タイトリストフェアウェイウッドおすすめ4選｜歴代名器モデルも紹介【中古も】

ゴルフを愛する方にとって、絶妙な距離を叶えるフェアウェイウッドは必要不可欠なクラブですよね。多くのプロゴルファーがタイトリストのフェアウェイウッドを評価し愛用してるのを見て、その理由が気になるかもしれません。

実は「名器」との呼び声も高いタイトリストのフェアウェイウッドには選ばれるだけの理由があるんです。フェアウェイウッドは、初心者にもぴったりのモデルからプロ向けのモデルまでさまざまなモデルがそろっています。

今回はその魅力を理解していただくために、タイトリストの歴代フェアウェイウッドについて掘り下げてみました。種類や選び方と共に、初心者におすすめのモデルもご紹介するのでぜひ参考にしてください。

元々は違う職業だった創業者が、完璧だと思ったパットが入らなかったのに納得いかずボールをレントゲンで調べたのがブランドの始まりです。そのボールは芯がズレていたのが発覚し、自ら高品質のボールを製造し始めました。

現在タイトリストはゴルフボールの世界シェア50％を誇ります。ひとつずつX線で検品されており、満足度の高いゴルフボールを作り続けています。

タイトリストのトレードマークは、手書きのロゴ。これは製造が始まった1935年当時のデザインが生き続けていますが、実は字の上手い秘書の文字が採用されたのがロゴの誕生秘話です。

なめらかな筆記体の味のある文字は時代を経た現在でも、タイトリストのブランド価値を高める重要な役割を担っています。

創立当時、一般的にゴルフボールは百貨店で販売されていましたが、タイトリストはプロショップのみで販売して差別化を図りました。さらに、その品質を証明すべく有名ゴルフクラブでのデモンストレーションを実行。

企業努力が実り、1949年には全米オープンにおいて使用率ナンバーワンとなり確固たる地位を確立しました。その圧倒的な指示率は現在も続いています。

TSR1 フェアウェイ メタルは、不要なウェイトを極力削り、最適に軽量化したクラブです。軽量化された分、クラブスピードが向上してボールのスピン量が増し、また重心を後方の低い位置に配置し深重心化してあるため、ボールを高く打ち出せます。

クラブをより速く振れることでボール初速が上がり、そこに打ち出し角の向上が加わって高弾道でボールの飛距離を伸ばせるのが魅力です。空力特性に優れた小ぶりなヘッドが、安定した弾道を生み出し、打音・打感も心地よく、プレイヤーに自信を与えてくれます。

TSR2 フェアウェイ メタルは飛距離を伸ばすために作られた、歴代タイトリストの中で最も重心位置が低いフェアウェイウッドです。ボールスピードの速さと打ち出し角の高さが得られるように設計されており、バックスピン量を適度に抑えているため飛距離が伸びます。

またTSR1 フェアウェイ メタル同様、オープンホーゼル構造による力強く心地いい打音・打感が得られ、満足感の高いショットを生み出します。

TSR2＋ フェアウェイ メタルは、TSR2よりも重量があり、寛容性が高いのが特徴です。大きく高さのあるフェースで、上がり過ぎず方向性も出しやすいため、フェアウェイウッドとしてだけでなくティーショットでミニドライバー的に使用するのもおすすめです。

ドライバーよりもシャフトが短く操作性がいいので、ドライバーで打つのはちょっと難しいというコースでドライバー代わりに使うと優しく打てます。

TSR3 フェアウェイ メタルは、重心位置と5つのポジションの「SureFit CGトラック」を調整することで、プレイヤーに合わせた精密な重量調整が可能です。精密なチューニングは、ショットの正確性を向上させ、より高いパフォーマンスを生み出します。

重心がより深く低く、フェース中心付近に配置されています。それにより、簡単にボールを高く打ち出せるようになりました。狙う場所を正確にコントロールしつつ、よりボールを飛ばせるように設計されており、優しく打てて飛距離を伸ばせる優れものです。

「飛びのVG3」と言われるだけあり、飛距離においては高評価です。ヘッドが大きいのが特徴ですが、それによってアドレス時の安心感を得られビッグキャリーにつながります。

ヘッドの大きさの割には軽量で、振り抜きがスムーズです。インパクト時のボールに対してのエネルギーロスを最小化するソールの溝のデザインにより、下部に集中しがちな打点の安定性が高まります。

