梅干し割りに合う焼酎おすすめ15選｜お湯割り・梅干しサワー・芋焼酎なども紹介！

焼酎の梅干し割りは、シンプルで美味しい飲み方です。ひと昔前はおじさんのイメージが浮かぶ飲み方でしたが、近年ではその魅力が知られるようになり、ヘルシーで意識の高くかっこいい飲み方として定着されつつあります。

焼酎の梅干し割りの良さに気付くと、芋焼酎やお湯割りとしても美味しく飲めます。梅干しサワーなども飲みやすくて魅力的ですが、焼酎も梅干しも種類がたくさんあって、さらに焼酎は飲み方が多彩ですのでどんな風に選んだらいいか迷いますよね。

この記事では、焼酎の梅干し割りの魅力や合う焼酎の種類、梅干し割りに合う焼酎、上手な楽しみ方などをわかりやすく丁寧にご紹介します。その他にも、梅干し以外で焼酎に合うものも紹介するので必見です。

焼酎と梅干しの相性は最高です。焼酎は水割りやお湯割りなどにすると特にアルコール臭が前面に出るのですが、梅干しはそのアルコールの香りをマイルドに抑え好バランスの味わいに変えます。梅干しに含まれる酸と焼酎のアルコールの相乗効果でどちらも美味しく感じられます。初心者や女性でも飲みやすくなるのも特徴です。

焼酎の梅干し割りは、カロリーや糖質が気になる方からも注目されています。焼酎自体はビールやワインよりも低カロリーですが、ジュース割りや清涼飲料水割りをするとカロリーが積みあがってしまいます。

そこで、梅干しならフルーティーさや味の変革が出せてさらに低カロリーのままなので、ダイエット中でも問題がありません。

焼酎も梅干しも両方、二日酔い対策にいい効能があります。焼酎は蒸留を繰り返して作られたお酒で、水とエチルアルコールしかありません。アルコールの種類が単純なほど体内での分解がスムーズといわれています。

梅干しには胃腸の粘膜を保護する働きがみとめられているので、焼酎と梅干しは二日酔い対策としても相性良しです。

米焼酎で梅干し割りを作ると、米の甘さと梅干しの酸味が綺麗に合い、すっきり飲める味わいになります。食中酒として飲みたい方や、すっきりしたお酒が飲みたい気分のときにおすすめの合わせ方です。

米と梅の相性が非常にいいのをイメージすると食事やおつまみまでトータルで晩酌の計画が立てられそうです。

麦焼酎はクセのないさっぱりした味わいの焼酎なので、梅干しの味を楽しみたいときに合います。いい梅干しをいただいた際やお好みの梅干しを購入した際などにもいいですし、しょっぱすぎる梅干しを持て余しているときにも麦焼酎のアルコール分で塩味を相殺できます。

梅干しの味や香りが引き立つのは麦焼酎です。

芋焼酎は、芋のクセやコク、甘みがしっかり出ている焼酎です。芋焼酎が堪らなく好きな方もいますが、この深みが苦手な方もいます。梅干し割りにすると、芋のクセが和らぎ、とても飲みやすくなります。

芋のこっくりさが爽やかになるとイメージするとわかりやすいです。芋の良さも感じながら美味しく飲むことができます。

日本でいえば甲類焼酎にあたるジンロは、連続式蒸留を行なって作られるため、雑味がなく無色透明ですっきりしています。甲類焼酎は梅干し割りに向いていて、焼酎が名脇役に、梅干しが主役になれる飲み方を楽しめます。

梅干しをつぶさない場合とつぶした場合の違いもよくわかって1杯目と2杯目を楽しめます。

赤霧島は芋焼酎ですが、コクや香りが優しく繊細で華やかな芋焼酎ですので、梅干しの風味との喧嘩が起こりづらい焼酎です。お互いに優しい溶け合い方をしますので、華やかさが倍増するイメージです。

芋焼酎の梅干し割りを味わったことがない方も、とても飲みやすいのでおすすめです。

田苑シルバーは、透明感を極めた麦焼酎です。たおやかな麦の香りは梅干しともかなりマッチします。香りも楽しめる焼酎の梅干し割りが飲める組み合わせです。落ち着いて味わいたいときに最適です。

口当たりもまろやかで飲みやすく、老若男女問わず美味しいと思える焼酎の梅干し割りになります。

米焼酎に合うのは、塩漬けの梅干しです。米焼酎のソフトな甘さと梅干しの塩加減でバランスの取れた味わいになります。お互いを消さず共存したままそれぞれのいいところを楽しめます。シャープさと抱擁感をどちらも感じられます。

塩漬けの梅干しの塩分はお好みに合わせて濃度を選び調整してみてください。

麦焼酎を大人っぽくいただくには、しそ漬けの梅干しが合います。しそ焼酎というのも人気のあるジャンルですので、焼酎としその相性は昔から鉄板です。麦焼酎のシンプルでクリアなベースに、梅の酸味としその純和風っぽさが活きます。

しそもグラスに入れて、綺麗に赤く染まるお酒を楽しんでみてください。

コクのある芋焼酎には、同じくまったりした甘みのあるはちみつ漬け梅干しがおすすめです。酸っぱさよりも甘さを前面に感じる焼酎の梅干し割りを楽しみたい方にぴったりです。もともと芋とはちみつの相性は抜群ですので焼酎でもとても合います。

