グレンゴインのウイスキーおすすめ7選｜人気の10年・21年・25年の評価も

グレンゴインは隠れた名酒と言われるほど魅力的なウイスキーとして知られています。事実、ウイスキー評論家としても知られるマイケル・ジャクソンは評価が厳しいと言われていましたが、90点以上の点数をつけたほどです。

しかし、グレンゴインの名前を知っていても飲んだ経験がなかったり、どんなウイスキーなのか知らない方も多いはずです。実は、グレンゴインのウイスキーは麦芽本来の味わいがあり、ウイスキー初心者にもおすすめです。

そこで、この記事ではグレンゴインのウイスキーおすすめ7選を紹介しています。また、グレンゴインの選び方も解説していますので、この記事を参考にグレンゴインの魅力を知る機会にしてみてください。

グレンゴインは1833年からの伝統を守り続けている原料へのこだわりが魅力です。ウイスキーの原料となる大麦は、スコットランド産の良質なオプティック種を使用しており、原酒に風味が反映されています。

また、水は蒸留所のすぐ後ろにあるキャンプシーフェルズから採水しているのも特徴です。生産量が増えても原料へのこだわりを変えず、伝統的な味を守り続けています。こだわり抜いた原料こそがグレンゴインならではの魅力です。

麦芽の味わいがストレートに伝わる製法もグレンゴインの特徴です。ウイスキーはピートと呼ばれる炭化した泥炭を炊き込んで香りをつけますが、グレンゴインはピートを使用しないノンピート製法にこだわっています。

ノンピート製法ではウイスキーの原料となる大麦本来の香りが楽しめるだけでなく、クセがないので初心者にも楽しみやすいのが特徴です。クセがないからこそグレンゴインは日本酒にも合うウイスキーとも言われています。

厳選したシェリー樽で長期熟成させた色づきもグレンゴインの魅力です。グレンゴインは熟成する際に成熟した味わいを与えるためにスペイン産のシェリー樽を厳選しており、自然な琥珀色を実現しています。

シェリー樽は高価になりつつあるものの、未だに味わいを保つために厳選したシェリー樽を使い続けているのもグレンゴインの特徴です。

初めて飲む方にはグレンゴイン10年がおすすめです。グレンゴイン10年はラインアップされている商品の定番となります。

熟成はシェリー樽30％・リフィル樽70％の割合で、フルーティさを感じられるのが特徴です。アルコール独自の刺激もなく、甘く柔らかい香りなのでウイスキーを飲み慣れていない方におすすめします。

麦本来の味わいを楽しみたい方にはグレンゴイン12年がおすすめです。アメリカンバーボン樽20％・リフィル樽60％の割合で12年熟成された味わいは、麦芽本来の香ばしさとピリっとした刺激を感じられます。

12年が独自に持つカラメルのような麦芽の甘さやスパイシーさは、10年の味に物足りなくなった方におすすめです。

ミルキーな味わいを楽しむならグレンゴイン15年がおすすめです。グレンゴイン15年はヨーロピアンシェリー樽20％・アメリカンバーボン30％・リフィル樽50％の割合で熟成されています。

香りはパイナップルのようなフルーティさがあり、味わいは果物が熟したようなクリーミーさが特徴です。時間をかけて飲みたい方に適しています。

フルーティさのある複雑な風味を楽しめるのがグレンゴイン18年です。グレンゴインはシェリーカスク100％で構成されており、熟したメロンや赤りんごなどのフルーティな風味が感じられます。

味わいはフルーツやオレンジマーマレードさを感じるのが特徴です。重みを感じるものの、飲みやすいものを探している方におすすめします。

どんな場面にも合うウイスキーならグレンゴイン21年がおすすめです。グレンゴイン21年はヨーロピアンシェリー樽100％で熟成しており、レーズンやドライフルーツのような濃厚な香りが魅力となっています。

味わいはりんごのようなフルーティな甘みが特徴です。世界的に評価も高く、美味しいウイスキーをお探しの方におすすめします。

力強い口当たりのウイスキーをお探しならグレンゴイン25年がおすすめです。グレンゴイン25年はシェリー樽100％で熟成されており、販売されている中で最も長い熟成期間を誇っています。

21年と比べると力強い口当たりが特徴で、甘みと渋みのバランスが絶妙です。度数は48度と高めですが、上品な味わいが楽しめます。

長期熟成されたウイスキーをお探しなら、限定リリースのグレンゴイン30年がおすすめです。色は濃い琥珀色で、ブラックチェリー・ローズティーのあとに、ラムレーズンのような香りを感じさせます。

味はとても甘く、フィニッシュのドライさも特徴です。6000本限定でリリースされたもので、年に一度のみ限定販売されています。

ノンエイジウイスキーなら定番のカスクストレングスがおすすめです。カスクストレングスはノンエイジながら熟成された味わいがあり、バランスよい仕上がりになっています。

また、ノンエイジには甘口のシェリー樽で熟成されたペドロヒメネスも人気です。リーズナブルな価格で手に入るので、熟成品と飲み比べたい方におすすめします。

グレンゴインを実際に飲んだ方からの評価はどうなのか、口コミを集めてみましたので参考にしてみてください。

ここまで口コミをご覧いただきましたが、クセのない味わいや香りのよさが高評価を得ているようです。評価の通り、料理などにも合うウイスキーをお探しの方にはグレンゴインのウイスキーがおすすめです。

グレンゴインの最もおすすめな飲み方はストレートです。ノンピートにこだわっているグレンゴインは、ストレートで飲むと麦芽本来の甘みや香りを感じられます。

とくに、熟成された年数の高いものは風味や味わいも深いので、純粋な味を楽しみたい方におすすめです。アルコールが苦手な方の場合、冷やすと飲みやすくなります。

ウイスキーの口当たりを柔らかくするならロックがおすすめです。ロックはグラスに氷を入れて飲む方法で、氷によってウイスキーが冷やされるとアルコールの刺激が和らぎます。

また、氷が溶けていく中で水と混ざって味わいが変化していくのも魅力です。冷やされたウイスキーのスッキリとした味わいを楽しみたい方におすすめの飲み方です。

さっぱりとした味わいにするならハイボールがおすすめです。ハイボールとは、ソーダでシンプルに割る方法で、炭酸がウイスキーの香りを引き立たせます。

ただし、純粋な風味や味わいを楽しみにくいのがデメリットです。ハイボールは炭酸と割るのでウイスキーが苦手な方でも飲みやすく、スッキリとした味わいが魅力です。

今回はここまでグレンゴインのウイスキーのおすすめ7選の紹介と、選び方を解説してきました。グレンゴインは種類も豊富で、ウイスキー通も唸るほど高品質です。この記事を参考に、あなたもグレンゴインの魅力を再発見してみましょう。