紫外線吸収剤不使用の日焼け止めおすすめ7選｜メリット・デメリット解説！白浮きする？

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、「ノンケミカル」とも呼ばれていて、肌への負担が少ないのが特徴です。しかし、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは「白くなりやすい」「使用感がよくない」といった情報があり、購入を迷っている方も多いはずです。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、白くなりやすいものもありますが、近年では技術が進み、白くなりにくいものも多数販売されています。また、クリーム・乳液・ジェルタイプなどさまざまな使用感のものが販売されているので、自分に合ったものが見つかりやすいです。

そこで、本記事では紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの選び方・おすすめ7選を紹介します。ドラッグストアで購入できるニベアなどのプチプラ商品も紹介してるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

紫外線吸収剤不使用の場合、紫外線散乱剤を使用しています。日焼け止めは「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」の2種類が使用されていて、紫外線散乱剤を使用の場合、紫外線吸収剤を使っているものより肌への負担が少ないのがメリットです。

紫外線散乱剤の仕組みは、紫外線を反射・散乱させて皮膚を守るため、肌をバリアするような感覚で使えます。そのため、肌トラブルが起きにくく、敏感肌・子供などにも使えるものが多いのが特徴です。

紫外線散乱剤は、白浮きしやすいものが多く、吸収剤よりも効果が薄くなるのがデメリットです。吸収剤不使用のものは、紫外線吸散乱剤を入れる場合がほとんどです。また、紫外線吸収剤・紫外線散乱剤を両方使っているものあります。

紫外線吸収剤は透明ですが、散乱剤は白色の無機粉末なので白浮きしやすくなる場合があります。しかし、近年は技術が進み、さまざまなメーカーから白浮きしにくいものも出ているので、口コミやテスターなどでチェックしてから購入を検討してみるのがおすすめです。

日常シーンに合わせた効果のある日焼け止めを選びましょう。日焼け止めの効果の判断基準は、SPF・PAの値が目安です。SPFは「UV-B」という波長の紫外線をカットし、「50+」が最大値で数値が大きいほど紫外線をカットします。

PAは「UV-A」という波長の紫外線をカットし、PAに続く「+」が多いほど紫外線をカットします。以下で、シーンに合わせた日焼け止めの数値を紹介するので、参考にしてみてください。

• 日常生活…SPF10～20・PA+～PA++
• 散歩・買い物…SPF20～30・PA++～PA+++
• スポーツ・海水浴のレジャーシーン…SPF50・PA++++

クリームタイプの日焼け止めは、しっとりしたテクスチャーで肌への密着力が高いのが特徴です。油分と水分が多めなので、乾燥肌の方に適しています。さらに、化粧下地を兼ねている商品も多く、メイクの時短になるのも嬉しいポイントです。

また、汗・水でも落ちにくいので夏場に特におすすめです。ただし、水分などで落ちにくい分、メイクオフをしっかり行う必要があります。

乳液（ミルク）タイプは、伸びがいいテクスチャーでサラサラとした使い心地が特徴です。水分量が多く保湿成分が含まれているので、UV対策と保湿が同時に行える時短アイテムです。また、乳液タイプも化粧下地として使えるものが多く販売されています。

さらに、テクスチャーが軽く、お湯や石鹸で落ちるものが販売されているのも魅力です。ただし、商品によって油分が多く、肌のべたつきが気になる場合があります。

ジェルタイプの日焼け止めは、みずみずしく肌に馴染みやすいのが特徴です。ボディ用の日焼け止めにおすすめのテクスチャーで、全体に広げやすくサラッと使えるのが魅力です。

ただし、軽い使用感の一方で水・摩擦などで落ちやすい傾向にあります。メイクオフは簡単になりますが、こまめな塗り直しが必要です。

スプレータイプの日焼け止めは、手の届かないところも塗布できるのが特徴です。特に、背中・首・デコルテなどは塗りにくく、塗りムラがでやすいのでスプレータイプが活躍します。

また、髪の毛や頭皮にも使えるものが多いのもメリットです。髪の頭皮も紫外線によってダメージを受けるので、ぜひ使ってみてください。ただし、全身に塗るのはコスパが悪い・ムラになりやすいため、塗り直し・部分用に使用するのがおすすめです。

