ラブコメラノベおすすめ28選｜恋愛ライトノベルの新作や傑作も紹介！

現在、ラノベ界は空前のラブコメブームです。各レーベルからは、毎月個性豊かな作品が発売されています。学園系・ハーレム系・シリアス系など、ラノベと一括りにしても作風はさまざま。

かわいいヒロインとの恋愛模様を描くラブコメは一度読み始めたらハマってしまいますが、ラノベ原作のラブコメは作品数が多く、選び方に迷ってしまう人も多いはずです。


本記事では、数あるラブコメ系ラノベの中から自分に合った作品を見つける方法をご紹介します。アニメ化した王道作品から、新作や傑作まで幅広くおすすめの作品をピックアップしているので、ラノベおすすめを知りたい人はぜひ参考にしてください。

ラノベの王道といえば、高校を舞台にした学園ものです。学園もののラブコメは、設定がわかりやすいので、すんなり世界観に入り込めます。現実ではラブコメのような展開はなかなか起こりませんが、感情移入しやすいため泣ける作品や、「もし自分が主人公と同じ境遇にいたら」と妄想できる楽しさもあります。

学園もののラブコメ系ラノベは、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」「僕は友達が少ない」などが代表的です。

近年ブームとなっているのが、異世界を舞台としたラブコメです。魔法や剣を駆使して冒険する作品や中世ヨーロッパの貴族を舞台にした作品など、さまざまな世界観でストーリーが展開していきます。とくに異世界転生ものは、各レーベルから多数の作品が登場しています。

「この素晴らしい世界に祝福を！」「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」などが代表的な作品です。

ラブコメといえば、高校生が主人公の作品が多いですが、中には社会人を主人公とした作品もあります。社会人ものの魅力は、現実にもありそうな展開であることです。仕事と恋の狭間で葛藤する姿は、リアリティがあるからこそ共感できます。

社会人ものの代表的な作品は「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」や「ただ制服を着てるだけ」などが挙げられます。

学校終わりや仕事終わりにサクッと読みたいときは、コメディ系のラブコメがおすすめです。コメディ系ラブコメの醍醐味は、ちょっとおバカな主人公とそれに振り回されるヒロイン達とのテンポのいいやりとりです。深く考えないで楽しく読み進められるので、ちょうどいい気分転換になります。

コメディ系の代表的な作品は「バカとテストと召喚獣」や「変態王子と笑わない猫。」などが挙げられます。

ラブコメ系ラノベの中でもとくに人気なのが、主人公に複数のヒロインが恋をするハーレム系の作品です。ツンデレ系・お嬢様系・クール系など、さまざまなタイプのヒロインが登場するので推しキャラと出会える確率も高くなります。最終的には誰と結ばれるかわからないドキドキ感も、ハーレム系の魅力です。

ハーレム系の代表的な作品は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」や「デート・ア・ライブ」などが挙げられます。

ピュアな恋愛を楽しみたい人には、純愛系のラブコメがおすすめです。主人公とヒロインがすれ違いながらも想い続ける姿を見ていると、思わず応援したい気分になります。純愛系は心理描写が丁寧なので、二人が結ばれたラストでは深い感動を味わえるはず。

純愛系の代表的な作品は「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？」や「文学少女」などが挙げられます。

ラノベの中でも少し風変りなのが、主人公とヒロイン達との間でバトルが巻き起こる修羅場系の作品です。単純なハーレム作品とは異なり、ハラハラした展開が味わえます。無条件にモテる主人公に腹が立つ人も、ヒロイン達に翻弄される主人公の姿を見れば爽快感を味わえるのでは。

修羅場系の代表的な作品は「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」や「勇者と勇者と勇者に愛されすぎて修羅場」などが挙げられます。

ラノベ最王手レーベル「電撃文庫」は、傑作や王道作品を選びたい人におすすめです。出版部数が多く、幅広いジャンルの作品が毎月10冊前後新刊として発売し続けています。

『とある魔術の禁書目録』・『ソードアートオンライン』・『魔法科高校の劣等生』は国内累計1000万部突破を達成しており、テレビアニメ化および劇場アニメ化までされるほどの人気作です。

「ファンタジア文庫」は、ファンタジーが好きな人におすすめです。

1990年1月に開始された『スレイヤーズ』シリーズは、シリーズ累計2000万部以上を発行し、漫画やアニメ化などメディアミックスされ、2020年刊行30周年を迎えた人気作です。

「MF文庫J」はかわいいキャラクターが登場する作品が読みたい人におすすめです。人気作品に『Re:ゼロから始まる異世界生活』や『ようこそ実力至上主義』などあります。

恋愛要素が強い作品が多く、ボーカロイド楽曲のノベライズ作品も精力的といった特徴があります。

「ガガガ文庫」は独自色を好む人におすすめです。初期は青年漫画誌的な傾向が強かったレーベルですが、現在はエッジの効いた独自色が強い作品が多いです。

アニメ化やコミカライズ化に加え、漫画作品のノベライズも多く手掛けています。また、『夏へのトンネル、サヨナラの出口』は2022年9月劇場アニメが公開されました。

作風や文体だけでなく、執筆のスピードや完結の仕方にも個性はあるもの。すでにお気に入りの作家がいる場合はもちろん、初めて読む場合でも著者にどんな特徴があるかを事前にチェックしておくと読書しやすくなります。

