ペット用バリカンのおすすめ18選｜プロ用・犬用バリカンも！人間用との違いは？

かわいい犬や猫の毛並みを整えてあげるのは、ペットと暮らしている方だけが味わえる楽しみですよね。でも、「脚の毛がボサボサなのに自分ではカットできない」「毎月のトリミング費用が高すぎる！」など不満を感じた経験はありませんか？

そんな方におすすめなのが、自宅で気軽に使えるペット用バリカンです。犬用バリカンや業務に使うプロ用などの種類があり、音に敏感な猫にぴったりな静音タイプや衛生的な水洗い可能な製品など、ペットの種類や用途に合わせて選べます。

この記事では、扱いやすいコードレスや毛流れも整えられるアタッチメントコーム付きなど、おすすめのペット用バリカンをご紹介します。また、人間用との違いについても必見です。高コスパモデルや人気メーカー製品なども取り上げているので、商品選びの参考にしてください。

「ペット用バリカンと普通の人間用バリカンの違いは何？」と疑問を持つ方も多いですよね。ペット用バリカンは普通のバリカンよりも刃幅が短いのが特徴で、ペットの柔らかい毛やカールした癖のある毛もカットしやすく作られています。

また、部分用はペットの顔や足裏などがカットしやすく、細かい部分のお手入れをできるのが魅力的です。さらに、普通のバリカンと比べて静音タイプになっているのも特徴になっています。静音タイプは、音が苦手なペットにストレスを抑えてお手入れできるのがおすすめです。

ペット用バリカンを使ったときのメリットも気になるポイントです。ペット用バリカンを使ってペットの毛をカットすると見た目もさっぱりしますが、それ以上に伸びた毛が目に掛かったり足裏の毛が伸びて滑ったりするのを防げます。

また、一旦ペット用バリカンを購入しておけば、トリミングサロンへ通う必要がなくなるのもメリットです。長い目で見たコスパのよさを考えている方にもおすすめします。

背中やおなか周りを幅広くトリミングしたい方は、全身用のペット用バリカンがおすすめです。刃が長くて刃幅が広くなっています。全身カットでは柔らかい毛をカットしやすい刃の幅は約4.5cm、硬い毛には刃の幅は約2cmが使いやすいです。

ペットの種類に合わせてお手入れしやすいサイズを選ぶのも大切です。アタッチメントが付属しているタイプや、刃の長さを調節して使えるタイプなどもあるのでチェックしてみてください。

顔や足裏などをトリミングしたい方は、部分カット用のペット用バリカンがおすすめです。刃の幅も狭めで持ちやすいコンパクトサイズ、約1mmの短い刃が多く小回りが効きます。

口周りや足裏・お尻周りなど細かい場所をカットしやすく、ペットにケガをさせにくいのも嬉しいポイントです。また、比較的価格が安い製品が多いため、全身用とあわせて入手しておくのもいいですね。

毛の長さに合わせてペット用バリカンを選ぶのも大切です。0.8mmから2mmまで刃先の長さを調整できるタイプもあります。刃先の長さを調整できれば何本も揃える必要がなく、カットしたい毛の長さに合わせて使いやすいのが魅力です。

ペット用バリカンを選ぶ際には、刃の切れ味を確認するのも大切です。刃の切れ味がいいとバリカンをスムーズに動かせるので、トリミングの時間も短縮してペットも嫌がらずにカットさせてくれます。

刃の切れ味が悪ければ毛が引っ張られ、ペットに負担が掛かってバリカンが嫌いになる可能性もあります。そのため、飼い主もペットもストレスなくお手入れできる、刃の切れ味がいいペット用バリカンを選びましょう。

扱いやすい重量のペット用バリカンを選ぶのも大切です。ペット用バリカンは手に持ってカットするので、バリカンを初めて使う方や慣れていない方は約20分以上かかってしまう場合もあります。このため、長くバリカンを持っていても疲れにくい重さを選びましょう。

約100g以下の軽量タイプを選べば、より手や腕が疲れにくくなります。また、プロ用は重量のあるタイプが多いので、初心者の方は家庭用を選ぶのもおすすめです。

コードレスタイプのペット用バリカンは、扱いやすくスムーズにカットできるのがおすすめです。コードレスタイプは動かしていてもコードが絡まったり、ペットに引っかかったりする心配がないのがメリットです。

また、2人がかりでトリミングする際にも、コードが邪魔にならならずにスムーズに行えます。電源の位置を気にせず、どこででも使いたい場所でカットできるのも魅力です。コードレスタイプには充電式と乾電池式がありますが、充電式は継続使用時間を確認しておきましょう。

低振動と静音タイプのペット用バリカンは、ペットにストレスをかけたくない方におすすめです。振動や音は想像以上にペットへのストレスがかかるため、バリカンのスイッチを入れると嫌がってしまい、刃を向けると暴れてるようになっては元も子もありませんよね。

ペットが落ち着いてトリミングできれば、スムーズにカットできて時間も短縮できます。振動や音を減らしたペット用バリカンなら、もっと頻繁にお手入れできていつでもきれいな状態で過ごせます。

水洗い可能なタイプのペット用バリカンは、お手入れをしやすいのがメリットです。カットが終わったあとにバリカンを水洗いできると、毛だけでなく毛に付着していたゴミや皮脂などの汚れを楽に落とせます。

また、パーツが分解できるタイプは、より細部まできれいに洗えます。いつでも清潔で長く愛用するためにも、水洗い可能なペット用バリカンを選びましょう。掃除用のブラシやオイルが付属しているタイプならメンテナンスも簡単です。

