安い焼酎のおすすめ15選｜安くて美味しいもの焼酎やコスパ最強の麦焼酎も！

晩酌は楽しみたいけど、お腹の体脂肪が気になる方は意外と多いです。実は、焼酎は低カロリー・糖分ゼロ・プリン体ゼロなので、ダイエット中の人からも重宝されています。安い焼酎ならお財布にも優しく、プリン体が気になる中高年の方にも人気です。

主に、焼酎は芋焼酎・麦焼酎・米焼酎の3種類に分けられます。原料や作り方によって風味や味わいが異なるので、自分好みの焼酎を見つけてください。ストレート・水割り・お湯割り・ソーダ割など、シチュエーションに合わせて飲み方を変えるのもおすすめです。

そんな焼酎を自宅で気軽に楽しむなら、安くて美味しい焼酎やコスパ最強の本格焼酎があったら嬉しいですよね。そこで今回は、焼酎初心者のための安くて美味しい焼酎を紹介します。焼酎の基礎知識や割り方、体にいい効果も必見です。

甲類焼酎は、酒税法では連続式蒸留焼酎に区分されます。アルコール含有物を蒸溜した酒類のうち、連続式蒸溜機で蒸溜したもので、アルコール度数36度未満のものと定義されています。

甲類焼酎は繰り返し蒸溜されるため、雑味が取り除かれてクリアでピュアな味わいです。原料本来の風味や香りはほとんど残らないため、お茶やジュース・ホッピーなどの割り材を使って飲みます。

乙類焼酎は、酒税法では単式蒸溜焼酎に区分されます。アルコール含有物を蒸溜した酒類のうち、単式蒸溜機で蒸溜したものでアルコール度数45度以下、さらにウィスキー・ブランデー・ウォッカ・ラム・ジンなどに該当しないものと定義されています。

乙類焼酎は甲類焼酎と比べて、味わい深い酒質に仕上がる傾向です。

乙類焼酎の中で、以下の条件を満たしたものを本格焼酎と呼びます。

• 単式蒸溜機で蒸溜する
• 「米や麦などの穀類」「芋類」「清酒粕」「黒糖」の4品目、または国税庁長官が定める49品目の原料と麹を使用する
• 水以外の添加物を一切使わない

ほとんどの乙類焼酎はこれらの条件を満たすため、乙類焼酎と本格焼酎はほぼ同じ意味で使われます。

焼酎が安い理由のひとつは、温度管理です。日本酒の場合、品質を維持するためには低温貯蔵する必要があります。そのため、冷蔵するためのスペースが必要になりますし、冷やすための電気代もかかります。

それに対して焼酎は常温で保存可能なため、日本酒などと比べて維持コストがかかりません。その分、安く手に入るようになっています。

焼酎が安い理由のもうひとつは、原材料の安さです。たとえば甲類焼酎の原材料はサトウキビの搾りかすや米ぬかです。これらは廃棄物のため、安価で入手できます。さらに甲類焼酎は一度に大量生産するため、製造にかかる人件費もかかりません。

乙類焼酎は甲類に比べると原材料が高く、人手もかかるため若干値段が高くなります。

飲みやすい焼酎をお探しの方には、大麦を原材料にした麦焼酎がおすすめです。麦焼酎は、本格焼酎の中ではクセが少ないので、焼酎初心者の方でも飲みやすいと言われています。

麦焼酎の特徴は、香ばしいロースト感や深みのある味です。また、商品によってはフルーティで軽やかな印象を受けるものもあります。お茶割り・コーヒー割り・酎ハイボールなど、さまざまな割り方が楽しめる点もクセが少ない麦焼酎ならではの魅力です。

すっきりした飲み口のものをお探しの方は、米焼酎をチェックしてみてください。日本人に馴染み深いお米を原材料にしているので、お米の旨味を感じられるのが特徴です。日本酒が好きな方には飲みやすい味ですが、アルコール度数が高いので飲み方には注意しましょう。

米焼酎には食物繊維やビタミン類が豊富なので、ダイエット中の方にもおすすめできます。また、幅広い料理に合うのも米焼酎の魅力のひとつです。

本格焼酎らしい香りを楽しみたい方には、サツマイモから造られる芋焼酎が向いています。芋焼酎は、焼き芋のような芳香な甘みのある香りと味わいが特徴です。

焼酎の原材料となるサツマイモは40種類以上あるため、銘柄によってクセの強さや味わいが大きく異なります。クセが少ないフルーティな芋焼酎も増えているので、これまで敬遠していた方もぜひ試してみてください。

とにかく安い焼酎がいいなら、糖蜜を原材料にした甲類焼酎をおすすめします。原材料の糖蜜とは黒糖などに使われたサトウキビの搾りかすを再利用したもので、値段の安さが最大の特徴です。

