DUORESTオフィスチェアおすすめ5選｜ニトリの商品の違いは？デメリットはある？

オフィスチェア・ワークチェアは、長時間同じ体勢を取るために起こる体への不調を防ぐのにとても重要です。デスクワークが主な仕事であれば、1日の3分の1の時間を椅子に座っているので、どんな椅子に座るかが、体への負担に大きな影響を与えます。

そんな長時間のデスクワークには、人間工学に基づいて設計された、DUOREST（デュオレスト）のオフィスチェアがおすすめです。各パーツを自分の体型に合わせて調整できるため、まるでオーダーメイドのような感覚で利用できます。

本記事では、疲れにくいオフィスチェアとして評判のDUORESTの特徴やメリット・デメリットを紹介します。また、ニトリで買えるデュオレハイ DXの特徴や違い、偽物ではないのかについても解説しますので、参考にしてください。

DUORESTは、長時間座っても疲れにくく、身体への負担軽減を考えた、韓国のオフィスチェアのメーカーです。DUORESTのオフィスチェアは、ドイツのマティアス・ブリニッヒ教授が考案したDUOREST理論を基に、腰と背中への負担を考えて開発されています。

人間工学に基づいたオフィスチェアなので、長時間座っていても疲れにくく、また各パーツが調整できるので、自分の体に合わせた微調整が可能です。

DUOREST理論の提唱者マブリニッヒ教授は、車の運転の際の腰痛を緩和するため体に負担をかけない椅子の開発に取り組みました。それがDUORESTのオフィスチェアの基になっています。

人間の骨格や筋肉の動きを研究し、極力負荷をかけない人間工学に基づいた椅子は、長時間の座り仕事でも体に負担をかけない人に優しいデザインです。

DUORESTのオフィスチェアは、各パーツが調整できるのが魅力です。ヘッドレスト・背もたれ・アームレスト・ロッキング機能を調整できるので、それぞれの体型に合ったオーダーメイドのような椅子にアレンジできます。

DUORESTのオフィスチェアは、背もたれの部分が2つに分かれているのが特徴で、背中や腰をサポートし腰痛や体の疲れを軽減してくれます。

オフィスチェアの中でも、ヘッドレスト・アームレスト・フットレストが調整できる高性能なチェアは価格が高くなります。オフィス家具として有名なオカムラ・コクヨの高性能オフィスチェアは10万円を超えるのも珍しくありません。

DUORESTはAmazonやニトリでも取り扱いがあり、予算3万～5万円ほどあれば、評判の機能を備えたオフィスチェアが手に入ります。

DUORESTのオフィスチェアは組み立て式なので、購入すると部位ごとに分かれたパーツが送られてきます。説明書に従って組みたるのですが、人によってはそれが面倒で時間がかかるデメリットに感じるかもしれません。組み立て時間は、一人で組み立てるのに30分～40分ほどあれば組み立て可能です。

また、座面の部分が最初は硬めに感じたり、自然にリクライニングする機能が倒れすぎて少し怖いなどの意見もありますが、これも座っていると気にならなくなるようです。

DUORESTの女性用オフィスチェアにはDUO LADYシリーズがあり、なかでもDR-7900SPがおすすめです。アームレストの調整できませんが、ヘッドレスト・背もたれ調整・ロッキング機能の調整ができるので、自分に合わせたアレンジができます。

他のシリーズより座面幅が少し狭いですが、女性はもちろん男性にも、在宅で少しでもコンパクトに使いたい方にもおすすめです。

Dシリーズはヘッドレスト・アームレスト・背もたれ・ロッキング機能はもちろん、座面が前後にスライドできるようになっています。座面が前後に動くので、机と自分との距離を調整でき、無理のない姿勢が保てます。

また、アームレストも上下だけでなく角度も変えられるので、より安定した自分に心地いい大尉を保てるのが特徴です。自分の体型に合わせて調整できるオフィスチェアを探している方に向いています。

あまり広いスペースはないけど、少しでも自分に合わせた調整ができるオフィスチェアを探している方には、BUSINESSシリーズがおすすめです。ヘッドレストがないため、オフィスや自宅の部屋に置いても圧迫感がありません。

コンパクトですが、ロッキング調整機能や背もたれが上下と左右に調整でき、アームレストも上下に調整可能です。最低限の機能があればいい方はアームレストなしのタイプを選べば、さらにコンパクトに使えます。

長時間座ったときの座面の蒸れが気になる方には、座面がメッシュになったタイプαシリーズがあります。背もたれの部分はメッシュではありませんが、座面は通気性と伸縮性があり、長時間座っていても快適に過ごせます。

