100均マットをテントのインナーマットに｜銀マットやダイソーの商品を紹介

アウトドアで使えるインナーシーツ・キャンプマットをお探しではありませんか？ネット通販や有名メーカーのキャンプ用マットは快適性を考慮していますが、2千～3千円以上、あるいは高機能なものでは1万円以上するケースも見られます。

心地いい睡眠のためにはマットは重要性の高いアイテムですが、価格をネックに感じている方も多いのではないでしょうか。そんな方には100均のアイテムを活用するのがおすすめです。自分のニーズに合った商品を選べば、少ない出費で快適な眠りも得られます。

この記事ではダイソーなどの100均にあるインナーマットの魅力について、その種類やサイズ感にも触れながら解説していきます。銀マットなど、体が痛くならないマット選びや断熱性を高めるためのキャンプマット選びを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

キャンプマットは寝袋の下に敷いて地面の凹凸を吸収・断熱する役割があるのに対し、インナーマットはテント内全面に敷くマットです。インナーマットがあればテント内の地面が安定し、快適になるので、ファミリーやグループなど大人数でのキャンプにおすすめです。

また、インナーマット・キャンプマットだけでは地面からの冷えを遮断できない場合には、シュラフにインナーシーツを併用すると安心です。

近年アウトドア人気の高まりを受けて、100均でもさまざまなキャンプギアが続々と登場しています。キャンプ用のインナーマットも販売されるようになり、一般的なインナーマットと比較して価格が安いだけではなく、サイズや種類も豊富にあります。

お尻に敷くのにちょうどいい60 × 60cmサイズのものだけでなく、大人の男性が横になるのに十分な、180 × 60cmサイズのものまで購入可能です。

インナーマットの素材のラインナップも充実していて、保温性を高めるタイプ・折りたたみタイプ・軽量性重視タイプなど、さまざまな種類が揃っています。そのため、キャンプのシチュエーションに合わせて選べるのも魅力です。

圧倒的な安さが魅力の100均のインナーマットですが、「睡眠時に体が痛くなるような薄い素材なのでは？」と疑問を持たれるかもしれません。たとえばダイソーでは、最近は500円以上のアイテムも多くありますが、その中には厚みのあるマットも揃っています。

100円のアイテムよりも出費はかさみますが、それでもなおコストパフォーマンスに優れています。キャンプでの夜を快適に過ごすために、ぜひチェックしておきたいアイテムです。

銀マット（アルミマット）に使用されているアルミには放出された熱を反射する作用があり、表面を薄いアルミで覆った銀マットは保温の目的に向いています。そのためアルミシートには、保温や断熱を目的とした商品もあります。テント下の保温で使う目的では薄手でも十分効果的なため、できるだけ広く使えるタイプを選ぶようにしましょう。

熱は冷たい方へと逃げていくため、銀マットを敷けば体から放出される熱が、接している地面へと逃げていくのをある程度防げます。そのため、冬はアルミシートの銀の面を上向きにして使用しましょう。ただし寒冷な季節においてはマット以外にも、シェラフ・衣類・暖房など防寒対策をしっかり行いましょう。

1辺が30cm程度の正方形のジョイントマットは、1枚ではお尻に敷く程度の広さしかありませんが、ジグソーパズルのようにマット同士をつないで広げていけるのが魅力です。

本来、室内用のマットとして販売されているものですが、ファミリータイプの大きなテントの広さをカバーできるテント用マットを探すのは難しいため、代替策としておすすめです。

ただしジョイントマットの枚数が増えるほどコストもかかるため、節約を考えるなら横になるのに必要な分だけ購入するようにしましょう。

テント内で座ったり、椅子に腰かけたりする際にお尻に敷くのにおすすめなのが、折りたたみタイプのマットです。使わない時は折りたたんでコンパクトに収納できるので、荷物の整理にも便利なアイテムです。

登山中や森の中を散策していて一休みしたい時にも手軽に使えるので、小さいサイズ感ながら重宝します。アウトドアシーン以外にも、スポーツ観戦やデスクワーク時のお尻の痛みも軽減します。なにかと汎用性の高い便利グッズです。

ダイソーの携帯用レジャーマットは、前述でも紹介した折りたたみタイプで、使わない時はコンパクトに持ち運べるのが魅力です。色・デザインなど、時期によって変わる可能性がありますが、いずれにしてもお尻に敷くのに便利なアイテムと言えます。

「折りたたみ携帯マット」も「携帯レジャーマット」と同様に折りたためるポータブルなマットです。プラスチック系の繊維にポリエステルが混ざっている上に、サイズ感やデザインに微妙な違いがありますが、用途は同じなので好きなデザインで選びましょう。

「185cm × 57cm」の大判タイプのレジャーマットは、大人の男性の身長をカバーしているのでベッドマットとしても適しています。発泡ポリエチレンフォームと呼ばれるスポンジ素材でクッション性があり、スリーピングマットとして使うのがおすすめです。

コンパクトに折り畳めるだけでなく、収納袋が付属しているので、携帯性に優れているのも魅力的です。500円商品になりますが、地面の硬さや凸凹感を緩和したい人はぜひチェックしておきましょう。

広範囲の保温性を確保したい人は「180cm × 100cm」のアルミマット（銀マット）税抜き500円がおすすめです。他にも「180cm × 180cm」のアルミマットもありますが、厚みに違いがあるため、広さと厚さとどちらを優先するか決めてから購入するのがおすすめです。

ふわふわとした質感のボア素材のマットは、空気を含んでいるので断熱効果も生まれ、暖かさを逃したくない秋冬のキャンプシーンにおすすめです。手触りも滑らかで、ジョイントタイプなので広さを自由に変更できるのも魅力です。

触り心地が良く断熱効果にも期待できるマットなら、セリアの「ふわふわマット」もおすすめです。ポリエステルとポリプロピレンの繊維の組み合わせのため、水洗いができて清潔を保ちやすいのも魅力です(※温風式乾燥機はNG)。

横になった時に体全体をカバーできるサイズ感ではありませんが、座ってくつろぐだけでなく、眠る時に冷えが気になる足元に敷くなど応用も利きます。肌触りが良く、見た目にもおしゃれな印象で人気があります。

ダイソーなどの100均出購入できるインナーマットを紹介してきましたが、快適かつ充実したテント泊には厚手のインナーマットもおすすめです。以下の記事では、テント用インナーマットについて詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

100均ギアの充実によってキャンプはより身近に楽しめるレジャーになりました。価格が安くてもアイテムの組み合わせや工夫次第でより機能的に使えるのも、アイデアを生み出す楽しさがあります。100均のマットにおいても上手に活用して、快適なアウトドアライフを満喫してください。