自転車用ライトおすすめ15選｜後付けできるライト【盗難防止機能付きも】

夜間に安全に走行するために欠かせない自転車のライトは、道路交通法で装着が義務付けられています。取り付ける際は、道路交通法で定められた明るさのライトを選ぶのが重要です。

明るさ以外にも、自転車用ライトには充電式や電池式などライトの種類もたくさんあり、防水機能や盗難防止機能などさまざまな機能を搭載した便利なものもあります。また、キャットアイやジェントスなどライトを販売しているメーカーも多いです。種類が豊富なのでどの自転車用ライトを選べばいいか迷いますよね。

この記事では、後付けできる自転車用ライトのおすすめ商品をご紹介します。ライトの選び方や人気メーカーまで詳しく紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

自転車用ライトは各都道府県の道路交通法で色と明るさの規定があります。前後で異なるのでしっかりと確認しておきましょう。一般的には次のように定められています。

• 前照灯(フロントライト)：白か淡黄色、前方10m先の障害物を確認できる明るさ
• 尾灯(テールライト)：赤か橙色、後方100mから確認できる明るさ

お住まいの地域の道路交通法をしっかり確認し、規則に沿ったライトを取り付けましょう。また、テールライトの種類によっては点滅するものもありますが、点滅では不十分です。必ず点灯させて使うものを選びましょう。

自転車用ライトの明るさはルーメン(lm)やカンデラ(cd)の値で表されます。ルーメンは光源からの光の量を表す単位。ルーメンの値が大きいほど周囲をより明るく照らしてくれます。

カンデラは光源からの光の強さを表す単位。カンデラの値が大きいほどより遠くまで明るく照らします。ライトを購入するときは、ルーメンやカンデラの値を確認して選びましょう。

自転車用ライトで最も重要なのは明るさです。自転車用ライトの明るさは主にルーメン(lm)で表されるので、ルーメンの値を確認しましょう。しかし明るければ明るいほどいいわけではありません。1000lmを超える強力な明るすぎるライトには次のようなデメリットがあります。

• 眩しくて他人の目を潰してしまう
• バッテリーの持ちが悪くすぐに切れてしまう
• 長時間使用していると発熱してライトが高温になる

明るさを重視する場合も1000lm以下のライトを選ぶようにしましょう。

ライトを選ぶときはルーメン(lm)の数値で明るさを確認しましょう。フロントライトは前方10m先にある障害物を確認できる明るさが必要です。市街地のような街灯の多い場所を走るときは300lmが目安になります。

街灯の少ない場所を走るときは400lm以上、山道のような暗闇を走るときは700〜1000lmが必要です。どのような場所でも安全に走れるように700lm以上のフロントライトを選んでおくと安心です。

テールライトは後方100mからライトを確認できる明るさが必要です。10〜15lmを目安にライトを選びましょう。光の色は赤色か橙色を選ぶ必要があります。

テールライトにはさまざまな種類があり、中には点滅して使うものもあります。しかし道路交通法では必ず点灯させて使う必要があるので要注意。必ず点灯させて使うものを選ぶか、リフレクターと合わせて使うようにしましょう。

ロングライドでライトを長時間使用する場合はUSB充電タイプがおすすめ。スマホやモバイルバッテリーでも充電できるので、出先でライトが切れてしまっても安心です。電池を交換する必要もないので低コストで抑えられるメリットもあります。

ライトをそんなに使わない人は電池タイプのライトがおすすめです。電池タイプのライトは安価で購入でき、こまめに充電する必要もないので手間もかかりません。単三や単四電池が主流なので、コンビニでも手軽に購入できるのもメリットです。

ソーラー充電タイプは日の光によって充電されるので、電池交換や充電の手間もかけずに使えます。走行中でも勝手に充電されるのも嬉しいポイントです。モデルによっては曇りの日でも充電できるものもあるので便利です。

