで負荷の軽いものを立てるために使います。

キャノピーポールには、主に分割できてコンパクトになるジョイント式、ひねって好きな長さに調整できるスライド式の2種類あります。スライド式は無段階に調整できるため、用途に合わせていくつもポールを揃える必要がなく、コスパがいいのでおすすめです。

雨が降ったときには、キャノピーポールを短くしてキャノピーを下げて、テントへの雨の侵入を防げます。長く伸ばせばタープポールと兼用できるなど活用範囲が広いです。

キャノピーポールを選ぶ際、素材をチェックしましょう。アルミニウム合金製とスチール製の2種の素材が一般的で、特にアルミ製は軽量なのでキャンパーに人気です。超軽量タイプなど多くの種類があり、持ち運び・扱いやすさがあります。一方、スチールに比べ耐久力で劣るのがデメリットです。

スチール製はアルミ製より耐久性に優れていますが、アルミ製より重くてさびやすいデメリットもあります。キャノピーポールは素材の特徴を把握したうえで、使用する環境や持ち運び方法などに合わせて選んでください。

キャノピーポールにはさまざまな長さがあり、中には長さ調節や連結が可能なタイプもあります。もっとも使いやすいのは150cmで、腰をかがめすぎずにキャノピーを出入りできる長さです。天井高が高いテントのキャノピーには180cmや200cmの長いポールが適しており、無段階調節や連結タイプならタープポールとも兼用できて利便性が高まります。

長さ調節ができるポールなら、雨や強風などの悪天候時に長さを短くして、雨の侵入を防いだり安定性が向上します。また、長く伸ばせばタープポールとしても使用可能です。折りたためるタイプなら、コンパクトに収納でき、持ち運びや積載もラクになります。

「風にあおられてポールが曲がった！」と大変な思いをした経験がある方も多いですよね。キャノピーポールの太さはメーカーごとに異なりますが、太い方が雨や風での破損リスクを避けやすくなります。安全性を確保する強度を求めるなら、φ2.8cm以上がおすすめです。

• φ1.6cm：軽量性が高いキャノピーやソロ用に最適
• φ2.8cm：キャノピーのサイズが大きい場合や、TC素材のようにそれ自体が重たいときに
• φ3.2cm：タープのメインポールにもなる安心サイズ、重量がかさむのがデメリット

高コスパなキャンプギアが人気のワークマンでは、グラスファイバー製の「キャノピー延長ポール」を販売しています。ドームテントのキャノピーを高く解放したい時に便利で、キャノピーポールの接続部分につなぐだけですぐに使える便利アイテムです。「出入りしやすい高さがほしい」と考える方はチェックしてみてください。

コールマンは、キャンプギアとして120年以上の歴史を誇るアウトドアブランドです。価格の安さ・機能性の高さ・種類の豊富さが魅力です。初心者キャンパーからベテランキャンパーまで人気があります。

コールマンのキャノピーポールには、145cmや180cmなどがあり、スチール製で頑丈で壊れにくく安心して使えます。ジョイント式でもショックコードがついているので、バラバラにならず繋げやすいです。短いタイプは直径が細いので確認して購入するのがおすすめです。

ロゴスは、ファミリーキャンプやBBQを身近に楽しむためのアイテムが豊富に揃う総合アウトドアブランドです。機能性がありながらデザイン性も重視したおしゃれなキャンプギアが、リーズナブルに購入できます。

ポールは、キャノピーとタープどちらにも使えるプッシュピン方式を採用しています。用途に合わせ105〜250cm、34段階で調節可能な多用途で使えるポールが人気です。アルミ製で軽量のため、持ち運びもラクにできます。

ユニフレームは、金物の街で著名な新潟県燕三条発のアウトドアブランドメーカーです。テントから包丁などのキッチンツールまで、豊富に取り揃えています。確かな品質の信頼のあるブランドです。

ユニフレームのキャノピーポールはスチール製で、長さの調整をして使えるものがおすすめです。使い勝手のいい120cm・180cm・240cmの3段階で使用できます。クリックボタン式なので組み立ての簡単さも魅力です。

キャノピーポールを使って上手にキャノピーを張る方法を解説します。必要なものは、キャノピーポール2本・ロープ2本・ペグ2本・ペグハンマーです。

• シートを広げてポールを立てる位置を確認する
• ポールを立てる位置からロープを張る場所を決め、地面にななめ45℃の角度でペグを左右2本打つ
• シートとロープをポールの上部（左右2本）にひっかける
• ポールを2本、左右に立たせる
• ポールの先端にひっかけたロープを、打っておいたペグにつけて長さを調整する
• ロープで固定して完成

キャノピーポールがまだ届かない、キャノピーポールを忘れてきた、そんなトラブルがあっても代用品でキャノピーは張れます。長さのある棒を探す、持参しているタープポールを使用するなどアレンジが可能です。

キャノピーを跳ね上げて留められる高さの棒さえあれば、簡易的なキャノピーは張れます。そのため、物干し竿やホームセンターで買える園芸用の支柱で固定するキャンパーもいます。必要に応じて購入するのがおすすめです。

今回はキャノピーポールについて解説してきましたが、いかがでしたか。キャノピーポールがあれば、テントの前にキャノピーが張れて快適に過ごせます。キャノピーは日よけや雨よけになるのでとても便利です。アウトドアスタイルに合うキャノピーポールで、キャンプをもっと楽しみましょう。