英会話本おすすめ18選｜英語が話せるようになる本は？初心者向けの本はある？

今や学校やビジネスシーンをはじめ、日常生活のさまざまな場面で必要とされているのが英会話のスキルです。しかし、必要に駆られて英会話の勉強を始めた初心者の方は「どうやって勉強すればいいかわからない」という場合も多いのが現状です。

そんな時に便利なのが「英会話の本・参考書」です。日常英会話はもちろん、ビジネスや旅行・留学など、いろいろなシーンで使える英会話の表現やフレーズがわかりやすくまとめられています。英語に苦手意識を持つ社会人・学生の勉強をサポートします。

そこで今回は、英語が話せるようになる本の選び方やおすすめの商品をご紹介します。テキストを使ったおすすめの勉強法もまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

• 自分のペースで勉強できる
• 教材費が安い
• プレッシャーがない

仕事や家事・育児をしている方は、通う時間を作るのも大変な場合がありますよね。英会話教材を使って自分のペースで勉強すれば時間も取りやすいです。さらに、英会話教室に行くと教材費の他にも教室代がかかるのでコストが高くなってしまいます。

英会話に苦手意識を持っている社会人をはじめとした初心者の方には、英会話の基礎となる中学英語を扱った本や、イラストが掲載されているようなわかりやすくて面白いテキストがおすすめです。

初心者が英会話を学習する場合、モチベーションを落とさないようにするのが何より大切です。イラストや漫画などを使ったテキストを選ぶと、英会話のフレーズ・会話表現のイメージを掴みながら学習していけます。

基礎的な文法や会話表現に触れてきた大学生をはじめ、中級者と呼ばれる方の学習には、英会話の本のなかでも取り扱っているフレーズ・単語の数が多く、幅広いジャンルの内容を学習できる本をチョイスするのがおすすめです。

より英会話の基本となる語彙やフレーズの幅を広げられるのはもちろん、初心者向けのテキストで学習した内容の復習にもつながるため、知識をしっかり定着させやすい点が魅力的です。

英単語や文法の知識が豊富な上級者で独学で勉強を進めたい方は、日常生活やビジネスシーンなどといったより実践的な英会話が学習できる本で勉強するのがおすすめです。

また同じ意味の英語であっても、シーンや相手との関係性によって表現が少しずつ違っています。そのためさまざまなシーンでの英会話にも対応できるよう、扱っているフレーズや単語・表現のボリュームがあるものを選ぶのが大切です。

さらに、本気で英会話を身につけたい方はニュアンスの違い・使い分け方などが解説されている本を使うと、英会話をより深く理解できます。海外旅行・留学を考えている方にもおすすめです。

英会話は英文を読めるのはもちろん、正しい発音で話せるようになるのも大切です。そのため、英会話のフレーズや解説に加え、実際の発音を収録したCD・音声データが付属している本を選びましょう。

CDや音声データが付属しているテキストでは、本に掲載されている英文の正しい発音・イントネーションを実際に聞きながら覚えられるため、シャドーイング（＝音声を聴いてすぐに復唱する学習法）などを通して、ネイティブのリアルな発音を習得できます。

将来的に留学を考えている方をはじめ日常生活で使える会話表現を学びたい場合には、さまざまな時間帯で使えるフレーズが豊富に掲載されているテキストを選ぶのがおすすめです。

日常生活で使う英会話表現を扱っている本の特徴は、教科書のような堅い表現ではなく友人や家族などに向かって気軽に使えるようなものが多く掲載されています。気さくでくだけたフレーズが多いため、よりネイティブに近い表現を学習できます。

仕事やプライベートなどで、海外へ行く機会がある場合もありますよね。突然の出張などで急遽英会話が必要になったときは、旅行中のさまざまなシーンに合わせたフレーズがまとめられている本がおすすめです。

空港での入出国時はもちろん、滞在中の買い物・病院での質疑応答などといった、さまざまな場面で使えるフレーズや表現を学習できる本を選んでみましょう。より実践的な英会話を習得できるだけでなく、旅行先で急なトラブルが起こった時にも落ち着いて対応しやすくなります。

英語を使って仕事をしたい方は、フォーマルな会話表現も収録されているテキストで学習するのをおすすめします。ビジネスシーンの場合は相手に対して失礼がないように、日常会話よりもさらに言葉のニュアンスに対する注意が必要です。

そのためフォーマルシーンで使える会話表現を学べる大人向けの本で勉強しておくと、対面でのコミュニケーションにはもちろん、電話やメールでも失礼のない対応ができるようになります。

また、ビジネスシーンではレスポンスの早さも重要になるため、そのまますぐに使えるフレーズが掲載されている本を使って、活用できる会話表現・フレーズの数を増やしておくのも大切です。

海外ドラマ・映画は作品の世界観やシーンを通して、ネイティブによる実際の会話表現やスラングなどを学習できため、英会話の教材としても人気です。

教科書のような固い表現ではなく、キャラクターの年齢や場面・会話する相手の立場に合わせたリアルな表現がたくさん使われているため、実践でも活用できるフレーズを楽しみながら学習できます。

仕事や授業の合間に英会話を学習する方の場合は、すきま時間を活用して学べるようにレイアウトされている本を使うのもおすすめです。

英会話の本の中には、バッグなどに入れて持ち運べるような手帳サイズのもので、場所を選ばずに学習できるテキストも存在しているため、通勤・通学中にも手軽に学習できます。

また、長時間の勉強では集中力が落ちてしまう場合にも、すきま時間で学べる本を使えば、1日数ページのスモールステップで学習を進められます。あわせて普段の生活スケジュールの負担にならないボリュームの本を選ぶと、モチベーションの低下防止にもつながります。