優れた反発力と低スピンが得意で、ピンではなく地面からのショットでも高いパフォーマンスを発揮します。前モデルよりヘッドが大きくなり、思い通りにコントロールしやすいです。

細くて深いソールの溝には、当たりが薄くてもボールが前に飛ぶ効果あり。独自の調整システムでロフト角とライ角を調整し、16通りのポジションからベストなセッティングを選択できます。

打点エリアを拡大し、初速が上がる範囲を広げるのに成功しました。フェアウェイはもちろん、ティーショット時にも最適な弾道と求める飛距離を叶えてくれます。

また、ヘッドの重心をトゥ方向とヒール方向に移動させられる新技術が搭載され、打点と重心を近づけて安定感をプラスしました。素材と丸みがあるデザインにより、玄人好みの引き締まった打感と打音を実現します。

では実際にタイトリストのフェアウェイウッドを使っている人の評価はどうなのか？いくつか口コミをご紹介します。

ユーザーからの声からは、打感やバランスのよさがうかがえます。選ぶ時は、スピンのかかり具合や飛距離の伸びなどフェアウェイウッドそれぞれの長所や、他クラブとの兼ね合いなどを考慮すると失敗が少なくなります。

TSR2・TSR2＋は、ヘッド形状がシャローで後方が緩やかに下がっており、ボールの打ち出し角や飛距離を最適化するのに役立っています。そのため、ボールが上がりやすく、寛容性も高いのが特徴です。

一方、TSR3のヘッド形状はディープで、後方がやや持ち上がっています。重心が浅いぶん、ヘッドの操作性を高めた形状・重心設計なのが特徴です。

TSR1は、ソール後方にウェイトがあり、慣性モーメントが高く安定性・直進性に優れているのが特徴です。TSR2・TSR2＋は、前方に固定式ウェイトがあり、スピン量を抑えて安定したコントロール性能を発揮します。

TSR3は、前方に移動式ウェイトが配置されています。ウェイトは5段階で調整でき、プレイヤーに合わせた精密な弾道調整が可能です。

TSi1・TSi2・TSi3はドライバーの流れ・弾道の高さに合わせて選ぶのがおすすめです。TSi1はスピーディに振り切りやすいウルトラ ライトウェイト設計を採用した軽量モデルです。高弾道のショットが優しく打てます。

TSi2はボールを高弾道で真っすぐ飛ばしたい方におすすめです。打ち出し角が高いためボールが高く上がり、多少のミスショットも補えます。

操作性にウエイトを置きたい方にはTSi3がおすすめです。ボールを自由に操りながら攻めるゴルフができます。強弾道でコントロールできるため、ゴルフの技術がある程度ある方に向いています。

初心者には難易度が高いといわれているフェアウェイウッドですが、うまく使いこなせればスキルアップにつながります。選ぶ時の基本はヘッドが大きくソールが丸いものを選んでください。安定感があり飛距離も伸びやすく、芝生のボールも処理しやすいです。

また番手は初心者でもコントロールがしやすい5番(5W)がおすすめです。ボールが当てやすく、飛距離を狙うことができ、使用シーンもひろがります。番手表記がない場合はロフト角18度くらいが5番手相当にあたります。

タイトリストの中では「VG3F」や「TSi1」がおすすめです。また、シャフトは柔らかい方が握りやすいので、男性は「R」女性は「L」から始めて徐々に硬めに切り替えていってください。

有名メーカーが販売している新品のフェアウェイウッドは、主力モデルだと1本5～6万円することも少なくありません。主力モデルを使ってみたいものの、価格で躊躇してしまう方もいるでしょう。しかし、中古であれば人気モデルが格安で手に入る可能性があります。

飛距離も大切ですが、ゴルフクラブは打ちやすいものを選んだほうが結果的に長く愛用する傾向があります。自分に合っていればやや古いモデルでも問題なく、名器と呼ばれるモデルが安く手に入る可能性もあるため、中古も選択肢に入れてみましょう。

ゴルフ好きなら知らない人はいないタイトリストですが、もちろんフェアウェイウッドもこだわりが詰まったクラブ。名器と言われる歴代モデルから新作までさまざまなフェアウェイウッドが揃っています。ワンランクアップのプレーを実現するためにも、ぜひ選択肢に加えてみてください。