普段使いにおすすめのコット10選｜家で使うキャンプ用ベッド！ベッド代わりになる？

自宅でもキャンプギアを使いたいと考える方は多いのではないでしょうか。キャンプギアを普段使いすると家でもキャンプ気分を味わえ、荷物も減らせて一石二鳥です。その中でもコットなら家で使うと便利な機能が満載で、ベッド代わりに使えます。

コットとはアウトドアベッド・キャンプ用ベッドと言われる、屋外で使用するための寝具です。折りりたたんでコンパクト収納もでき、子供用の昼寝ベッドや簡易ベッドなど日常使いにもぴったり。また腰痛の方でも使える張りが強いタイプもあります。ベンチ使用も可能で、さまざまな使い方ができます。

本記事では普段使いに最適なコットのご紹介と、失敗しない選び方を詳しく解説します。あわせて、インテリアに馴染むおしゃれなコットや寝心地がいいコットの人気のメーカーも紹介するので、購入時の参考にしてください。

コットとは屋外で使用する寝具のひとつでキャンプではベッド以外にもベンチ・荷物置き場にもなる便利なアイテムです。地面に近いローコット・高さのあるハイコット・両方の面をもつ2wayコットの3種類があります。

コットはその機能性から、自宅での普段使いもできると人気です。持ち運びに優れた機動性・折りたたみ可能でコンパクトな収納性は、家の簡易ベッド・椅子にもぴったり。キャンプに行かなくてもアウトドア気分が楽しめると小さい子どもがいる家庭でも人気があります。

以下に、コットを日常使いする際のメリット・デメリットを表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

「実際に毎日使用できるの？」と不安に感じている方も多いのでは。「腰が痛くならないのか？生地が痛まないのか？」そう考える方は多いです。実際にコットを日常的に使用すると腰を痛めたり、生地が緩んできたりする場合もあります。

しかし、キャンピングマットと併用すれば、問題なく使用できるようになります。ただし、毎日使用するように作られていないので、劣化すると生地が破れてしまいます。一点に集中して上に乗らないようにしましょう。

コットの普段使いでもっとも多いのがベッドとしての利用です。「毎日寝るのにコットで大丈夫？」と不安な方は多いと思います。毎日寝るとなると寝心地のよさが大切ですよね。寝心地のよさは、寝返りがうてるかどうかと生地の張りが自分に合うかどうかによって決まります。

コットの中には幅が広いものがたくさんあります。横幅が65cm以上あれば平均的な体型の男性が寝返りがうてると言われています。さらに張りがあるコットなら腰痛に悩まされるリスクが減ります。

耐荷重が大きいものはソファとしても利用できます。2人以上が一緒に座るとなると、耐荷重が150kg以上必要です。コットの中には耐荷重が150kg以上あるものがあります。

また、コットは非常に小さくまとまるため、使用しないときの置き場所を選ばないのがメリットです。さらにソファに比べて、コンパクトなコットなら部屋を広く使えます。

「長く使用できる耐久性が高いコットが欲しい！」とお考えの方も多いはずです。コットはもともと毎日使用できるように作られていません。だからこそ耐久性が高いコットを選ぶ必要があります。

日常的に使用するならGIコットがおすすめです。GIコットはもともとアメリカ兵の駐屯所で使用されていた簡易ベッドなので、強度が高いのが特徴です。コンパクトに収納できるので、持ち運びしやすいのも魅力です。

コットでの寝心地は、シートの張りの強さで異なります。シートの張りが弱ければ包まれるような安心感はあるものの、身体が沈み込んでやや不安定な寝心地です。

シートの張りが強いコットなら、ベッドマットのような感覚で寝返りしやすくなります。腰への負担も少なくなるので、腰痛持ちの方は硬めの張りのコットがおすすめ。またコットを室内でも使う場合は長時間使用しても身体が痛くならないよう、体圧が一点に集中しないような製品を選ぶことも大切です。