麦・米・芋から造る本格焼酎は単式蒸留が主流ですが、甲類焼酎は連続式蒸溜で造られます。純度の高いクリアな味わいの甲類焼酎は、酎ハイのベースにぴったりです。

焼酎はいろいろな飲み方できるのも魅力のひとつです。人気がある飲み方は水割りやソーダ割り・ロックです。焼酎初心者の場合は水割りで注文するのがおすすめです。水で割るとアルコール分が薄くなり、飲みやすくなります。

水割りに合う本格焼酎の代表格は芋焼酎・麦焼酎・米焼酎です。

焼酎は蒸留方法によって風味が大きく変わります。ピュアな味が好きならば甲類焼酎がおすすめです。何度も蒸溜するため不純物がなくなり、澄んだ味になります。

素材の風味を重視するならば乙類焼酎がおすすめです。乙類焼酎は1回しか蒸溜しないため、原材料の風味がしっかり味わえます。

また、甲類と乙類を混ぜて作られている混和焼酎もおすすめです。甲類と乙類のいいとこどりをしていて、お得感もあります。ちなみに甲類が50％以上含まれていると甲類乙類混和・乙類が50％以上含まれていると乙類甲類混和と呼ばれています。

焼酎は産地によって風味が変わってきます。たとえば、芋焼酎は九州南部で多く栽培されているコガネセンガンやシロユタカなどが多く使われており、産地によって芋の品種が変わるため、味わいにも特徴が出ます。

米焼酎は国産米が使われており、中でも九州で多く生産されるヒノヒカリが使われることが多いです。蔵元によってはコシヒカリやあきたこまちのようなブランド米も使用します。

実は焼酎の材料となる麹は、3種類あります。ここではそれぞれの特徴を紹介するので、購入のヒントにしてください。

• 黒麹：香りが濃く、コクがある・お湯割りがおすすめ
• 白麹：やさしい口当たり・ロックや水割りにぴったり
• 黄麹：クセがないため初心者におすすめ・とくにロックに適している

焼酎の容器は、紙パック・ペットボトル・ビンの3種類に分けられます。それぞれの特徴と注意点を表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

ほとんどの焼酎は、少量から大容量まで広くサイズ展開しています。こちらでは、焼酎の内容量ごとにおすすめのシチュエーションを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

水割りは焼酎の飲み方の定番です。高いアルコールを薄めて、すっきり軽やかになり、飲みやすくなるのが魅力です。焼酎の味を邪魔しないため、ダイレクトに風味を感じられます。

味にこだわりたい場合は、いろいろな水を試してみるのがおすすめです。水道水とミネラルウォーターでは味に違いが出てくるため、飲み比べてみるのも面白いです。

香りを楽しみたい人にはお湯割りがおすすめです。グラスにお湯を先に入れ、焼酎を後に入れると自然に対流して、味がまろやかになります。

お湯と焼酎の割合は6：4・5：5がおすすめです。焼酎がよく飲まれる鹿児島では、グラスにお湯割りのためのラインが入っているものもあります。

飲みやすさを重視するならばソーダ割りがおすすめです。炭酸の爽快感が加わると、かなり飲みやすくなります。ソーダ割りでも原料の風味はしっかりと味わえます。さらに飲みやすくしたい場合にはレモンやライムなどの柑橘類を加えてみましょう。

米焼酎のソーダ割りには梅干しを入れると飲みやすさがアップします。

安い焼酎を購入するなら、スーパーやコンビニがおすすめです。スーパーのお酒コーナーでは、本格焼酎が割引価格で販売されている場合があるので、ぜひチェックしてみてください。業務スーパーのオリジナル焼酎は、4Lで1500円以下とコスパ最強です。

また、コンビニでも店舗によっては大容量の甲類焼酎やビン入りの乙類焼酎を販売しています。夜間でも利用しやすいコンビニなら、急に必要になったときにも対応できるので便利です。近くの店舗に好みの焼酎が売っているか、あらかじめ確認しておきましょう。

一般的に「お酒を毎日飲むと太る」と言われる一方で、実は「体にいい焼酎」とも呼ばれています。こちらでは、焼酎の体にいいと言われている効果を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。1日2杯程度で、飲み過ぎないのがポイントです。

安い焼酎だから悪酔いするのではなく、たくさん飲んでしまうから悪酔いしてしまうのです。甲類焼酎はジュースなどで割って飲む場合が多いです。そうすると甘くて口当たりがいいため、ついつい飲み過ぎてしまいます。

焼酎はジュースなどで割ると、つい飲み過ぎてしまうケースが多いです。悪酔いを防ぐためには甘くないサワーで飲むのがおすすめです。炭酸で割ると口当たりがよくなるため、焼酎初心者でも飲みやすくなります。

そこにレモンなどの柑橘系の果物を加えれば食中酒にもぴったりです。甘さも控えめなので、つい飲み過ぎてしまう心配もありません。

焼酎は飲み方や種類が豊富で、さまざまな楽しみ方ができます。アルコール度数が強いイメージがありますが、水割りやソーダ割りにすると飲みやすくなります。ジュースなどで割るならばすっきりした甲類焼酎、素材そのものの味を楽しみたいならば乙類焼酎といった飲み分けも可能です。