【口コミあり】グレンフィデックのおすすめ10選｜どんな味？グレンリベットとどう違う？

グレンフィデックのウイスキーは、リーズナブルな安さと飲みやすさがおすすめのウイスキーです。グレンフィデックはシングルモルトのパイオニアとも言われており、売上も世界一を誇ります。

しかし、実際にはグレンフィデックの名前は知っているものの、どんなウイスキーなのか知らない方も多いはずです。世界で売られているウイスキーの35％はグレンフィデックとも言われるので、何がそこまで人気なのか知っておいて損はありません。

そこで、今回の記事ではグレンフィデックのおすすめウイスキー10選を紹介し、種類ごとの選び方を解説します。最後まで読んでいただければウイスキーを楽しむきっかけにもなりますので、ぜひ参考にしてください。

グレンフィデックは1963年に世界で初めてシングルモルトウイスキーを販売したメーカーです。当時、ウイスキーの主流は穀物を使用するグレーンウイスキーで、受け入れられないと考えられていました。

しかし、シングルモルトは飲みやすさから大衆へ受け入れられ、一気に広まったのです。シングルモルトを作りだした先駆けこそがグレンフィデックです。

創業当時からの伝統的な手法を守り続けているのもグレンフィデックの特徴です。グレンフィデックは蒸留機の釜を創業当初と同じ形・サイズで使用しており、伝統を守り続けています。

また、仕込み水も昔から同じものを使用しているのも特徴です。100年以上も同じ作業を繰り返し、こだわりを守っているのがグレンフィデックの魅力といえます。

グレンフィデックのウイスキーはノンピートだからこその味わいがあるのも特徴です。ウイスキーはピートと呼ばれる泥炭を炊き込んで香りをつけますが、グレンフィデックではピートを炊き込みません。

ピートはウイスキーに豊かさを出しますが、独特の香りが苦手な方も多いです。緑色のボトルのグレンフィデック12年をはじめ、ノンピートだからこそ飲みやすいのが魅力となっています。

ここではグレンフィデックの評判を口コミから調査してみました。実際に飲まれた方の感想も参考にしてみてください。

グレンフィデックの評判を紹介しました。濃いめの味が好きな方だと口に合わない場合もあるようです。ただ、評判からもわかるようにウイスキーをこれから飲み始める方におすすめできるウイスキーだといえます。

グレンフィデックで絶妙なバランスを保っているのが12年スペシャルリザーブです。12年はアメリカンオークのバーボン樽とオロロソシェリー樽に熟成させており、甘みと香りのバランスが絶妙に保たれています。

個性の強いウイスキーの中で癖も少なく、ウイスキーが苦手な方や初心者の方でも飲みやすいウイスキーです。

フルーティな香りが特徴的なのが15年ソレラリザーブです。ソレラリザーブは15年以上熟成させた原酒をソレラバットと呼ばれる大桶で6ヶ月間熟成させています。

シェリー由来のフルーティさがしっかりと香り、味わいはフルーツに少しのスパイシーさが加わっているのが特徴です。12年よりもウイスキーさを味わいたい方に適しています。

ストレートでしっかりと味わいたい方には18年スモールバッチリザーブがおすすめです。18年以上熟成させた原酒を小さめの樽で約3ヶ月熟成させたものが18年の特徴となっています。

香りは焼きりんごやシナモンのようで、味わいはドライフルーツのような甘さが特徴です。深みがあるのでストレート派の方にはおすすめの一本です。

味わいの変化を楽しむなら21年がおすすめです。21年はヨーロピアンスパニッシュオーク樽とアメリカンオーク樽の原酒をブレンドし、4ヶ月カリビアンラム樽で熟成させています。

味わいはバニラやフローラルを感じ、まろやかながら複雑な味わいが魅力です。ラム樽由来のエキゾチックさも感じられ、変化を楽しめる1本です。

味わいの変化を楽しむなら21年がおすすめです。21年以上熟成された原酒をラム樽で4ヶ月熟成させているのが特徴となります。フルーティさはもちろんドライな雰囲気も持っており、熟成感のある味わいです。

