ベルガモットの香水人気おすすめ20選｜女性向けやメンズにも！

香水にはさまざまな系統の香料が使われていますが、中でもレディース、メンズを問わず人気があるのが柑橘系の香りです。みずみずしく爽やかなイメージゆえ、つけていく場所を問わないのも広く選ばれる理由です。

ところで「柑橘系の香り」と言われたとき、レモンやオレンジを思いつく方は多くても、ベルガモットを思いつく方は少数ではないでしょうか。ベルガモットはミカンの一種で、その香りは意外と身近なところにも存在しているのですが、不思議と知名度は高くないようです。

そこで、本記事では女性に人気のベルガモットの香水について、特徴や選び方をご紹介します。おすすめのベルガモット香水も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ベルガモットは、ライムやすだちのような緑色とゴツゴツした皮を持つ、イタリア原産の柑橘類です。いかにも酸っぱそうな見た目通り、その実は苦みと酸味が強く、食用には供されません。しかし皮から抽出される香りは、その独特の青っぽさと爽快感から、さまざまなものの香りづけに使用されています。

もっともよく接するベルガモットの香りは、紅茶のアールグレイに付加されているフレーバーです。その他、お酒の香りづけやアロマオイルとしても親しまれています。

ベルガモットは、青いままのミカンをもぎとったかのような若さとすっぱさ、そしてほのかな甘さが入り混じった、爽やかな香りがします。他の柑橘系の香りと同じく、どこか気分が明るくなるようなイメージがあります。

他のさまざまな芳香とも合わせやすいため、ブレンドして用いられる場合もよくあります。特にジャスミンとは相性がよく、アールグレイティーにジャスミンの香りを加えたアロマティックティーや、両者を合わせたフレグランススプレーなども販売されています。

それでは、ベルガモットの香水を選ぶ際にはどのような点に着目すればいいのでしょうか。考慮したいポイントについて、以下にまとめていきます。

ベルガモットは他の香りとなじみやすいため、多くは他の香料とブレンドされています。その配合によって、ベルガモットの香り方も変わります。

香料の配合バランスを細かく確認はできませんが、多くの商品では、最初（トップノート）から最後（ラストノート）までにどう香りが変化するかの情報を確認できます。ベルガモットがトップノート、ミドルノート、ラストノートのどこで香るのか、どんな香りと一緒に香るのかを確認してみましょう。

テスターやミニボトル、口コミを活用して、好みに合いそうなベルガモット香水を見つけ出すのもおすすめです。

香水は小さな瓶に入った液体状のものと思いがちですが、香料を練り込んだクリームのような状態のものも、「練り香水」として香水のカテゴリに含まれます。それぞれに適した使用シーンや、使い方をご紹介します。

リキッドタイプの香水は、香料濃度が低いものから順にオーデコロン・オードトワレ・オードパルファン・パルファンに分かれます。オーデコロンよりはオードトワレ、オードトワレよりはオードパルファンのほうが香りが強まると考えて、好みのものを選びましょう。

また、リキッドの香水は全般に香りが早く立ち上がり、広く拡散するのが特徴です。環境によっては香りすぎてしまう場合もありますので、出かける場所に合わせて、使う量やつけ方を考慮するのがおすすめです。

「練り香水」や「ソリッドパフューム」と呼ばれるソリッド（固形）の香水は、植物油脂や天然ワックスに香料を練り込み、身体に塗って使うのを前提としたものです。リキッドの香水より古い時代から使用されてきています。

香りは控えめですが、細く長くふわりと香るため、学校や職場でも使いやすいのが利点です。強めの香りは苦手だけれど香りのおしゃれを楽しみたい方には最適です。

ANNA SUI（アナスイ）は、アメリカのファッションデザイナーが1980年に立ち上げた、女性向けファッションブランドです。バッグやアクセサリーなどのファッション小物からコスメまで、少しゴシックなイメージのデザインで、たくさんのファンをつかんでいます。

