【ダイソー】100均のおすすめ懐中電灯・ライトを紹介｜小さいのに明るいライトも

懐中電灯は夜のキャンプに欠かせないアイテムですが、アウトドアブランドの製品は意外と高く、気軽に購入しづらいですよね。そんな方におすすめなのが、100均の懐中電灯です。非常に値段が安いため、予算の少ない方でも簡単に購入できます。

100均の懐中電灯は性能がよくないイメージが強いですが、LEDライトを何個も搭載しているので明るく照らせます。100円ショップで買える懐中電灯には、ミニライトやキーホルダータイプなどさまざまなタイプの製品があるため、商品選びで迷う方も多いですよね。

そこで今回は、ダイソーのコスパ最強ライトをはじめとした、100均の懐中電灯の特徴について詳しくまとめました。電子工作の技術がある人に向けて、懐中電灯を明るく改造する方法も紹介します。100均の懐中電灯を屋外で活用したい方は、参考にしてみてください。

アウトドア用のライトは高額なものになるほど、明るくなる傾向にあるので、100均の懐中電灯の性能に不安を感じる方も多いですよね。100円ショップの懐中電灯でも、LED電球がしっかりと搭載されているので、意外と明るく照らし出せます。

商品のラインナップも豊富にあり、一般的なタイプの懐中電灯だけでなく、ランタンとして使えるものもあります。しかし、充電池式の懐中電灯は存在しないので、ランニングコストがかかるのが欠点です。

LED照明器具に限らず、明るさは「ルーメン（lm）」で表されます。国際的に定められた指標であり、すべての方向に放射される光の明るさを表すものです。100均の懐中電灯も例外ではなく、専門メーカー製には及ばないものの、一定水準のルーメンを実現しています。

数値が大きすぎても、用途に合わなければ眩しすぎたりと、かえって扱いにくくなります。たとえば、手元や足元などを照らす程度なら50～100ルーメンでも十分です。近場を照らす用途のみの場合には、このあたりの数値が目安です。

一方、キャンプやアウトドアなどで、50m先をしっかり照らしたい場合には200ルーメン程度あるのもを選ぶのがおすすめです。

MOON LIGHT （ムーンライト）は、月を模した球体型のかわいいライトです。PVC・ポリプロピレン製のためガラスのように割れる心配がなく、持ち運びにも適しています。紐を通して吊り下げれば、室内用照明に早変わり。価格は税込110円です。

ダイソーのLED懐中電灯BIGは、LEDライトが3個付いていて大光量なのにも関わらず、15時間駆動し続けられるのが特徴です。Amazonでも同様の製品を買えますが、1,000円近くかかるため、実店舗に足を運びましょう。

ダイソーの12SMD＆1LEDランタンは、名前通り電球型LEDライトに加えて、12個のチップ型LEDが搭載されているのが特徴です。他の懐中電灯に比べて大光量で、ランタンとしても使えるため、明るいライトを探している方に向いています。

とにかく明るさにこだわりたい人におすすめなのがこちらです。明るさは最大で100ルーメンと、一番明るい懐中電灯です。可愛らしいデザインも特徴的で、カラーバリエーションもグリーン・イエロー・グレーと3色の展開があります。置いて使うのはもちろん、吊り下げたり手に持ったりとさまざまな使い方ができるので、停電の備えにも向いています。

手に持って使う以外に、屋外やテーブルなどでランタンのように置いて使いたい場合におすすめなのがこちらです。300円と100均の中ではリッチな価格帯ですが、懐中電灯・スタンド・ランプといった機能をこれ1つでカバーできます。ライト部分が可動式になっているので、好きな角度で固定できるため、読書や屋外での作業にも向いています。

セリアの懐中電灯は、デザイン性と使い勝手に優れているのが特徴です。ここでは、セリアの高性能なおすすめ懐中電灯を2種類紹介します。

5LEDランチャーライトは、100均のLEDライトの中ではおしゃれなので、製品の見た目を重視する方におすすめです。コンパクトで携帯性に優れているのにも関わらず、明るく光るため、キャンプ場でも使いやすく人気があります。

3SMDライトスタンド＆ハンドは、据え置き型のライトとしても使えるため、インテリア用の照明を探している方におすすめです。消費電力が少なく、単4形電池3本で8時間程度持つので、災害用の懐中電灯としても役立ちます。

