アルコールフリー化粧水おすすめ17選｜ドラッグストアで買えるプチプラやデパコスも

ローションパックなど、毎日のスキンケアに欠かせない化粧水。界面活性剤不使用や化粧水にもさまざまな種類がありますが「敏感肌だから低刺激なものがいい」「肌に優しいものを選びたい」という方におすすめなのがアルコールフリー・ノンアルコールの化粧水です。

アルコールフリー化粧水は肌に刺激を感じやすい方や、季節の変わり目にお肌がゆらぎがちな方にもおすすめです。しかし、アルコールフリー化粧水にもドラッグストアで購入できる、ちふれに代表されるプチプラ商品からデパコスまで種類豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまうこともありますよね。

そこで今回は、アルコールフリー化粧水の選び方や人気メーカーを詳しく解説します。記事の後半ではアルコールフリー化粧水の正しい使い方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

アルコールフリー化粧水は「エタノールフリー」「ノンアルコール」などさまざまな名称がありますが、エタノールフリーの商品のことを指します。エタノールはお肌のひきしめ効果などがありますが、敏感肌の方には刺激に感じることもあり、肌トラブルに繋がってしまうことも。

敏感肌や乾燥肌の方はもちろん、季節の変わり目に肌がヒリヒリする方や花粉・紫外線で刺激を感じやすい方はアルコールフリー化粧水を試してみましょう。

また女性の場合、生理周期やストレスによってバリア機能が下がると、化粧水が刺激に感じることもあります。お肌がデリケートになっているときにもアルコールフリー化粧水がおすすめです。

ニキビケアには、有効成分が入っている「医薬部外品か」をチェックしましょう。思春期ニキビ・大人ニキビどちらの場合も、有効成分が配合されているかのチェックが大切です。くり返しニキビに悩む方は、ニキビができにくい「ノンコメドジェニックテスト済み*」の化粧水を選びましょう。

*すべての方に、ニキビができないわけではありません。

たるみ毛穴・開き毛穴には肌の引き締めをケアする成分が配合されている化粧水を選べばトラブル解決につながります。肌を引き締めてサポートしてくれる成分で代表的なものは、下記の成分です。肌と毛穴のたるみには、これらの成分が配合されている化粧水を選びましょう。

• セラミド
• コラーゲン
• ヒアルロン酸
• ビタミンC
• ビタミンC誘導体

エイジングケア*にはハリ感をアップさせる成分が入っているかチェックしましょう。下記の成分が入った化粧水を選ぶのがおすすめです。

• ナイアシンアミド
• アスタキサンチン
• コラーゲン
• 植物エキス類
• 〜発酵液

*年齢に応じたケア

肌色の変化やシミ・そばかすが気になる方は、下記の美白有効成分が入っている医薬部外品を選ぶと、肌悩みにアプローチできるのでおすすめです。

• プラセンタエキス
• ビタミンC誘導体
• 4MSK
• トラネキサム酸

※メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ

乾燥が気になる方は、保湿成分もチェックしましょう。保湿成分には「グリセリン」「BG」「加水分解ヒアルロン酸」などがありますが、配合量によってテクスチャも変わります。

また、敏感肌で乾燥が気になる方は、肌にうるおいを与えてくれる「セラミド」もおすすめです。うるおいのある肌に導いてくれるだけでなく、ホコリや花粉などの外的刺激からも守ってくれます。季節の変わり目に肌がゆらぎやすい方はぜひセラミドを取り入れてください。

化粧水は年齢による肌悩みの違いに合わせることが大切です。20代は皮脂分泌が多く肌のベタつきやニキビに悩みやすい時期です。30〜40代は肌の衰えを感じ始め乾燥対策が重要になります。また50代はシワやシミに対するアプローチが必要になってくるでしょう。

年代によって肌が変化し悩みも変わります。商品パッケージを確認するなどして、自分の年代に合っているかもチェックしてみてください。以下にどんな化粧水がおすすめかを簡単にまとめました。

• 20代｜ニキビやベタつきなど肌悩みに合わせたものがおすすめ
• 30代｜季節や生理周期によってゆらぎやすい肌に対応するセラミド入りなどがおすすめ
• 40代｜保湿力の高いもの・美白(※)ケアできるものがおすすめ
• 50代｜エイジングケア（※）もできる化粧水がおすすめ

※メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ

※年齢に応じたケア

アルコールフリー化粧水を選ぶ際には、アルコール以外の刺激物が入っていないかもチェックしておきましょう。一般的に刺激になりやすい添加物には、香料・着色料・界面活性剤などがありますが、植物エキスやビタミンCも刺激になる場合があります。

化粧水によっては天然にこだわったものやオーガニックなどの商品もあり、一見肌に良さそうですが、人によってはアレルギーを引き起こす場合もあります。気になる方は事前に確認してください。

毎日使う化粧水は、使いやすいテクスチャかどうかもポイントになります。脂性肌やテカリが気になる方にはサラッとしたさっぱりタイプ、乾燥肌の方や保湿力を高めたい方はとろみのあるしっとりタイプがおすすめです。

あわせて、匂いの有無もチェックしましょう。匂いでいい気分になる方もいますが、逆に苦手な方は無香料のものを選んでください。また容器の使いやすさも重要です。フタは開けやすいか、持ちやすいかなども購入前に確かめておくことをおすすめします。

