100均のノコギリを徹底解説｜電動ノコギリはある？｜安いのこぎり10選も紹介

ノコギリはDIYするときにあると便利な工具で、特にに木工で作品を作るときには必要不可欠です。ノコギリを持っていなければ100均で選ぶと安く購入できるのでDIY初心者で試しに使ってみたい方におすすめです。

使いやすいノコギリを選ぶには、用途やサイズ感を見て購入する必要があります。ノコギリによって使い道は異なるため、作るものを決めてからの方が選びやすいです。

本記事ではダイソーで買えるノコギリの種類や選び方を解説します。「電動ノコギリはある？」「セリアや他の100均でも買える？」などの疑問にもお答えします。また100均以外の安くて使いやすいノコギリも紹介しますので是非記事の最後までご覧ください。

100均のノコギリはホームセンターよりも安価で購入できます。DIYをはじめてみたい方や、さまざまな工具を試してみたい方は、100均のノコギリがおすすめです。万が一買った後にあまり使わなくなってしまっても、後悔しないで済む値段といえます。

100均で販売しているノコギリは、比較的小型なものが多いです。そのため、子供や女性も扱いやすいのが特徴です。太い木材は切りにくくなりますが、DIYで角材や薄めの木材を切る分には十分使えます。とくにDIYの初心者は、小さめの工具から試してみると使いやすいです。

ノコギリといえば木工用を思い浮かべる方が多いですが、金属を切るノコギリもあります。100均ではさまざまなタイプのノコギリを取り扱っているため、用途に合わせた選択が可能です。

種類を間違えると材料が切れないだけでなく、ケガの原因にもなりかねないので気を付けましょう。また、種類豊富ではありますが、電動ノコギリは取り扱っていません。電動ノコギリは、ホームセンターやインターネットで購入できるので、気になる方はチェックしてみてください。

ノコギリには木工用と金属用があります。また、中には木材と金属がどちらも切れるノコギリもあるため、確認してから購入しましょう。

木工用のノコギリには、押し切りタイプと引き切りタイプがあります。どちらを選ぶかで力の入れ方が変わるため、使いやすい方を選ぶと扱いやすくなります。

100均のノコギリは形やサイズもさまざまです。ノコギリが使い慣れない方は、カッターナイフの形をしたものが握りやすくておすすめです。

また、刃を取り換えて使いたい方には、弓形ノコギリが適しています。手軽に刃を交換できるため、切れ味のいい状態を保てます。

ノコギリには押すときに切れる「押しのこ」と引くときに切れる「引きのこ」があります。日本のノコギリは引きのこが主流で、使い勝手がいいと感じる人が多いです。一方、押しのこは体重をかけやすく、堅い素材を切るのに適しています。

木材の切り方には木目の繊維に沿って切る「縦挽き」と垂直に切る「横挽き」があります。縦挽き用の刃は目が粗く、横挽き用の刃は目が細かいです。このように木材の切り方や材質によって適したノコギリの種類は異なるため、考えて選びましょう。

木材以外の素材をノコギリでカットするなら、ほかの素材が切れるかもチェックします。金属用の万能ノコギリであれば、アルミやステンレスが切断できます。しかし、金属が硬いと刃こぼれするケースがあります。金属用のノコギリなら硬めのものもOKです。ひとつあれば不要になった金属製の廃棄物など細かくカットできるので便利です。

ポリエチレン・塩化ビニル・アクリルなどプラスチック素材を切断するなら、プラスチック用の万能ノコギリをおすすめします。ノコギリによっては木工作業に使えるものもあります。軽量でコンパクトなものが多いので、使いやすさがメリットです。

100均でノコギリを買っても切れないのではないかといった心配はありませんか？残念ながら刃物専門店やホームセンターなどで売られているノコギリのような性能はなく、本格的な大工作業には向いていません。ちょっとしたDIYや枝を切るなど軽い作業におすすめです。