前作の刊行スピードや結末の方向性、レビューや発行部数などを見れば、著者の個性や特徴がだいたいわかります。それらを踏まえてご自身の好みと合いそうな著者の作品を選べば、刊行スピードの遅さ・早さに対するイライラや、結末への不満はグッと減るはずです。

イラストも、ラノベの魅力を左右する重要な要素のひとつです。ラノベは表紙のほかにも、重要なシーンやここぞという場面に挿絵が入ります。そのため、ラノベにとってイラストは売上を左右しかねない重要なポイントなのです。

推しているキャラや憧れのシーンのイラストが解釈と違っていたら、がっかりしてしまいますよね。そうした悲しみを避けるために、ご自身が好みだと感じる絵柄のイラストを選びましょう。「小説自体があまり自分にハマらないな」と思った際も、好みのイラストが挿絵として登場すればそれを目当てに読み切ることができるかもしれません。

登場人物の中に自分好みのキャラがいるかも要チェック。「推し」となるような自分好みのキャラが登場する作品は、楽しく読み進められるはずです。たとえば、女性向けのラノベなら、好みのイケメンキャラクターが出てくる作品を選ぶのがおすすめ。

「イケメン」と一言で括っても、かわいい系、チャラい系、王道爽やか系、ワイルド系とタイプはさまざまです。さらに、年下・年上、性格や体型など、キャラクターの個性となる要素は大量にあります。ご自身の好みにぴったりハマるキャラを見つけましょう。

本作は、宝島社が発行する「このライトノベルがすごい！」の作品部門で3年連続1位を獲得した人気作品です。物語は、人付き合いを避けてボッチ生活を送る高校生、比企谷八幡が奉仕部と呼ばれる部活に入部するところからスタートします。

奉仕部とは、生徒達のさまざまな悩みごとを聞き、解決に導くための部活です。比企谷は、頭脳明晰な美少女の雪ノ下雪乃と、典型的なリア充女子高生の由比ヶ浜結衣と共に、あらゆる依頼に立ち向かっていきます。

本作は、学力試験とバトルをテーマにしたコメディ系ラブコメです。主人公の吉井明久は、成績下位者が集まるFクラスに所属しており、ボロボロのちゃぶ台に綿の抜けた座布団などの劣悪な教室で過ごしていました。

この状況を脱するため、Fクラスのメンバーは召喚獣を駆使してバトルする「試験召喚戦争」を勃発し、学園最強のAクラスと対決していきます。学力テストの点数によって召喚獣の攻撃力が変わるユニークな設定も見どころです。

本作は、「残念系青春ラブコメ」という一風変わったキャッチコピーが付けられた学園ラブコメです。主人公の羽瀬川小鷹は、ヤンキー風な見た目が原因で友達が作れずにいました。そんな中、同じく友達のいない三日月夜空と出会い、友達作りを目的とした「隣人部」に引き入れられます。

本作のヒロインは、とにかく一癖あることが特徴です。美人なのに対人恐怖症な三日月夜空や、高飛車なお嬢様気質の柏崎星奈をはじめ、かわいいのにちょっと残念な女の子が登場します。

本作は、2021年1月からアニメ化した人気作です。主人公の友崎文也は「アタックファミリーズ」と呼ばれるゲームにハマっており、日本1位の実力を持っています。ある日友崎は、日本2位実力を誇る人物とオフ会をすることになるのですが、そこに現れたのは同じ高校の日南葵でした。

ゲーマーで非リア充である友崎が、葵の力を借りながらリア充を目指していく姿は思わず応援したくなります。対人スキルで参考になる点も多いので、リア充を目指したい人は必見です。

本作は、2013年1月にアニメ化した修羅場系ラブコメです。主人公の季堂鋭太は、恋愛には脇目も振らず、学業に勤しんでいました。そんなとき、校内一の美少女である夏川真涼から偽装カップルになる提案をされます。

真涼と偽装カップルになったことで、幼馴染の春咲千和、自称元カノの秋篠姫香、婚約者の冬海愛衣の間で波乱が起こります。修羅場系ではありますがコミカルに描かれているので、重い展開が苦手な人にも読みやすい作品です。

本作は、2021年4月にアニメ化した社会人×女子高生をテーマにしたラブコメです。IT企業に勤める吉田は、片想いをしていた後藤先輩にフラれて、やけ酒をしていました。その帰り道、制服姿の女子高生、荻原沙優と出会い物語が展開していきます。

お人よしの吉田と訳あり女子高生の沙優が少しずつ心の距離を縮めていく姿には、読んでいてほっこりさせられます。また、女子高生と同居という危うい関係性が、どう転ぶのかも目が離せません。

2023年に発売された注目の新作ラブコメラノベは以下のとおりです。参考にお役立てください。

ラブコメを手軽に読みたい人には、ネット小説もおすすめです。ネット小説とはインターネット上で公開された小説で、「小説家になろう」や「カクヨム」・「エブリスタ」などの小説投稿サイトから閲覧できます。多くの作品が無料で読めるので、お財布にもやさしいです。

また、ネット小説で人気を集めた作品がラノベとして書籍化するケースもあります。まだ世間に注目されていない作品を発掘したい人は、ネット小説も覗いてみてください。

今回は、おすすめのラブコメ系ラノベをご紹介しました。ラブコメは気軽に読めて胸キュンできるので、仕事や勉強の息抜きにぴったりです。お気に入りの作品を見つけて、楽しい読書ライフを過ごしてくださいね。他のジャンルの作品を知りたい人は、こちらの記事もあわせてご覧ください。