英会話の本のなかには学習したフレーズや単語を用いて、実際の会話や質疑応答を想定した問題をテキストに直接書き込んで解くスタイルのものも少なくありません。しかし、書き込み式の本は、一度書き込んでしまうと同じ本で復習するのが難しい傾向にあります。

そのため、一度学んだ内容をより定着させたい場合には、同じ問題が繰り返し解けるようにレイアウトされた本を選ぶのがおすすめです。たとえば赤シートが付属している本の場合、問題の答えがシートで消せるため、何度も復習ができます。

他にも回答ページを折って復習時に見えなくできるテキストなど、同じ内容を繰り返し学習できる本もあります。さまざまなバリエーションが存在しているため、自分が使いやすいものを選ぶようにしましょう。

英会話に対して苦手意識を持つ方の場合、本の内容やボリュームよりもレイアウトの見やすさをしっかりチェックして選びましょう。

同じ内容の勉強本であっても、フレーズや会話表現の解説・説明が複雑であれば飽きてしまったり、挫折してしまうケースもありえます。

そのため解説が簡潔にまとめられているものや、重要な部分がイラストやマーカーなどで強調されているものなど、本を読んだ時に内容が頭に入りやすい・見やすいと感じるレイアウトのものを選ぶようにしましょう。

英会話を学習するにあたってネイティブが使うリアルな表現・発音に触れるのは、実際に使える英語を習得するために重要なポイントです。そのため、海外旅行・留学を考えている方は特に、筆者がネイティブスピーカーの本を重視して選ぶのをおすすめします。

日本人が書いた英会話の本のなかには、日本人にわかりやすい内容・解説を掲載している本も多いですが、母国語が英語の人が書いた本と比べると会話表現に使われるフレーズ・ニュアンスに違いがあります。

ネイティブが使う英語を学びたい方は、筆者がネイティブスピーカーの本を選ぶようにしましょう。

英語を話せるようになるためには「最低1年はかかる」と言われています。その根拠は、アメリカ国務省付属機関FSIによる調査で、「英語圏の人が日本語を習得するのに必要な勉強時間は2200時間」という結果がでています。

日本人が学校教育で英語の勉強に費やす時間は約1200時間です。よって、2200時間から1200時間を差し引いた残りの1000時間が英語習得には必要だと考えられています。「最低1年」と言われるのは、1日に3時間の勉強を継続すれば約1年で1000時間に達するためです。

英会話の本には語彙や文法に特化したものやフレーズに特化したものなど、さまざまなジャンルの本があります。一気に覚えたいがために複数のテキストを一度にたくさん購入する方も少なくありません。

しかし複数の本を一度に取り組もうとすると、一冊のテキストにかける学習時間が短くなってしまいがちです。また、テキストによって解説やレイアウトも異なるため覚えにくく、せっかく学習した内容も定着しにくい可能性もあります。

そのためまずは気になる本を一冊だけ購入するようにし、掲載されている内容が完璧に身につくまで、何度もくり返し勉強して使いこむおすすめします。

話す力を高めるためには、本で学んだフレーズを音読したり、海外ドラマや洋画で話されている言葉を真似たりすることをおすすめします。実際に声に出してみることで発音やリズム、イントネーションなどを無意識のレベルにまで刷り込むことができます。

聞く力を養うためには、聞こえた英語を一語一句書き取るディクテーションがおすすめです。間違いが可視化され、苦手な単語がはっきり確認できるメリットがあります。また、日本語にはなく、聞き流してしまいがちな冠詞や前置詞も認識できるようになります。

また、英語を聞きながら真似て発音するシャドーイングもリスニング力向上には効果的な学習法です。最初は難しく感じますが、区切りのいいところで音声を停止して真似するリピーティングという方法から入ると次第に慣れます。

英会話は使わない期間が長くなると、勉強時よりも英語のレベルは落ちていきます。そのため、毎日コツコツ継続して勉強していくのも学習のポイントです。

学習に対するモチベーションが低下しないように、英文や解説をただ読むだけでなく、時には海外映画や新聞・YouTube動画を活用するなど、毎日のライフスタイルのどこかに英語を取り入れるのもおすすめです。

移動が多い方や忙しい方は、隙間時間で手軽に英会話学習ができるアプリもおすすめです。無料体験ができるアプリがあって、本を購入するよりも安価に学習できるのが魅力です。気になる方は、記事の下のリンク先ページで詳細をチェックしてください。

本格的に英語を学習したい場合は、英会話教室で実践的に学ぶのがおすすめです。英会話教室は日本にあるため比較的行きやすいですが、時間に制約があってなかなか通えない方もいますよね。そんな方におすすめなのが、オンライン英会話です。

学習する場所・時間を選ばないので忙しい方にはぴったりです。入会前に無料体験などを使って実際にレッスンを体験してみましょう。一方、よりハードルが高いですが、本気で英語をマスターしたい方はぜひ留学に挑戦してみてください。

現地で生活するわけですから、「いらっしゃいませ」「何かお困りですか？」などの基本的な接客フレーズをある程度渡航前に覚えていくと安心です。オンライン英会話、留学エージェントについてまとめた下の記事をぜひ参考にしてください。

英会話の勉強に使える本は、学習者に合わせてさまざまな種類・レイアウトのものが販売されています。これから本格的に英会話を勉強する方は、ぜひ今回ご紹介した選び方・おすすめの本を参考に、自分のペースで学習を初めてみましょう。