こちらもDシリーズと同じように座面スライドができ、細かい調整ができる他、背もたれの部分が少し大きめにできているので、より安定した座り心地です。

DUORESTには、牛革を使った総革張りのオフィスチェアがあり、ヘッドレストやロッキング機能はもちろん、背もたれも左右と上下に調整できます。

総革張りは高級感があり、オフィスはもちろん、洋室・和室にも調和しやすい素材です。本革なので、定期的に手入れが必要ですが、年月が経つほど風合いが増してくるのが魅力です。

オフィスチェアを置く場合は、ある程度広いスペースが必要になります。オフィスチェアには背もたれやヘッドレストが後ろに倒せる機能もあるので、それぞれの部位の可動域を考慮して、壁や他の家具との距離を開ける必要があります。

また、キャスターの部分は椅子の幅や奥行より少し大きめなので、キャスター部分の寸法もしっかりと測りましょう。

オフィスチェアには、ファブリック・レザー・メッシュなどがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。また、汚れが目立つ色や部屋の雰囲気に合わない色もあるので、それぞれの特徴を考慮して、自分にあったものを選びましょう。

人の頭の重さは体重の約10％と言われており、下を向き続ける作業によって、首の重さを分散していた頸椎の湾曲がなくなり、肩こり・筋肉の凝り・姿勢の悪さへつながります。この首をサポートするのにヘッドレストは機能しています。

ヘッドレストをあまり利用しない方には不要かもしれませんが、全身のバランスを考えた際には、あると安心できる機能です。

DUORESTの背もたれは、左右2つに分かれているのが特徴です。背骨とその周りの神経を圧迫しないように設計されており、長時間の着座の負担が軽減されます。

2つの背もたれが、自分の動きに合わせ動くので、常に背中や腰をサポートしてくれます。上下と左右に調整ができるので自分の体にフィットするオフィスチェアができますよ。

アームレストは、腕の重さを分散し、肩や首への負担を軽減する機能があります。

• 固定式・・・あらかじめ固定されているので、人によっては腕が置きずらい。
• 上下調整・・上下に調整できるので、その人に合わせた高さが調整できる。
• 左右調整・・左右に角度を調整できるので、安定性が増す。
• 前後調整・・前後に調整できるので、腰かけが浅くても深くても肘を置きやすい。

ロッキング機能はオフィスチェアの背もたれに寄りかかると、後ろに自然に倒れる機能です。体の動きによって無理なく傾斜するので背中を痛めにくく、ロッキングの強弱や角度の調整もできます。

DUORESTのロッキング機能は、レバーを上げながらもたれかかると、背面と座面が連動して動くのでより心地いい体制になります。

汗や蒸れが気になる人に人気なのが、座面メッシュのオフィスチェアです。シートには熱可塑性ポリエステルエラストマーを使用し、伸縮性と通気性を持たせ、お尻にかかる体圧を分散してくれます。

メッシュ地は1年を通して使えるので、夏の太腿と座面の蒸れや汗を少しでも軽減したい方におすすめです。

座面をスライドさせて、姿勢を変えられる機能です。後方にスライドさせれば作業などに集中しやすい前傾姿勢を、前方にスライドさせれば休憩時などリラックスしやすい後傾姿勢をとりやすくなります。

DUORESTのオフィスチェアは、全国の正規販売代理店で販売しています。その他にも、Amazonや楽天市場でも販売していますが、ニトリでもDUORESTのオフィスチェア「デュオレハイ DX」が購入できます。

ニトリの店舗の中には激安価格で販売されたりするので、偽物かと心配する方も多いですが、こちらは偽物ではなく廉価版として販売しているものです。品質や性能に差があるわけではないので、もし廉価版を見つけたら購入を検討してみましょう。

疲れにくいオフィスチェアを購入しても、もし座る姿勢そのものが間違っていたら、その効果も半減してしまいます。オフィスチェアを購入したら、まず疲れにくい座り方もマスターしてみましょう。

• 腰を背もたれまでつけて深く座る
• 背中を背もたれにつける
• 足の裏全体を床につける
• 太腿と床を平行に
• 机に手を乗せる場合は肘の角度は90℃が理想

人間工学に基づいたDUORESTは、腰痛や姿勢の悪さ、長時間の着座による疲れに悩む方におすすめのオフィスチェアです。DUORESTが気になる方は、販売代理店やニトリで座り心地を試してみてください。自分が必要な機能を重視して、長時間のデスクワークでも体に負担をかけないデュオレストチェアを選んで快適に過ごしましょう。