【美味しい！】玄米茶のおすすめ人気ランキング20選【ティーバックも紹介】

「玄米茶」は、炒った玄米を番茶や煎茶にブレンドした緑茶の一種。昭和の初期、京都のお茶屋で販売されるようになったのが始まりといわれています。カフェインも少なめで、玄米の香ばしい香りと苦みの少ないまろやかな味が特徴です。

健康と美容に嬉しい成分を豊富に含んだ玄米茶は、口当たりが良く、幅広い世代におすすめのお茶です。入っている玄米は、煎った茶色い米粒型のものと、弾けさせたポップコーン状のものの2種類があります。

ブレンド茶である玄米茶は、お茶屋さんそれぞれの好みや特徴が出やすいお茶でもあります。そこで今回は、おすすめの玄米茶をランキング形式でご紹介します。記事の最後にはおいしい玄米茶の淹れ方もご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

1.高血圧予防：「玄米」にはアミノ酸のひとつで、GABAやカテキンが含まれています。これらには、血圧が高めの方の血圧を下げる効果が期待できます。また、玄米茶に含まれるギャバやテアニンにはリラックス効果があり、ストレスを和らげる効果も期待できます。

2.生活習慣病の予防：玄米の胚芽の中には、「γ-オリザノール」というポリフェノールが含まれており、中性脂肪を増やさない働きをしてくれます。また、悪玉コレステロールの減少効果も期待できるので、お腹の中を綺麗にして、生活習慣病を予防するサポートをしてくれます。

3.アンチエイジング：玄米茶に含まれるカテキンには、腸内の善玉菌を増やす働きがあると言われています。カテキンで腸内環境を整えることで美肌に繋がります。また、玄米茶に含まれる豊富なビタミン類は、美白へのサポートやシミ、しわの予防にも嬉しい成分です。

玄米茶を選ぶ際に知っておくと役立つポイントをご紹介します。ポイントを押さえて、お気に入りの玄米茶を選んでくださいね。

ブレンド茶となる玄米茶は選ぶ際に原材料をしっかりチェックしたい商品ですよね。まずは原材料について見ていきましょう。

玄米茶に多く含まれる原材料として「抹茶粉末」があります。抹茶粉末を加えることで、味にコクとまろやかさが加わり、番茶や玄米特有の茶色が鮮やかな緑に変化します。

また、高級抹茶を使用しているものは、通常の玄米茶に比べると価格は少し高くなりますが、抹茶のキレ味と玄米の香ばしさを両方味わうことができます。お茶の色も抹茶ならではの美しい緑色になるため、来客用としてもおすすめです。

煎茶や番茶の代わりに、ほうじ茶をブレンドした玄米茶もあります。ほうじ茶は、煎茶や番茶などを強火で炒ってつくられるため、香ばしさと茶色い色味が特徴です。そして、ほうじ茶と玄米をブレンドすることで、両方の香ばしさを楽しむことができます。

また、ほうじ茶は高温で炒ってつくるため、カフェインが昇華しています。そのため、煎茶や番茶で作った玄米茶と比較するとカフェインが少ないのも特徴です。小さなお子さんや、胃腸の調子が良くない時でも安心して飲むことができますね。

煎茶や番茶とブレンドしていない、玄米のみの商品も販売されています。自宅にあるお好きなお茶と混ぜるだけで、簡単に玄米茶ができます。煎茶と玄米を好きな割合でブレンドして、豊かな香りとまろやかな味わいを自分好みに調整できますね。

また、ご飯と混ぜてお茶をかければお茶漬けに。さらに、そのまま和風のおやつとしても楽しむこともできます。

商品タイプにより玄米茶を選ぶのもおすすめです。ここでは、商品タイプ別にそれぞれの特徴をご紹介します。

一番王道なのが、茶葉から淹れるタイプの玄米茶です。このタイプは、お茶の本当の美味しさや風味をダイレクトに感じることができます。

茶葉で淹れると、量の調整もしやすく、数人で過ごすティータイムに一度でたくさん淹れるることができるのもメリットです。ただしこのタイプは、美味しく淹れられるようになるまで少々コツが必要でしょう。

スーパーやコンビニで販売されている玄米茶でお馴染みのタイプがティーバッグ。このタイプは、飲む分だけ小分けにしており、お湯を注ぐだけで玄米茶が出来上がります。お茶のだしパックとも似ていますが、パックにひもが付いているタイプです。

ティーバックタイプはとにかく手軽なのがメリットです。一人分を手軽に淹れられるため、一人暮らしの方や、オフィスなどで使うのもおすすめです。

お茶そのものを挽いて粉末にした、粉末タイプも玄米茶で人気の高い商品です。熱いお湯や水に溶かして飲みますが、ティーバックを捨てる手間もなく、ティーバック以上に手軽です。味の調節もできますし、まとめて作ることもできるので、数人分のお茶を作る場合にも便利。

また、粉末タイプは、茶葉に含まれる成分を余すところなく摂取できるので、健康に良いというメリットもあります。ただし、このタイプは湿気に弱く、劣化してしまうと味や風味が落ちやすい傾向にあります。

自販機などでもよく販売されているのがペットボトルです。持ち運びにも便利で、喉が渇いた時に手軽に飲むことができます。

スーパーでもサイズ別に分けて陳列されていますし、定番ブランドからも販売されています。玄米茶を初めて飲んでみるという方は、まずはペットボトルタイプから試してみるのもおすすめです。