スティック・パウダータイプは、部分使いや化粧直しにおすすめです。スティックタイプは、手を汚さずに薄く塗れるのが特徴です。メイクの上からでも塗れてコンパクトなので、出先の化粧直しに活躍します。

パウダータイプは、色がついたファンデーションタイプが多く、きれいな仕上がりになります。サラサラとした使い心地で、肌を整えながらUV対策もできるので、塗り直し・化粧直しなど補助的に使うと便利です。

紫外線吸収剤不使用のものは白くなりやすいものが多いため、口コミで白くならないものをチェックしておきましょう。アットコスメやエルディーケーなどのランキングの情報をチェックするのもおすすめです。

また、肌の色に合うか心配な方・トーンアップ効果のあるカラーを試したい方は、ドラッグストアや販売店のテスターやサンプルで直接肌で試すのがおすすめです。

肌への負担を考えるなら、ノンナノ・ナノ粒子不使用のものがおすすめです。本来の粒子より細かいナノサイズにすると白浮き・きしみが出ない一方で、肌の角質層への浸透がダメージに繋がる心配があります。

そのため、仕上がり要素が気になる方は、ココナッツオイルなどの天然素材でコーティングされているものがおすすめです。

敏感肌や子供に使うのものは、「低刺激」「無添加」と表示された添加物が少ないものを選びましょう。肌が敏感な方は、香料・パラベン・着色料などの添加物の少しの刺激でも、過剰に反応してしまう場合があります。

また、植物由来のオイルなどを使用しているものがおすすめです。ただし、植物オイルでも人によっては、アレルギーや肌荒れを起こす可能性もあるため、あらかじめパッチテストなどを行うのがおすすめです。

乾燥が気になる方は、ヒアルロン酸・セラミド・天然由来の保湿成分入りの日焼け止めを選びましょう。紫外線吸収剤不使用の日焼け止めでも、少なからず肌に刺激がかかってしまいます。

肌の水分量を保ったり、潤いを与えたりする保湿成分が含まれているなら、肌の保湿をしながら日焼け対策を同時に行えるので、ぜひ保湿成分入りかチェックしておきましょう。

お湯や石鹸で落ちるタイプは、さらに肌の負担を軽減するのでおすすめです。密着度が高い日焼け止めだと、クレンジングをしっかり行わないと取れないものがあり、肌に負担をかけてしまいます。

普段使っている洗顔や石鹸で落ちるタイプは、クレンジングする必要がないため、肌に余計な負担をかけずに済むのが魅力です。「石鹸で落ちる」「お湯でオフ」などと記載されているので、ぜひチェックしてみましょう。

夏場のレジャーシーンやスポーツ時には、ウォータープルーフの日焼け止めを選びましょう。ウォータープルーフとは、汗・水に濡れても落ちにくいため、特に汗をかく夏場に重宝します。

ただし、ウォータープルーフは落ちにくい分、メイクオフに手間がかかるのがデメリットです。また、洗い残しは肌への負担になるので、丁寧にオフするようにしましょう。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、プチプラ・デパコスから販売されています。ウェルシア・マツキヨなどのドラッグストアで手軽に購入できる、ニベア・アネッサ・ミノンなどの日焼け止めが人気です。

また、使用感や美容液成分などがプラスされたワンランク上の日焼け止めを求めている方は、デパコスもおすすめです。推奨量をケチらず使うのが大切なので、続けられる価格帯のものを選びましょう。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、普通の日焼け止めのようにこまめに塗り直しても大丈夫です。特に外に出ている間は、2～3時間に1回塗り直しを行いましょう。

付ける量はケチらず、たっぷりと使うのがムラなく塗るコツです。また、塗りにくい部分はスティック・スプレータイプの日焼け止めを併用しながら、無理なく塗れるものを使いましょう。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、肌の刺激が少ないため敏感肌の方や子供に特におすすめです。また、最近では紫外線散乱剤でも白くならないものも多数販売されているので、ぜひ本記事の選び方・おすすめ商品を参考に紫外線対策を行ってみましょう。