「化粧品で肌トラブルが起きたことがあるので不安」という方は、「アレルギーテスト済み*」の商品を選ぶようにしましょう。「アレルギーテスト済み」とは、化粧品メーカーが人の肌でテストを行った、という表示です。

また「アレルギーテスト済み」のほかに「パッチテスト済み」と表記のあるものも、刺激性がテストされています。すべての方にアレルギーが起こらないわけではないですが、敏感な方にはこの2つの表記が選ぶ際の指標になります。

*すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません。

アルコールフリー化粧水をサンプルなどお試しできるものやトライアルセットを選んでみるのもおすすめです。お試しやトライアルセットは、少量や数日分しか入っていませんが肌のコンディションチェックには十分です。

せっかく購入しても肌荒れなどで使えないのはもったいないと思う方やどれを選んでいいか悩む方はサンプルなどからトライしてみるのもおすすめです。

ディセンシアはポーラ・オルビスグループの敏感肌用のブランドで、特許技術により発明され誕生しました。敏感肌や乾燥肌の方の肌荒れケアができる、やさしい使い心地の化粧水を展開。肌トラブルが起きやすい20代から、年齢肌が気になる30・40代まで幅広い年代に対応しています。

ドラッグストアで買えるちふれは低価格なアイテムが多く、コストパフォーマンスの高さで人気のブランドです。「高品質適正価格」をコンセプトにしており、リーズナブルながら品質の高い化粧水を販売しています。ノンアルコール化粧水は肌へのやさしさに配慮されているだけでなく、ヒアルロン酸やトレハロースなどの保湿成分も配合されており、保湿ケアもしっかりできます。

無印良品は低価格で高品質なアイテムを多数展開しており、男女問わず人気のブランドです。ノンアルコール化粧水は敏感肌用やエイジングケア（※）など肌タイプに合わせて選べ、サイズ展開も豊富なのでお試しがしやすいのもポイントです。コスパを重視したい方やシンプルなものを選びたい方におすすめです。

※年齢に応じたケア

エチュードは2016年に日本に上陸した韓国の人気コスメブランドです。エチュードのスンジョントナーは素肌に近いpH5.5の弱酸性でノンアルコールの化粧水で、洗顔後の肌を健康な弱酸性の状態に保つことで、肌荒れを防ぎます。

化粧水を効果的にするために、化粧品ブランドが推奨している量を守りましょう。もったいないからと少ない量で使うと、化粧水の効果を十分に感じられなくなってしまいます。以下で、化粧水の正しい使い方を紹介するので、参考にしてください。

1. 洗顔をする
2. 化粧水の適量を手のひらに出す
3. 鼻・顎・両頬・おでこに5点置きする
4. 顔の内側から外側に向かって馴染ませる
5. 目元や口元周りは指を使ってやさしくプレスする
6. 手に残った化粧水を首やデコルテにも馴染ませる

乾燥肌対策の代表的なものの1つがローションパックです。ここでは、その具体的な方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

【ローションパックの手順】

1. コットンを水で濡らし、雫が落ちる程度に軽く水気をる
2. 500円玉程度の化粧水をコットン全体に馴染ませる
3. コットンを割いて4～5枚にし、顔全体を覆うようにのせる
4. 3分間放置し、外したら顔を手でやさしく包み化粧水を馴染ませる

より丁寧にやりたい場合は、手順3の後にコットンの上からラップで顔を覆って10分程度置いてください。顔の上下でラップを2枚に分ければ、鼻を覆わないので息がしやすいです。

ここでは、アルコールフリーの化粧水に関する代表的な疑問点をまとめています。メリットやデメリットなど、ぜひ参考にしてください。

アルコール・エタノールを配合するメリットとしては「肌を引き締める」「発汗を抑える」などの作用が挙げられます。また防腐効果もあります。デメリットは「刺激性がある」「揮発性により肌が乾燥する」です。敏感肌・乾燥肌の方には不向きです。

アルコール自体は悪い成分ではありません。肌に残った皮脂や汚れを取り去ったり、肌を引き締めたりする作用もあるので、清浄や収れん目的で化粧水に使われることもあります。ただし刺激を感じることもあるので、敏感肌の方は留意しておきましょう。

界面活性剤は、本来混ざり合わない水と油を繋げる働きをします。水と油を繋ぐと、汚れを含む皮脂を水に混ざる状態にでき、汚れを落としやすくなるため、石けんなどに使われています。これらは油と結びつきやすい親油基がむき出し状態なので、肌に残したまま放置すると肌荒れの原因になります。

一方、基礎化粧品などで乳化剤や可溶化剤として使われている場合は、親水基・親油基はそれぞれ水・油と結びついた状態なので、肌荒れにはつながりません。ですが、親油基と油の結びつきは時間と共に弱まっていくため、肌荒れや乾燥で悩む方が肌への負担を少しでも軽減したい場合には、界面活性剤不使用のものを選ぶのも1つの方法としておすすめです。

以下では、界面活性剤フリーの化粧水の中からおすすめのものをご紹介します。

ノンアルコール化粧水は敏感肌や乾燥肌でも刺激が少なく、肌トラブルを防ぎたい方にもおすすめの化粧水です。さまざまなブランドから種類も豊富に展開されているので、肌悩みや年齢に合わせて使い心地のいい化粧水を選びましょう。