スティックのタイプは、味の調整をすることなく手軽においしい玄米茶が飲めまる上に、持ち運びをするのにも便利なのがメリットです。オフィス用としても人気が高く、急な来客がある時でも、慌てる必要がありません。

おいしい玄米茶の茶葉と玄米の割合は、一般的には1：1で作られるることが多いと言われています。ただし、メーカーや商品によって割合は異なり、玄米が多めのものや、反対に茶葉が多めのものもあります。

玄米の比率が多めのものは、より香ばしくまろやかな味わいに。そしてカフェインの含有量も少なくなります。一方で、玄米よりも茶葉の割合が高いものは、使用している茶葉によって味にお茶独特の苦みや渋みが加わります。

どちらの割合が多い方が美味しく感じるかは、個人の好みによるでしょう。また、メーカーの中にはブレンド比率を公表しない場合も少なくありません。ですから、色々な玄米茶を飲み比べることで、自分好みの味を見つけることができるでしょう。

玄米茶を選ぶ際には、できるだけ国産で、有機栽培のものが安心です。乾燥茶葉は使う直前に洗うことができない食材です。そのままお湯を加えて飲むため、残留農薬などが含まれている場合にも、体内への摂取を避けることができません。

さらに、玄米茶に含まれる緑茶に関しては、食品衛生法に基づいて厚生労働大臣が定る「残量農薬基準」が、他の穀物と比較して高く設定されています。ですから気になる方は、できるだけ国産で有機栽培の商品を選ぶのが安心です。

玄米茶が高品質であるかどうかを見分けるには、原産国や栽培方法などが一つのポイントになりますが、それ以外にも見た目で見分ける方法もあります。

まず、高品位な玄米茶には、形の良い茶葉だけが使用されており、玄米の大きさは小さすぎず、ふっくらとした丸みを帯びた卵型をしています。

なお、ポップコーン状の白い玄米は、飾りとして入れられていることが多い傾向にあります。ですから、ポップコーン状になっているお米が少ない玄米茶ほど、高品質と言えるでしょう。

玄米茶をどのような目的で楽しむかによってそれぞれ予算が違ってくることでしょう。水代わりに気軽に飲むのか、または健康や美容の維持のために飲むのかなど。そして、コスパ重視で飲みたい方は価格で決めるのも一つでしょう。コスパ重視のお得用サイズの商品もあります。

このようなタイプは1杯あたりのコストが安いのが特徴です。ただし、価格と品質とは比例する傾向にあり、品質や製法にこだわりがある商品は価格が高くなります。

1杯あたりの予算を計算し、飲む目的とそれに見合った品質かどうかのバランスをチェックして、納得できる商品を選ぶのもおすすめです。

美味しいお茶には淹れ方にもコツがあります。そこでここからは、美味しい玄米茶の淹れ方や玄米茶の作り方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

もし淹れたお茶がまずいと言われてしまったら、まず確認したいのが、温度です。というのも、お茶はお湯を茶葉へ注ぐ過程で、味が決まってきます。しかも、お茶の種類によってもその適切な温度は違います。

特に香りがメインの玄米茶は、その香りを楽しむために沸騰したての熱湯でサッと香りを引き出すのがポイント。玄米茶の香りは、100度の熱湯でより引き立ちます。茶葉の量が少ない玄米茶は、高温で入れても苦味や渋味が抑えられる特徴があります。

そして、抽出時間は30秒程みましょう。最後の一滴まで注ぎきったら、おいしい玄米茶の完成です。

次に、ティーバックの玄米茶の美味しい淹れ方のポイントをご紹介します。まず、直接ティーバッグお湯を注ぐのではなく、カップの端の方からゆっくりとお湯を注ぐようにしましょう。お湯を注いだら、ひもをもって4～5回揺らすことで、よりお茶の味わいが深まります。

その後、すぐにティーバッグを引き上げずに、20秒程度ふたをすることもポイント。カップにお湯を注いだら、ふたをした状態で20秒ほど蒸らすと味に深みが出ます。

そして、ティーバッグを引き上げるときは最後の1滴まで出し切るように、しばらくカップの上でキープします。また、ティーバッグは一煎目で旨みがほとんど出てしまうため、2杯目は、新しいものを用意するのがおすすめです。

玄米茶は、水出しでもとても美味しくいただけます。専用のティーパックを買うのが簡単ですが、手作りもできます。そこでここでは、水差し玄米茶の作り方をご紹介します。まず、用意するものは、ポット、ティーパック、茶葉、煎り玄米です。

作り方は、水1リットルに対して10～15gの茶葉と、それと同量の煎り玄米をティーバッグに入れて、冷蔵庫で約3～8時間ほど寝かせれば出来上がり。材料をボトルに入れたら、抽出しやすくなるよう、ボトルを振るのがポイントです

なお、水出し玄米茶は、お湯で入れたものよりもテアニンが豊富で、渋みや苦味が抑えられた、まろやかな味わいに仕上がります。

なお、以下の記事ではティーポットのおすすめ人気ランキング25選を紹介しています。選び方のポイントも解説していますので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

玄米茶のおすすめ商品をご紹介してきましたが、いかがでしたか？玄米茶は、カフェインに敏感な方や、生茶の香りが苦手な方でも楽しめる、まろやかで香ばしい味わいが魅力です。ぜひ今回の記事も参考に、お気に入りの玄米茶を見つけてくださいね。