自転車を毎日使用する人には自動点灯機能があると便利です。周囲の暗さや振動を検知して自動点灯し、一定時間自転車を動かさないと自動消灯します。ライトの消し忘れも防げるので子供用の自転車ライトとしてもおすすめです。

急に雨が降ってきても防水機能があれば安心して使えます。自転車用ライトの防水性能はIP表記の数値を確認しましょう。IP表記には0〜8の段階があり、数値が高いほど防水性能も上がります。雨の中でも使うならIPX5を目安に選ぶと安心です。

アラーム機能とは、ライトを取り外そうとするなど盗難されそうになると、点滅したりアラーム音が鳴ったりする機能です。自転車のライトは盗難被害に遭いやすいので、アラーム機能がついていると盗難防止に非常に役立ちます。

着脱のしやすさも、ライトを選ぶうえで重要なポイントです。着脱方法はライトによってさまざまなので、商品によっては電池交換のたびに工具を使って取り外しを行わなければならないものもあります。

ダイヤルを回して固定するタイプやスライドさせてはめ込むタイプなど、工具を使わず素手で着脱できるタイプがおすすめ。着脱が簡単なら、充電や電池交換も苦になりません。

スピーディな走行ができるロードバイクは走行性能や走り心地が重要です。特にロングライドをする場合は、身体の負担を軽減するためにも自転車を少しでも軽くする必要があります。

自転車を軽くするために、自転車用ライトもできるだけ軽いものを選びましょう。コンパクトなものだと軽量で、持ち運びにも便利でおすすめです。ロードバイクで走行する場合は十分な光量がありコンパクトで軽量なものを選びましょう。

自転車で走行するには危険がつきものですが、特に子供は操作がおぼつかなく危険も高まります。ライトで明るく照らすと前が見えやすくなるのはもちろん、周囲の車や歩行者も認識しやすくなります。

子供用の自転車ライトなら、夜間はもちろん日中でも点灯できるものを選ぶと安心です。また子供は自転車を倒してしまう場合も多いので、衝撃に強いものや耐久性に優れているライトを選びましょう。

CAT EYE(キャットアイ)は、昭和29年に誕生した歴史のある老舗のサイクルパーツメーカーです。反射板で有名で国内シェアの大半を占めており、世界でも人気を博しています。

キャットアイのライトはラインナップが豊富。さまざまなルーメンのライトが揃っており、中には6,000ルーメンのハイパワーなものもあります。使いたいシーンに合った明るさのライトが選べておすすめです。

1978年に懐中電灯メーカーとして誕生したGENTOS(ジェントス)は、LEDライトに特化したメーカーです。懐中電灯の技術を活かした機能性の高いライトを販売しています。

ジェントスのライトは機能性だけでなくデザインがおしゃれなのも魅力。ロードバイクやクロスバイクのデザインも損なわずに付けられます。また価格が安価なのも嬉しいポイント。コストパフォーマンスが高く普段使いにもおすすめです。

ドライヤーや冷蔵庫など、ハイクオリティな家電製品で知られるPanasonic（パナソニック）。その質の高さは、日本のみならず世界のさまざまな国から支持を集めています。

パナソニックのライトは自動で点灯・消灯を行う機能がついたものがあります。自動で点灯・消灯してくれるので、消し忘れの心配がありません。

自転車ライトの交換はご自身でできるのか気になった事はありませんか。実は自身でも交換可能です。電球だけ交換する場合と、本体を交換する場合で方法に違いはありますが、ネジを外していき再度組む工程ができる方は簡単に交換できます。

ご自身で交換する自信がない方・確実に設置してほしい方などはお店で依頼するのも可能です。工賃が発生する場合がありますが、交換の手間が省けるので時間がない方などにはおすすめの方法になります。

自転車用ライトのおすすめと、ライトの選び方や人気メーカーまで詳しく紹介しました。夜間を安全に走れるだけでなく、防水や自動点灯など幅広いシーンで活躍する機能を持った便利なものもあります。ぜひこの記事を参考にして、自転車用ライトを選んでみてください。