台湾ビールおすすめ7選｜カルディ・やまやなど取扱店も紹介！

日本のビールと比べて苦みが少なく、軽い喉ごしでゴクゴク飲める台湾ビールの人気が高まってきています。フルーツの名産地らしいフルーツフレーバーのビールもあり、ビールの苦みが苦手な女性やお酒に弱い方でもおいしく飲めると好評です。

話題の台湾ビールを飲んでみたいけれど、初めて飲む人にとってはどんな種類があるの？どこで買えるの？など、わからないことが多いと思います。まず、飲みたい台湾ビールを見つけるための情報が欲しいですよね。

今回は、台湾ビールについて解説していきます。台湾ビールの歴史をはじめ、おすすめ商品・選び方などもご紹介しています。ぜひ最後まで読んで、気になる商品を見つけてください！

日本の統治下にあった台湾で日本酒製造会社の社長たちがビール会社を設立し、「高砂ビール」の名称で長年親しまれてきました。

終戦で中国が台湾を接収したため「台湾啤酒」に改名されましたが、1919年の設立以来100年の歴史を誇り今もなお台湾で愛され続けるビールです。

台湾ビールの原料は、ホップの他になんと台湾産のジャポニカ米「蓬莱米」が使われているんです。

台湾の気候でジャポニカ米を作るのは難しくインディカ米が作られていましたが、日本人博士や技術者の数十年にわたる努力によりジャポニカ米の生産に成功しました。風味の良さでジャポニカ米がビールの原料にも採用されているのは、日本人として嬉しい限りです。

台湾は沖縄の気候に似ているためか、台湾ビールの味はオリオンビールに近いテイストです。軽快な喉ごしで爽快感があり、主張しすぎないので料理の味を邪魔せずどんな料理にも合わせやすいです。

暑い台湾だからこそ、ライトな口当たりですっきり飲める味が好まれます。冷蔵庫でキンキンに冷やして飲みたくなります。

日本のビールのアルコール度数は5～5.5%が主流ですが、台湾ビールは4.5～5%のものが多く日本のビールよりやや低めです。

次世代ビールと呼ばれるビールはアルコール度数が低く3.5%前後、フルーツビールはさらに低く3パーセント弱となっています。アルコール度数が低い分飲みやすいため、飲み過ぎには気を付けましょう。

料理に合わせてビールを選んでみませんか？料理に合ったビールを飲むと、料理もビールもよりおいしく味わえます。

炒め物や揚げ物・味が濃いめの料理にはすっきりとした味わいのラガービール「台湾ビール 金牌」などがおすすめです。また、ピリ辛の麻婆豆腐などスパイシーな料理には、ほんのり甘いフルーツビールを飲むと辛さが緩和されます。

食中・晩酌・休日のお昼など、シーンに合わせてビールを楽しむのもおすすめです。

食中に飲むなら、ラガーのようなオーソドックスなビールだと料理の味を一旦リセットしてくれ次の一口がまた新鮮に感じられます。晩酌や休日のお昼に楽しむなら、華やかな香りで気分をリフレッシュさせてくれるフルーツビールがおすすめです。

スタンダードなら「金牌」、コクや苦みを感じたいなら「經典」、ヨーロッパの白ビールの原料となる小麦から作られたフルーティーな「小麦啤酒」など、台湾ビールは大変バラエティに富んでいます。

好みの銘柄が見つかると、ますます台湾ビールが好きになります。この後にご紹介するおすすめビールも参考に、気に入った銘柄を見つけてください。

台湾で最も売れているビールで、スーパーや飲食店などどこにでも置いてあると言っても過言ではないくらいの定番商品。モンド・セレクション最高金賞受賞の受賞歴があり、味・品質ともにお墨付きです。

台湾で愛されている一番人気のビールを、ぜひ味わってみてください。点心と一緒にいただけば、台湾屋台に行った気分になれるかもしれません。

日本では近年プレミアムビールが流行していますが、台湾ビールにもプレミアムビールが存在します。金牌PREMIUMは日本のビールに似た味わいで、日本人の口に合うと好評です。

世界のビール評議会で何度も金賞に選ばれているほどの実力で、その高品質なビールは一度試してみる価値があると思います。

華やかで芳醇なパイナップルの香りがただようフルーツビールです。甘ったるいカクテルと違って、しっかりとビールの風味が感じられます。

フルーティーで口当たりがよく、缶のデザインもかわいいので若い女性に人気があります。いつもと違った感じのビールが飲みたいときや、ホームパーティで出しても珍しいので喜ばれます。

台湾啤酒が創業当時「高砂麦酒」だった頃の伝統の味を受け継いで作られているクラシックビールです。日本人が開発したビールだけあり、慣れ親しんだコク・苦みを感じる日本のビールの味に近い味わいです。

口当たりの軽いビールでは物足りない、ガツンと飲みごたえのあるビールが飲みたい方にはこちらのクラシックをおすすめします。

レモンフレーバーのフルーツビールです。フルーツビールの中ではすっきり爽やかテイストで、レモンの香りが主張しすぎずホップの香りやビールの苦みも感じられます。

パイナップルやマンゴーは香が甘くてビールっぽくないと感じる方は、レモンを試してみてください。

台湾には、賞味期限がたった18日しかないこだわりの激レアビールがあるのをご存じですか？加熱処理をしていないため品質管理が難しく、置いてある店舗も限られています。

フルーティーでフレッシュな味わいは、非加熱だからこそ。日本では買えない激レアビール、台湾旅行で見かけた際には絶対味わっておきたいです。

リカーショップのやまや、輸入食材を扱っているカルディ、コンビニではローソンで台湾ビールの取り扱いがあります。ローソンでは、金牌・フルーツビール2種のほか限定商品のハニーラガー・紅茶ラガーも販売されいるので要チェックです。

また、ネット通販では楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなどで購入可能です。

台湾でよく見かける小さなビールグラス。せっかく飲むならビールとお揃いのグラスも用意して、台湾の雰囲気を味わいませんか？ビールのラベルと同じデザインでとってもかわいく、ビールがよりおいしく感じられそうです。

来客時にビールと同じデザインのグラスを出したら、センスがいいと褒められるかもしれません。

台湾ビールはスタンダードなものから変わり種まで種類豊富で、選んでいてワクワクします。また、台湾ビールのルーツに日本人が大きく関係しているのにも親近感が湧きます。本記事が、台湾ビールをもっと気軽に楽しむためのヒントになれば幸いです。