いつでも切れ味抜群の状態で長く使用したい方には、替え刃付きのペット用バリカンがおすすめです。使っているペット用バリカンの切れ味が悪くなってしまった場合、刃を取り替えるだけで再び切れ味が蘇ります。

バリカン本体を買い替える必要がないので、使い慣れたバリカンを長期間活用できます。また、替刃だけを変えればいいのでランニングコストが抑えられるのもポイントです。

アタッチメントコーム付きのペット用バリカンは、ペットの毛を整えながらカットできるのが利点です。アタッチメントコームの長さはさまざまで、代表的なサイズには3mm・6mm・9mm・12mmなどがあります。

冬は長めにカットして夏は短めにカットしたいなど、セルフカットで長さを調整したい方におすすめです。また、アタッチメントを使えばカットのしすぎも防げます。初めてペット用バリカンを使う方も安心してカットできておすすめです。

常に動き続けるペット用バリカンの刃は、時間がかかるほど摩擦熱で熱くなります。ペットの皮膚は人間よりも薄く、少しの温度差でもヤケドをさせてしまうケースがあるため危険です。このため、刃が熱くならない製品を選ぶようにしましょう。

価格でペット用バリカンを選ぶのもおすすめです。ペット用バリカンは2,000円以下のコスパのいいタイプや、10,000円を超える高級バリカンなど価格帯が広くなっています。低価格帯の製品はバリカンを試しに使ってみたい方や、コスパを重視する方におすすめです。

一方、プロ仕様の高級バリカンは切れ味がよくスムーズにカットできるので、飼い主もペットの負担が掛かりにくいのが魅力です。

Petio（ペティオ）のペット用バリカンは全身用と部分用があり、充電式のコードレスタイプもあります。コードレスでトリミングしやすいのが魅力です。また、刃だけでなくバリカン本体を丸ごと洗えるタイプも選べて、カーブになっていて持ちやすくカットしやすい製品が揃っています。

Panasonic（パナソニック）のペット用バリカンは、全身用と部分用ともに切れ味の良さが魅力です。コンパクトサイズでスムーズに動かしやすく、トリミングの時短にもつながります。また、手にフィットする絶妙なカーブも魅力的です。水洗いができるので清潔に使い続けたい方におすすめです。

ペット用品大手のDoggyMan（ドギーマン）のペット用バリカンは、全身用・部分用・乾電池タイプなど種類が豊富です。乾電池なので充電する時間や手間がかからないのがメリットです。また、超軽量74gの製品もあり、手が疲れにくいバリカンを求める方に最適。アタッチメント付属の商品もあり、使い勝手で選びたい方にもおすすめです。

犬用バリカンはペットショップやカインズ・コーナン・ナフコなどホームセンターで購入できます。ホームセンターではペット用品売り場に陳列されています。店舗で購入すると実際に手にできるため、サイズ感や重量など分かりやすい点がメリットです。

Amazon・楽天などの通販サイトでも犬用バリカンは取り扱っています。実際に手に取れませんが、メーカー数や商品数が多くたくさんの中から選べます。

ペット用バリカンの基本的な使い方を紹介していきます。ペット用バリカンは軽く握って力を入れすぎないようにしましょう。バリカンの刃はペットの肌と水平になるようにして肌に沿うようなイメージで平行に動かしていきます。

身体は皮膚を切らないようにバリカンを少しずつ動かしながらカットしていきましょう。顔や首回りは目や口に気をつけるのが大切です。

バリカンを持っていない方の手を使って皮膚を伸ばすようにゆっくりカットします。足裏はケガをして炎症を起こさないように、肉球の表面に沿うようにカットしましょう。

ペット用バリカンの気をつける点を紹介していきます。ペット用バリカンは安全そうに見えますが、扱いには十分気をつけましょう。犬の足先やおしり周りなどデリケートな部分はカットしすぎて出血する可能性もあるので気をつけましょう。

また、ペット用バリカンは使ったらキレイに洗って清潔にしておくのが大切です。掃除をしておかないと毛詰まりが起きたり、刃がさびてしまったりする場合もあるので気をつけましょう。

初心者でもバリカンを使用することは可能です。しかし、プロのトリマーさんのようにきれいに均等に整えることは難しい場合が多いです。また、バリカンを使って刈り込み過ぎた場合、夏場などは日光が直接肌にあたりダメージを与えてしまう場合もあるため気をつけましょう。

ペット用と人間用では刃の細かさが違うので、使用は避けましょう。ペット用バリカンは犬のやわらかく細い毛でもきれいにカットできるように設計されており、肌も傷つけません。大切なペットのためにも、トリミングにはペット用のバリカンを使用をおすすめします。

犬がバリカンを嫌がるのは、怖がっている可能性が高いです。そのため、まずは音を聞かせるなどしてある程度慣れさせるのをおすすめします。音に慣れたと感じたら電源をオフにしたまま体に当てて暴れないかの確認もきちんとしてください。無理に行ってしまうケガの原因にもなるので、慣れてくれるまで根気よく続けることが大切です。

トリミングと一緒に、爪切りも行ってケアしてあげましょう。伸びた爪を放っておくと歩きにくく痛みが伴うなど、トラブルも起こります。以下の記事では、おすすめの犬用爪切りを紹介しています。選び方などもぜひ参考にしてください。

犬や猫などペットの毛をきれいにカットするペット用バリカンをご紹介しました。全身用や部分用・コードレス・水洗いできるタイプなどさまざまな種類の中から、毛の長さやカットしたい部位を考慮して選ぶと最適な商品が見つかります。使いやすいペット用バリカンを選んでください。