ロックがおすすめの焼酎30選｜芋焼酎・麦焼酎・米焼酎や美味しい作り方も

焼酎には水割りやお湯割り、変わり種で割るなどさまざまな飲み方がありますが、焼酎本来の味を楽しみたいならロックがおすすめです。 ロックとはシンプルに氷を入れたグラスに焼酎を注ぐ飲み方で、焼酎の味をダイレクトに感じることができます。

焼酎は芋焼酎・麦焼酎・米焼酎など種類がさまざまです。また、使われている材料の産地・種類・熟成する期間などで味に違いがあります。ロックで美味しい焼酎を探そうとしても、種類が多いとどの焼酎がいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、この記事ではロックで美味しい焼酎のおすすめ商品・選び方をご紹介します。また、焼酎ロックの作り方・選ぶ際に知っておきたいポイントなどをもご紹介しているので、ロックに合う焼酎をお探しの方はぜひ参考にしてください。

主原料としてさつま芋が使われる芋焼酎は、さつま芋本来の香りとコク、そして甘みが味わえます。居酒屋で置かれている種類も多く、焼酎初心者でも比較的飲みやすいのが特徴です。

さつま芋にはたくさんの種類があり、使われるさつま芋や生産者などによっても味わいが変わってくるのがおもしろいポイント。よく使用されるさつま芋の産地は鹿児島や宮崎、九州です。

主原料に麦が使われる麦焼酎は、麦の香ばしい香りと軽くてキレのある味わいが特徴です。芋と比べるとあっさりとしており、クセがなく飲みやすいのでいろんな料理に合わせらます。

手頃な価格帯の焼酎が多いので、いろんな銘柄を気軽に試せるのが魅力。製法によって香りの強さや飲みやすが変わるので、気分に合わせて選べる焼酎でもあります。

米と水のみで作られた米焼酎は、余計な原料が使われていない焼酎です。ほんのりと米の甘みがあり、スッキリとした爽やかな飲み口なのが特徴。

米焼酎は素材がシンプルなだけに繊細な料理にはもちろん、和洋中選ばずさまざまな料理に合うので食事をしながらお酒も楽しみたい方にはおすすめの焼酎です。

焼酎には甲類と乙類の2つのがあります。甲類は連続式蒸留法と呼ばれる方法で製造されており、蒸留を何度も繰り返すことでアルコールの純度が高くなっているのが特徴。

スーパーやコンビニで販売されている、大容量でリーズナブルな焼酎が甲類です。ストレートやロックはもちろん、水割りや炭酸割りなど割りものにも最適な焼酎でクセが少ないのが魅力です。

一方、乙類は単式蒸留法と呼ばれる方法で製造されている焼酎を指します。本格焼酎と表記がある焼酎も乙類で、使用されている素材の本来の風味を前面に引き出し、深い味わいが楽しめるのが魅力です。

焼酎には度数があります。乙類は45%以下、甲類ならば36%以下、本格焼酎ならば20～25％程度とされていますよ。水割りやお湯割りなど割って飲む場合は度数が高めでも調整することで好みの濃さにできますが、ロックで飲むならば度数にも注目して選びましょう。

また、同じ銘柄でも度数を変えて販売しているものもあります。 原料自体は同じですが、製造の過程でアルコールの濃度を調整しており、また違った雰囲気を楽しめるため飲み比べをしてみるのもおすすめです。

焼酎をたくさん飲みたい時や、いろんな種類の焼酎を楽しみたいなら安い焼酎がおすすめです。コンビニ独自のブランドの焼酎なら、よりリーズナブルな価格帯になっているので気軽に購入できるのが魅力。

また、コンビニでは350mlの缶や180mlの紙パックの飲み切りサイズの焼酎も多いので飲み比べにも最適です。コンビニなら24時間営業しているところも多いことから、仕事帰りや急に焼酎が飲みたくなった時でも立ち寄りやすいのがいいですね。

焼酎ロックは体に悪いのではないかと気にしている方もいます。焼酎は日本酒やビールなどに比べてアルコール度数が高いため、ロックで飲むと胃腸に負担がかかる場合があります。

また水を飲まずに焼酎ロックだけを飲み続けると、脱水症状や二日酔いのリスクも生じます。適量を守ってゆっくりと楽しむのがおすすめです。

焼酎ロックを楽しむなら作り方にもこだわりたいですよね。 焼酎ロックに欠かせない氷は、自宅の製氷器で作ったものでも構わないですが、せっかくなら固くて溶けにくいロックアイスや丸氷を使用するのがおすすめです。

焼酎ロックの作り方としては、まずはグラスいっぱいに氷を入れ、マドラーやスプーンでかき混ぜてグラスを冷やします。溶けて出た水を捨て、必要であれば氷を補充して焼酎をゆっくり注ぎましょう。目安としてはグラスの半分程度。注ぎ終わったらマドラーやスプーンでゆっくりかき混ぜ、氷と焼酎を一体化させて完成です。

甘い焼酎を探しているなら黒糖焼酎がおすすめです。黒糖焼酎は黒糖を原料としているため、焼酎に慣れていない方や女性にも人気です。

黒糖と言っても甘ったるいのではなく、優しい甘さで後味があっさりしているのが特徴です。また黒糖焼酎には麹も使用されていますが、麹の種類によっても味が少しずつ異なるので好みの甘さを見つけてみましょう。

焼酎を初めて飲む方やまだ飲み慣れていない方は、焼酎を飲んでいく中でまずいと思う瞬間もあります。しかし、それは自分好みでの味ではなかったという理由がほとんどです。

あっさりした軽い飲み口の焼酎が好みの方もいれば、濃厚で辛口の焼酎が好みの方もいます。必ずしもみんながみんな同じ焼酎を好むとは限らないので、「これがまずい焼酎だ」とは一概には言えません。

焼酎を飲む時にグラスにもこだわることで雰囲気も出るのでおすすめです。焼酎のグラスは、焼酎に負けないくらいの種類がありますが、ロックで飲む時にはロックグラスが定番。

ロックグラスは口が広く背が低いグラスで、ガラスだけではなく陶器や金属などの素材で作られています。形や厚み、保温性も重視したいですが、デザインも選ぶ時のポイントに加えることで焼酎を五感で楽しむことができますよ。焼酎にも合うおしゃれなグラスを探している方は以下の記事も参考にしてください。

焼酎は製造方法や原料の産地、蔵元によっても味が異なってきます。アルコール度数にも幅があるので、自分が美味しいと思える芋焼酎に出会えるまでいろんな味を試してみましょう。好みの芋焼酎を見つけたら、お気に入りのグラスと共に晩酌タイムを楽しんでみてくださいね。