風味はライムなどのフルーツ感からスパイシーさまで変化も楽しめ、複雑な味わいを実現させた完成度の高い1本です。

グレンフィデックプロジェクトXXエクスペリメンタルシリーズ#02は、何千もの樽から選ばれた樽をグレンフィデックのマスターがブレンドした1本です。

バニラのような甘味とスパイシーさを感じさせる味わいは非常に複雑に仕上がっており、多様な味わいの変化を楽しませてくれます。これまでのウイスキーにはない味わいをした1本です。

グレンフィデック30年はオロロソシェリー樽とバーボン樽で30年以上熟成させたプレミアムな1本です。香りはシェリー由来のフルーティな香りにバーボン特有のオークの香りが深みを出しています。

また、味わいは甘さが強調されており、はちみつのような甘さが残るのも特徴です。長期熟成された味わいが欲しい方におすすめします。

カスクコレクションヴィンテージカスクはスモーキーさとフルーティさを兼ね備えた1本です。グレンフィデックの昔の味を再現するために作られたもので、普段のグレンフィデックとは違った味わいを楽しめます。

フルーティさに加えてオークのスモーキーさがあり、ピートを感じさせるのが特徴です。非常に飲みやすい1本となっています。

14年リッチオークは本数が約6000本程度しかない限定品です。スパニッシュオーク樽とアメリカンオーク樽で熟成された原酒をヨーロピアンオーク樽で熟成させており、シングルモルトでは初めての試みが行われています。

ウイスキー特有のウッディさがあり、強い木の風味を感じられるのが特徴です。個性が強い1本となっています。

25年レアオークはフルーティな奥行きとバニラのスパイスが特徴の1本です。アメリカンバーボン樽とヨーロピアンシェリー樽で熟成されており、フルーティさとスパイシーさを兼ね備えています。

空港免税店で限定販売された1本で、複雑な風味を楽しめるのが特徴です。ウイスキー特有の癖がないので、初心者の方でも楽しめます。

グレンフィデックとザ・グレンリベットとの違いは爽快感や飲みごたえが異なる点にあります。グレンフィデックはりんごや洋梨などの果実感があるのに対し、ザ・グレンリベットはレモン・ライム・はちみつの味わいがあります。

お互いに似てるものの、ドライさならグレンフィデック、甘さならザ・グレンリベットといった印象で違っているのが特徴です。

そのままの風味を味わうならストレートがおすすめです。ストレートは水や氷を使わずウイスキー本来の良さを楽しむ飲み方で、そのままの良さを引き出せます。

ただし、アルコールが弱い方の場合は刺激が強いと感じる場合もある飲み方です。麦芽本来の味わいやフルーティさのあるグレンフィデックを楽しむならストレートをおすすめします。

グレンフィデックの香りを立たせるならトワイスアップがおすすめです。トワイスアップとはウイスキーと同量の水を加える方法で、加水されたウイスキーの香りが立つようになります。

また、アルコール度数も下がるため、舌がアルコールで麻痺せずに本来の味も楽しめる飲み方です。香りを楽しみたい方はトワイスアップをおすすめします。

爽快な香りを楽しむならハイボールもおすすめです。ハイボールはウイスキーに炭酸水を加える飲み方で、炭酸の気泡がウイスキーの香りを立たせる飲み方となります。

ハイボールはウイスキー特有の癖も減らすので、飲み慣れていない方でも飲みやすくなるのも魅力です。グレンフィデックとも相性がよいので、ハイボールもおすすめします。

ウイスキーを飲むおすすめのおつまみは甘くないものがおすすめです。グレンフィデックは麦芽本来の味わいが魅力なので、甘みのあるおつまみは風味を邪魔してしまいます。

しかし、チーズやナッツのような甘さのないおつまみであれば相性もよいのです。グレンフィデックの味を活かすのであれば甘くないものをおすすめします。

今回はここまでグレンフィデックのおすすめウイスキー10選と選び方を紹介してきました。グレンフィデックのウイスキーは世界でも1位を占めるほどの人気があるウイスキーです。種類も豊富なので、この記事を参考に自分好みのウイスキーを見つけてみましょう。