グランドシートの自作方法をご紹介！100均のアイテムでも自作が可能！

キャンプや登山などのアウトドアなシーズンになると、現地でテントを設営している光景がよく見られます。テント設営時には、雨風対策としてグランドシートを敷いている人も多いです。グランドシートがあるだけで、テント内での快適さが一気に上がります。

グランドシートの種類はさまざまですが、価格が高くて手が出せない人もいます。最近では、コスパ重視のためにグランドシートを自作する人も増えています。自作により、低価格で自分好みなグランドシートが手に入ります。

そこで今回は、誰でもできるグランドシートの自作方法をご紹介します。グランドシートを自作する際のポイントなども紹介するので必見です。本記事を読んで、自作したグランドシートの魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

グランドシートは、テントの下に敷くためのものです。グランドシートの上でテントを設営すると、テント本体を汚さなくて済みます。逆に、グランドシートなしだとテントが汚れてしまい、使用後のメンテナンスが少々大変です。

グランドシートを敷かずにテントを設営すると、雨が降ってきた際に床下から浸水する恐れがあります。グランドシートを敷いておけば浸水も防げるため、雨天時でも安心です。雨の日に快適に過ごすためにもグランドシートは必須です。

雨や湿気で濡れた場所でグランドシートを敷いておけば、テントが濡れる心配はありません。地面からの湿気を防ぐ効果もあり、テントが傷むのを和らげてくれます。雨や湿気が多い場所でも、グランドシートがあれば安心です。

冬などの寒いシーズンの場合、地面からの冷気がテント内に侵入してくる時があります。冷気が入ってくると、テント内が寒くなるため快適に過ごせません。グランドシートはそんな地面からの冷気も防いでくれるため、冬でも快適に過ごせます。

キャンプ場の地形によっては、地面が凸凹になっている場合があります。そのままテントを設営すると、テント内でも凸凹の影響を受けて不便です。グランドシートを敷いておけば地面の凸凹を軽減でき、テント内でゆっくり休めます。

テントを汚さないために、グランドシートをテントよりも大きく自作する人がいます。しかし、グランドシートをテントより大きく作るのはおすすめしません。雨が降った時にはみ出した部分から伝わり、シートとテントの間から雨が侵入してしまうからです。

そのため、グランドシートを自作する際は必ずテントより小さいサイズで作りましょう。テントより小さいサイズであれば、雨天時でも雨が侵入してくる心配はありません。また、サイズが小さいぶん持ち運びも便利です。

グランドシートを自作する時には素材選びも非常に重要です。使う素材によっては耐久性に問題があったり、雨により濡れやすいなどの心配があります。自作後に後悔しないためにも、グランドシートに適した素材を使うのがベストです。

グランドシートの素材には、一般的にアルミシートやブルーシートが使われています。見た目をおしゃれにしたい場合は、グリーンやシルバーなどのカラーもおすすめです。しかし、素材により価格も異なるため、よく考慮してから選ぶのが大事です。

グランドシートはテント設営時に使うため、キャンプに出かける際は持ち運ぶ必要があります。そのため、重量が重いと持ち運ぶのも大変です。グランドシートを自作する際は、重量も事前に考慮して作るのが重要です。

市販のグランドシートも種類により重さが異なりますが、#3000ぐらいが軽量で耐久性も高いと好評です。自分で自作する時も、#3000ぐらいの厚みの素材を使うのがおすすめです。使いやすくて持ち運びも容易です。

ブルーシートを使用したグランドシートの自作方法を紹介します。まず最初にブルーシートを広げ、その上にインナーテントを敷いて寸法を測ります。その寸法に合うように、テントよりも小さいサイズでカットしていきます。

ブルーシートをカットした後は、ほつれ防止で断面に両面テープを貼り、グランドシートを折り返します。次に、ペグで固定したりロープで繋いでおけるようにハトメを作ります。穴を開けたい場所に印を付け、穴開けポンチなどで穴を開けます。

穴を開けたらハトメの金具を通し、ハトメ工具を使ってしっかり固定したら完成です。ハトメを付けておけば、ペグやロープで強く固定してもグランドシートが破損する心配がありません。ハトメ部分はシートを重ねておくと補強できます。

• シートの上にインナーテントを敷いて寸法を測る
• テントの寸法を参考にシートをテントより小さくなるようカットする
• カットした断面に両面テープを貼り、グランドシートを折り返す
• ハトメを付けたい場所に印を付けて穴開けポンチなどで穴を開ける
• ハトメの金具を付けたらハトメ工具を使ってしっかり固定する

グランドシートを自作したいけど、コスパの問題で手が出せない人もいます。そんな人は、100均のアイテムを使って自作するのをおすすめします。100均で手に入るアイテムでも、グランドシートの自作は可能です。

ダイオーやセリアなどにレジャーシートやブルーシートは販売されています。100均のシートでも、キャンプで使えるグランドシートは十分に作れます。少々性能が劣っていても、コスパ重視で自作したい人向けです。

通常のグランドシートでも十分に快適なキャンプを堪能できますが、立ち上がり付きのタイプであれば、さらに快適に過ごせます。立ち上がりとは通常のグランドシートよりも厚みがあり、少々高さのあるタイプです。

この立ち上がりにより、虫や砂などの侵入を防いでくれます。グランドシートの立ち上がりを作るには、シートにワンタッチタイプのボタンを取り付ければ可能です。まず、シートの端にボタンを取り付けるための印を付けます。

印を付けたら、その部分に穴を開けてボタンを取り付けていきます。この時に開けた穴が、大きくなり過ぎないよう気を付けましょう。穴を開けたら、最後にボタンを取り付けて完成です。ワンタッチタイプのボタンを付けるだけで立ち上がりが作れます。

テントの設営時にグランドシートを敷けば、いつも以上に快適なキャンプを堪能できます。地形による歪んだ地面や雨で濡れた地面であっても、グランドシートを敷いていれば問題なく過ごせます。グランドシートを自作して楽しいキャンプに出かけましょう！