100均には木材を切るノコギリだけではなく、パイプ用や軽金属用のノコギリが販売されています。雨どいのパイプをカットしたり、薄いアルミをカットしたりするなら素材別に使い分けるのがおすすめです。切れ味が悪くなったら替刃も売っているため、取り換えて使ってみると買い替えずに済みます。

木材やプラスチックが切れるカッタータイプのノコギリです。小型で軽量なため持ち運びしやすく、女性や子供も使いやすい特徴があります。

また、プラモデルなど細かい作業をする際にも、扱いやすいノコギリです。カッタータイプのノコギリは、使う分だけ刃を出して使用できます。

小型で扱いやすいノコギリは、折り畳み式の種類もあります。ダイソーに売っている折り畳み式ノコギリは木工用で、価格は税込み330円です。大きな木材を切るのは難しいですが、小さめの木材を切るには使いやすい大きさです。

木材やアルミニウム、軟鉄のカットに使えるノコギリです。それ以外の材料には、刃が破損する恐れがあるため使えません。

木材を使ったDIYだけでなく、庭木の枝を切る際にも役立ちます。カッタータイプや折り畳み式よりも、大きめのノコギリが欲しい方におすすめです。

大きめの木材や硬めの木材を切りたいときに使いやすいのが、ビックハンドルのこです。押し切りタイプなため、刃を押したときに木材が切れます。

今回紹介したノコギリの中では刃が大きめで、ノコギリを使い慣れている方におすすめです。薄い木材は切りにくいため、作るものに合わせて選んでみてください。

金属や硬い木材のカットに使えるノコギリです。ハンディハクソーと似たような形をしていますが、少しだけ安価で買えます。ダイソーの販売価格は税込み220円です。刃を押したときに切れる、押切りタイプのノコギリです。

金属が切れるタイプのノコギリです。ダイソーの金切りのこは税込み110円で、替え刃も販売しています。金属用のノコギリが安価で手に入るため、人気を得ています。

金属をカットする際は、手袋と保護メガネを着用すると安全です。また、カットする金属をクランプで留めておくと、安定した状態で作業できます。

パイプを切断する際は、パイプカッターを使用します。ダイソーのパイプカッターで切れるのは、塩化ビニール管・アルミ・鋼・軟鉄です。ステンレスには使えないため、材質を確認してからカットしましょう。

販売価格は、税込み550円です。塩ビパイプやアルミパイプをカットする際は、こちらを使うのがおすすめです。

キャンドゥでもノコギリは販売しています。ダイソーで希望するノコギリが見つからないときは、キャンドゥのノコギリもチェックしてみてください。

ただし、セリアではノコギリを販売していません。のこぎりガイドと呼ばれる、木材をカットするときの角度が測れるアイテムは取り扱っています。ノコギリで木材を切るときに曲がってしまう方は、のこぎりガイドを使うと角度がわかりやすくなります。

100-150

ある一定の大きさになるとゴミは粗大ごみとして処分しなければなりません。自治体によっては粗大ごみには処分費がかかります。しかし、大きなゴミも解体して普通ごみに出せば無料です。粗大ごみの中でも解体できるのは、エアコンや冷蔵庫など家電リサイクル法の対象になっていないものです。また、硬い金属など素人が解体するのが難しいものもあります。

粗大ごみを解体するのに便利なのがノコギリです。DIYが趣味の方は電動ノコや丸ノコを使えば効率よく解体できます。粗大ごみを解体するデメリットは、ケガをする恐れがある点です。手間と時間もかかるため、簡単に解体できるものを見極めるのがポイントです。

100均では種類豊富なノコギリを取り扱っています。木工用や金属用があるため、用途に合わせて選びましょう。また、女性や子供でノコギリを使うのに慣れていない方は、小さめのノコギリがおすすめです。少ない力でも切れやすいノコギリを選ぶと、使いやすくなります。100均のノコギリを使って、ぜひDIYをはじめてみましょう。