女性や甘いもの好きの方には気持ちがゆったりして落ち着ける晩酌になりそうです。

焼酎の水割りに梅干しをプラスすると、お酒全体が大変飲みやすくなります。味わいがマイルドになり、さっぱり頂ける飲み口になります。また、水で割ると焼酎本来の味が感じられやすくなるため、焼酎と梅干しの純粋な組み合わせを楽しめます。

水で割って13度ほどになると余韻を感じやすい水割りになります。

お湯割りは、焼酎の梅干し割りで主流の飲み方です。湯気を伝わって梅の香りが漂い芳醇なお酒になります。お湯の温度は70度ほどにして、最も香りを楽しめるよう調整してみてください。お好みによってはもっとぬるくても美味しいです。

お湯割りに合わせる梅干しは、しそ漬けや塩漬けが人気があります。

焼酎をソーダで割り梅干しをプラスすれば、梅干しサワーになります。爽やかにすっきり飲める組み合わせで、一年中どこで飲んでも美味しく感じやすいです。甘い梅干しよりも塩気の多い梅干しが合います。

逆にジュースのように甘くしたい場合ははちみつ漬けの梅干しを足すか梅ジュースで割ってください。

ロックの焼酎で梅干しをプラスすると、梅干しと焼酎の味がシャープに口の中に広がります。これが非常にクセになるため、ファンがたくさんいる飲み方です。焼酎にも梅干しにもこだわって、誤魔化しの効かない組み合わせに挑んでみてください。

組み合わせ方次第でさまざまな味わいになりますので、組み合わせる楽しみもあります。

和風のプラス食材の代表として、生姜がおすすめです。梅と生姜・焼酎と生姜のどちらも相性がよく、冷やしても温めても美味しくなります。生姜はすりおろしてよく混ざるようにしてください。チューブでも大丈夫ですが、生の生姜の方が味わいが格段にアップします。

冬場はもちろん、冷房で冷えた体をポカポカに温めます。

輪切りの唐辛子を少量プラスすると、適度な辛さで焼酎が引き締まります。ピリッとした刺激でどんどんお酒が美味しくなります。刺激がもっと欲しい方は小さな房をそのまま入れるのもおすすめです。

梅の酸味と唐辛子の刺激は意外に合うものです。焼酎に酸味と辛みがしみ出して旨みがアップします。

焼酎の梅干し割りに合うトッピングは、生姜や唐辛子意外にも多々あります。大葉・しそ・レモンなどが人気のあるトッピングです。大葉としそを両方入れた金魚割りや、きゅうりを入れた河童割りなど、風流に楽しめます。

夏場にパクチーやミントを入れて焼酎モヒートを作るのも、涼しげでおすすめです。

焼酎の割り方の黄金比率は、なにで割るかで変わってきます。スタンダードな水割りの場合は「ロクヨシ」と言われる焼酎6対水4がベストです。焼酎自体が華やかだったり濃いめだったりする場合やトッピングが濃厚な場合は5対5が最も美味しく感じる方が多いです。

梅干しの大きさや個数、つぶすかつぶさないかでも最適な割合が異なります。

焼酎に入れた梅干しをつぶすかつぶさないかは完全に個人の感覚の自由ですが、迷ってしまう方におすすめをご紹介します。焼酎や梅干しの香りを重視したい方はつぶさず、味わいを重視したい方はつぶして楽しむとお好みに近くなります。

1杯目はそのままで香りを、2杯目でつぶして味わう飲み方をする方も多くいます。

焼酎の梅干し割りは、唐辛子や生姜を入れてアレンジしてみるのもおすすめです。唐辛子のピリッとした刺激と梅干しの酸味がほどよく調和して、満足度の高い味わいになります。唐辛子の量はお好みなので、辛いものが好きな方は数本入れてみてください。

また、生姜の辛みと風味もよく合います。できればチューブではなく、生の生姜をすりおろしたものを使ってみてください。体がポカポカとあたたまるので、冷え性の方や肌寒い日の晩酌にもぴったりです。

焼酎の梅干し割りに合うおつまみは本当にたくさんあります。最もおすすめなのは、油を使った魚介料理やきのこ料理です。白身魚のカルパッチョやきのこのアヒージョなど、シンプルな素材を油調理したものが非常に美味しいです。

お料理以外だと、ナッツやおせんべい・羊羹なども合います。梅に合うことから、生シラスや豆腐をつまみにする方もいます。通な方だと梅干しをおつまみにして焼酎の梅干し割りを楽しむ方までいます。

梅干し以外だと王道のレモンもおすすめです。焼酎が爽やかな感じで飲みやすくなり、焼酎が苦手な方でも飲めます。また、レモンと一緒にハチミツを少量混ぜればより美味しい仕上がりになります。

焼酎の梅干し割りについて、魅力や焼酎と梅干しの相性・こだわり方・おすすめ焼酎の商品などをわかりやすくご紹介しました。ぜひ記事を参考に梅干し割りに合う焼酎を選んでみて、美味しい焼酎の梅干し割りを楽しんでください。