ベルガモットが香る香水には「アナスイ オーデトワレスプレー」や「アナスイ スイドリームス オーデトワレ」などがあります。香りはもちろん、瓶の可愛らしさでも人気です。

1828年にパリのリヴォリ通りにオープンした、ごく小規模な香水専門ブランドがGuerlain（ゲラン）の最初の姿です。現在はフランスを代表するフレグランスブランドとして知られ、世界中で愛用されています。

ゲランの香水には、まさにベルガモットを主役とした「アクア アレゴリア ベルガモット カラブリア」があり、すっきりとした明るい香りで評価されています。

Acorelle（アコレル）は天然精油を香料とするオーガニックフレグランスとUVケア商品を取り扱うブランドです。フランスで設立された国際オーガニック製品認定機関・ECOCERT（エコサート）の認定を取得し、そのガイドラインに沿った製品の製造を行っています。

アコレルの「ベルガモットロータス ロールオン」は、天然精油由来のベルガモットとシトラスが香るのと、手頃な価格で人気です。

ヴェルサーチェは1978年にジャンニ・ヴェルサーチェにより設立されたイタリアのファッションブランドで、メンズからレディースまで幅広いファッションアイテムを扱っています。もともとは社名・ブランド名とも「ヴェルサーチ」でしたが、2018年10月に名称変更して現在に至ります。

ヴェルサーチェのベルガモット香水「ヴェルセンス」は、爽やかで好感度の高い香りで評価されています。うっすらとしたグリーンも夏向きのイメージで好評です。

ロクシタンは1976年にオリビエ・ボーサンが創業した、フランス発の自然派コスメブランドです。現在はルクセンブルクに本社を置きますが、初期のスタンスを変えず、南フランス・プロヴァンス地方の風土を感じる製品を提供し続けています。

ロクシタンからは、コルシカ島原産の柑橘・セドラとともにベルガモットが香る「セドラオードトワレ」がリリースされています。

シャネルの香水にはメンズ・レディース共にさまざまな種類があります。なかでも「N°5」はなんと100年以上もの歴史がある名品です。「チャンス」はさわやかな香りで万人受けしやすい商品です。お好みの香りをぜひ見つけてください。

ここでは、香水の香りを持続させるための正しい使い方と注意点について解説します。

【正しい使い方】

• 香水をつける前にシャワーを浴びるなどして体を清潔にする
• 一番いい香りをさせたい30分～1時間前につける
• 肌に直接つける

【注意点】

• 手首に付ける際はこすり合わせない
• 脇や足の裏など、汗をかきやすい部位にはつけない
• 香水をつけすぎるとハラスメントになる場合がある

ボディミストは、全身に使える身体用の化粧水です。ほんのりとした香りがついているため、香水のように使用する方はもちろん、寝具やカーテンにスプレーしてルームフレグランスとして使用する方もいます。

香りは香水と同じくらいさまざまなものがあり、もちろんベルガモットが香るものも多数あります。基本的に香水より安価なので、いろいろと購入してみて好きなものを見つけるのもおすすめです。

アロマオイルは植物の葉、花、茎、果実などから抽出したオイルです。一滴のアロマオイルを得るの必要な材料はバラの花びらなら30個分といった多さで、凝縮された強い匂いがします。

アロマオイルは、他のオイルで希釈してオリジナル香水にしたり、アロマディフューザーで部屋に香らせたりして楽しめます。ベルガモットそのものの香りを感じたい方に最適です。

リネンウォーターとは、洗濯物やアイロンがけの前などにスプレーする、香りのいい水を指します。昔のヨーロッパでは、アロマオイルの抽出作業後に残された水を布にふきつけて、香りづけに利用していました。現代のリネンウォーターはこれを継承した存在です。

リネンウォーターは全般に淡い香りで、気軽に利用できるものが多数です。控えめな香りを生活に取り入れたい方におすすめです。

きらめく太陽を感じさせる、明るく爽快な香りがベルガモットの魅力です。香水として身につけ、その香りと同じように明るい気持ちで一日を過ごせたらすてきですね。いろいろなものをお試しして、好みのベルガモット香水を見つけてください。