クロスバイクのグリップおすすめ7選|べたつかないのはどれ？交換の仕方も詳しく解説

クロスバイクのグリップは、乗り心地を左右する大事なパーツです。経年劣化したグリップは、新しいものに交換するのがおすすめです。

グリップは3種類あり、それぞれ握り心地やデザインが異なります。グリップを交換する際は、種類の違いを把握しておくと選びやすいです。

本記事では、クロスバイクに付けるグリップの種類やおすすめのグリップを紹介します。また、交換する手順も説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

クロスバイクのグリップは、ゴム製のものが多いです。ゴムは経年劣化する素材といわれており、とくに屋外で雨にさらされると劣化しやすくなります。そのため、グリップの劣化が著しい場合は、交換する必要があります。

グリップはクロスバイクの乗り心地を左右するパーツでもあるため、機能性に優れたものを選ぶのがおすすめです。

トリガーシフターは、グリップと一体化していないシフターです。シフターが独立しているため、左右で同じ長さのグリップを使っています。一般的に、クロスバイクはトリガーシフターを採用しているケースが多いです。ブレーキ近くにあるレバーを押すと、ギアチェンジできます。

グリップとシフターが一体型になっているものをグリップシフターと呼びます。ハンドルの長さは右側の方が短いため、グリップも右側が短いショートグリップを選びましょう。また、同じ長さのグリップを購入してしまった場合は、片方を短くカットして使います。

シンプルな形で日常使いに適しているのは、丸グリップです。握りやすく力を入れやすいため、上り坂も走行しやすい特徴があります。また、ハンドルの操作性に優れているため、街中で使うときも便利です。3種類の中で、最も一般的に用いられているグリップです。

エルゴグリップは、手のひらに当たる部分が平らになっているグリップです。手とグリップの接地面が広いため、振動を軽減する特徴があります。また長時間の走行がしやすく、ツーリングに適したグリップです。

ただし、握り方によっては力が入れにくくなる側面もあります。時間をかけてゆったりとした走行をする際に、手に負荷がかかりにくいグリップです。

牛角グリップは、牛の角のような形をしたグリップです。手でしっかりと握ることで上体に力が入り、上り坂の走行や急な加速もしやすい特徴があります。走行中も姿勢を変えやすく、長時間の走行にも適しています。クロスバイクでツーリングをより楽しみたい方に、おすすめのグリップです。

クロスバイクに多いのは、ゴムやシリコン製のグリップです。比較的安価で買いやすいメリットがあり、カラーバリエーションも豊富です。

流通しているグリップの種類も多く、色やデザインを変えて楽しみたいときに適しています。また、メンテナンスも簡単で衝撃を吸収する働きがあるため、コストパフォーマンスの良いグリップといえます。

レザーのグリップはゴム製よりも価格が高いですが、高級感があり握り心地も優れています。経年変化が楽めるグリップでもあり、1つのものを長く愛用したい方にぴったりです。また、べたつきにくい特徴もあります。

雨による水濡れや乾燥に弱く、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。日々のメンテナンスも含めて、クロスバイクを大事に使っていきたい方に適しています。

グリップを交換する際に必要なものは、新しいグリップ・カッター・雑巾です。また、グリップは予め水に付けておくと、取り付けるときに滑りやすくなります。

古いグリップの取り外し方は、カッターで切り込みを入れて引っ張ります。濡らした雑巾でハンドルを綺麗に拭いたら、新しいグリップを挿し込みましょう。

グリップは入りにくい場合もありますが、力を込めて押し込みます。グリップが最後まで入ったら、最後にキャップをはめます。

クロスバイクのグリップは消耗品です。ゴム製のグリップは比較的安く手に入るため、劣化したら交換を検討しましょう。グリップの形は３種類あり、最もデイリー使いにおすすめなのは丸グリップです。また、ツーリングなどで長時間走行する方は、エルゴグリップや牛角グリップを選ぶと疲れにくくなります。クロスバイクの用途に合わせて、快適なグリップを選んでみてください。