キャンドゥで販売されている懐中電灯は、2通りの使い方ができるのがメリットです。ここでは、使い勝手に優れたキャンドゥのおすすめ懐中電灯を2つ紹介します。

キャンドゥでは「2WAYセンサーライト＆懐中電灯」が販売されています。懐中電灯としてだけでなく人感センサーもついているので、センサーが反応すると自動で点灯します。用途に合わせて使え、汎用性が高いのでおすすめです。

側面にチップ型のLEDライトが搭載された、2WAY LED懐中電灯ミニは、垂直に立てかけるとランタンとしても使えます。単3形電池1本で動かせるので、ランニングコストを抑えられるのもメリットです。

首に掛けて使うネックライトは、手を塞がずに周りを照らせるので、夜のキャンプの散歩時に役立ちます。両端にLEDライトの付いた、一般的な襟巻き型のネックライトは、2,000円程度かかるので気軽に購入しづらいのが欠点です。

ダイソーやセリアで売られている、「お散歩ライト」を活用すると、ほとんどお金をかけずにネックライトが手に入ります。ただし、そのままの状態では首に掛けられないので、輪っかの部分に紐を通して使いましょう。

100均にはコスパのいい懐中電灯以外の照明アイテムがあるのをご存知ですか。ここではダイソーとセリアの2つの最強ライトをご紹介します。

• ダイソー「伸縮ランタンライト」

収納時は幅8.5cm×高さ12cmの手のひらサイズながら、名前のとおり2倍の高さに伸縮可能な機能性の高いライトです。色はガンメタとブラックの2種類。スチール製の取っ手を伸ばせば、引っ掛けてランタンのように使えます。LEDライトで単3電池仕様の持ち運びやすいアイテムです。

• セリア「LEDミニランタンアウトドア」

アウトドアにおすすめのランタンが100円で購入できるセリア。セリアのランタンは、直径11×7cmのミニランタンです。ボタン電池3つを入れれば、テント内に優しい黄色光を灯してくれます。カラーはホワイト・ライトグリーン・レッド・カーキの4種類です。

懐中電灯の光量が弱いと、地震等の災害が起きた時にスムーズに避難できない場合があるので、明るいライトを選ぶ必要があります。100均の懐中電灯を防災用に使う場合は、電球の数が多くて光量の大きい製品を選びましょう。

避難生活が長引いた場合は、懐中電灯の駆動時間・充電方式も考慮する必要があります。100均ショップの懐中電灯では、手回しで充電できる製品は残念ながら存在しないので、乾電池を複数個用意しておきましょう。

なお、商品によっては電池の蓋部分がねじ止めされている場合があります。蓋が外れにくいのがメリットですが、電池交換がしづらいといったデメリットがあります。災害時にドライバーを探して電池交換をするのは現実的ではないので、災害時の備えには不向きです。

電子工作に慣れている方でないと難しいですが、懐中電灯の電子回路を改造すると、より明るく光らせられます。ここでは、100均の懐中電灯の改造方法について、詳しく解説します。

懐中電灯の改造方法（LEDライトBLTの場合）

1. 懐中電灯を分解して電子回路を取り出す
2. はんだごてを使いLED電球のアノードとカソードを取り外す
3. チップ型の高性能LEDライトに付け替える
4. 分解した懐中電灯を元に戻す
5. 動作確認を行い短絡・異常発熱がないかチェックする

日中は時間が取れなかったり、紫外線が気になるからと、暗くなってからウォーキングする場合におすすめなのが、ウォーキング用のライトです。首に引っ掛けてデコルテのあたりで固定できるので、手ぶらの状態で自分の目線に合わせた位置を照らすのに適しています。

かさ張りにくくフィット感の強いものも多く、コンパクトなのに意外と広範囲を明るく照らせます。両手を空けておきたいときにぴったりです。

光源にLEDを採用した懐中電灯を使用する際、注意すべき点は以下の3つです。

1. 光の直視はNG
2. バッテリーの消耗が激しい
3. 防水仕様ではない機種が多い

とくに2・3は100均アイテムのような格安品において顕著で、コストカットを図るために性能を犠牲にしている場合があります。デメリット・注意点を把握したうえで活用しましょう。

100均の懐中電灯には、さまざまなタイプの製品があり、うまく活用するとアウトドア生活をより快適に送れます。100均のLEDライトの商品の特徴について理解したうえで、自分に合った製品を選んで、お得にアウトドア用の懐中電灯を手に入れましょう。