アイアン型ユーティリティおすすめ10選｜名器や初心者でも飛距離が出るものも

フェアウェイウッドとアイアンの中間の機能を持つユーティリティは、プロ・アマ関係なく多くのゴルファーが愛用しています。特にアイアン型ユーティリティはロングアイアンが苦手な方に重宝されます。

ユーティリティと聞けば、ウッド型のヘッドを浮かべる方も多いはず。テーラーメイドなどさまざまなメーカーから販売されているアイアン型は、初心者にもやさしいクラブの一種で、飛距離200ヤードを狙えるものもたくさんあります。アイアン型はヘッドが大きいので、ボールを打ちやすい特徴があります。

この記事では、アイアン型ユーティリティのメリットや基本的な選び方について紹介します。名器と呼ばれるものから中古まで幅広く網羅します。これからゴルフを始める方も、長年ゴルフを続けている方も、ぜひ参考にしてみてください。

ここからは、アイアン型ユーティリティが持つメリットについて説明します。スコアが伸びず悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。

アイアン型ユーティリティとロングアイアンは、よく似た形状をしていますが、シャフトの長さが違います。アイアン型ユーティリティはロングアイアンよりシャフトが短いのが特徴的です。

シャフトが短い分、スイングがしやすくなり、ボールへのミート率も上がります。また、ヘッドスピードも上がるので、ロングアイアンで飛距離が出せない方におすすめです。

フェーズ面が大きく、FP値が小さいアイアン型ユーティリティは、スイングの最下点近くでボールが打てます。すると、インパクトの成功率が上がり、ボールを飛ばしたい方向へ飛ばせます。

ウッド型ユーティリティやフェアウェイウッドでミスが出やすい方でも、アイアン型ユーティリティを使うとまっすぐボールを飛ばせる可能性が上がります。

アイアン型ユーティリティはヘッドが大きいため、スイートスポットにボールを当てやすいです。その結果、直線的でスピードのある球を打てるので、風の影響を受けづらいです。

強い球を打てる代わりに、高さはあまり出せません。飛距離がほしい場合は、ロフト角の小さいアイアン型ユーティリティがおすすめです。

ウッド型に比べて重心深度が浅いのがアイアン型の特徴です。ボールのコントロールはしやすい一方で、ボールは上がり難くなります。高さを出したい場合には扱いにくさを感じる可能性があります。特に、ヘッドスピードが遅い人だと、ウッド型の方がしっくりくると感じるかも知れません。

ロングアイアンに比べて、ミスに強く打ちやすいのがアイアン型の特徴。ですが、ウッド型ユーティリティと比較した場合には、ウッド型の方が打ちやすく感じる人も多いかも知れません。思った方向にボールを打ちたい人には向いているのですが、高さが出ない分そう感じさせるようです。特にロフト角が少ないタイプの場合は、ウッド型の方が打ちやすいと感じる人が多い傾向にあります。

ユーティリティにはアイアン型とウッド型が存在します。アイアン型は面長でフェーズ面が大きく、ウッド型は全体的に丸みがあります。

基本的な総重量は、アイアン型のほうが軽い傾向にあります。シャフトの素材やメーカーによっても重さは差があります。

アイアン型は低く、速い球を打てます。一方で、ウッド型は高く、遠くにボールを飛ばせます。

アイアン型ユーティリティはヘッドスピードが速い方に向いています。ウッド型ユーティリティでボールが高く上がり過ぎてしまう方は、スイング力がある証拠です。

また、ロングアイアンを愛用している方も馴染みやすいです。アイアン型ユーティリティはロングアイアンと性質が似ており、高さを抑えつつ、弾道をコントロールできます。

ショートホールならティーショットとして使用できます。ミドルホールやロングホールでは、2打目に使うのがおすすめです。

ここからは、基本的なアイアン型ユーティリティの選び方について紹介します。初心者の方には、カーボン製のシャフトかつヘッドが大きなアイアン型ユーティリティが適しています。

シャフトには一般的にカーボンもしくはスチールの素材が使われています。カーボンは軽くて、しなりやすく、女性や初心者の方におすすめです。また、飛距離を伸ばしたい方に向いています。

スチール製は鉄製でねじれが少なく、ミスショットが減るメリットがあります。ですが、カーボンのようにしならないので、スチールシャフトはスイングにある程度の力が必要です。

アイアン型ユーティリティのヘッドはその名の通り、アイアンのヘッドと似ています。ですが、ヘッドの形はメーカーによってはもちろん、FP値などによって異なります。

ヘッドの形は大きければ大きいほど、ボールにミートしやすく、打ちやすいです。初めは大きめのヘッドで練習するのがおすすめです。

アイアン型ユーティリティは、2番・3番・4番の3種類のラインナップになっているケースが大多数を占めています。一般的な各番手のロフト角は、2番が17〜19度・3番が20〜22度・4番が22〜25度となっています。同じ番手でもメーカーやモデルによってロフト角が異なるので、購入時には番手ではなく必ずロフト角の方を確認してください。

アイアン型ユーティリティを選ぶなら、自分の効き手にあったものを選びましょう。右利き用は種類が多く選択肢が豊富なので、基本的には右利き用がおすすめです。ですが、左利きの場合には「レフティ・左用・左利き用」などの表記のあるタイプをチェックしてください。右利き用に比べると種類は少ないですが、機能性の高いものも増えてきています。

最近では左利き用のセット品なども販売されているので、そうしたものをチェックするのもおすすめです。

アイアン型ユーティリティは平均1万～2万円ほどのお値段がします。高くて手が出せないとお考えの方は、ネットオークションやフリマアプリで検索してみてください。中古品が多いですが、中には新品のものも販売されています。

また、アウトレット用品を扱うお店では、型落ちのアイアン型ユーティリティが販売されている可能性もあります。型落ち商品は在庫処分で価格が下がっていますが、新品同様でとてもお得です。

今回は、アイアン型ユーティリティについて詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか？理想にあった1本を見つけられましたか？クラブセッティングにアイアン型ユーティリティを入れて、スコアアップを目指しましょう！