コットの横幅も寝心地に大きく差が出るポイントです。普段使いするコットを選ぶなら、ゆったり眠れるよう横幅が広いアイテムがおすすめです。「コットは寝返りをうてるの？」と心配な方もいますよね。平均的な男性の体型なら、65cm以上の幅があれば寝返りがうてますよ。

一般的なコットの横幅は60cm程度で、ワイドサイズなら70〜75cm程度です。肩幅プラス両腕の幅を考慮し、さらに寝返りをしやすいゆとりが必要。睡眠の質を重視するならワイドコットが最適です。

コットを選ぶ際に、もっとも重要なポイントは耐荷重です。全体重を預けたまま長時間過ごすアイテムなので、がっちり身体を支える耐荷重を満たしているものが必要。一般的なコットは80kg前後ですが耐荷重100kg以上あるコットを選ぶのがおすすめです。

「体重が60kgなら耐荷重70kgでもいいのでは？」と思うかもしれませんが、人間は眠っていても動きますよね。慌てて起き上がったりする点も考慮して、大きめの耐荷重を選ぶのがおすすめです。耐荷重が150kgあれば、数人でベンチとしても使用できますよ。

コールマンは、歴史が古く今でもなおアウトドアブームを牽引し続けているアメリカのアウトドア用品メーカーです。長い歴史の中でユーザーからの要望に応え、高い機能性と安定した品質の商品を製作しています。

 コールマンのコットの最大の特徴は、種類が豊富なところです。コールマンのコット「トレイルヘッドコット」は、強度が高く、設営が簡単なのが魅力です。また、価格も7,000円以下と非常にコスパがいいのも嬉しいポイントですね。

スノーピークは初心者からベテランまで多くの方に支持される日本のアウトドア用品メーカーです。業界トップレベルの品質を誇り、丁寧なものづくりにおける信頼感で世界中のアウトドアマンから認められています。アウトドア業界に数々の名作を送り出しています。

スノーピークのコット「ハイテンション」は、耐久性があり、設営が簡単にできるのが魅力です。生地にはポリエステル600Dを採用しているので、毎日使用しても耐えうる耐久性があります。

ヘリノックスは、超軽量なキャンプギアで人気のメーカーです。有名ブランドに高耐久なテントポールを提供するDAC社製のパーツを採用しているのが特徴。経年劣化が起こりにくく、長く愛用したい方にも適しています。

ヘリノックスのコットは、日常にアウトドア感覚を持ち込めるホーム・デコ＆ビーチと、ミリタリー調のタクティカルサプライの2ラインを展開。片手で持てるほど軽く、家中どこへでも持ち運べるのが魅力です。

コットは簡易ベッドなので、もちろん子供のベッド代わりにも使えます。保育園・幼稚園の中には、お昼寝布団の代わりにコットを使用しているところもあるほどです。しかし保育園・幼稚園で使用されるコットは、幼児用の専用コットなので、キャンプに使用しているコットとは規格が異なります。

もし自宅で子供の午睡用に使うのなら、キッズサイズのものかローコットを選びましょう。ハイコットは高さがあるので転落の危険性があります。また子供はどんな遊びをするかもわかりませんので、必ず目を離さず、頑丈なフレームのものを選ぶようにしましょう。

コット以外にも家庭で使用できるキャンプギアはたくさんあります。寝具に関して言えば、インフレーターマットを敷布団として使用する方も多いです。特に、腰痛がある方にはおすすめです。インフレータブルタイプであれば、バルブを開いて放置するだけで簡単に設営できます。

使用後は丸めて空気を抜くだけで簡単にコンパクトに収納できるのが魅力です。寝相が悪い方はコットでは落ちてしまうリスクがあるので、インフレーターマットの方がおすすめです。

いかがでしたか。気になる普段使いできるコットは見つかりましたか。熟睡できる寝心地のよさや、使わないときの収納性を考慮して選ぶのがおすすめです。その日の気分で、好きな場所で寝られるコットで、毎日キャンプ気分を楽しんでください。