練り香水のおすすめ20選｜デメリットは？使い方やメリットを解説

香水と言えばさまざまなブランドから液体プッシュ型のものが発売されていますが、今人気が上がっているのが固形の練り香水です。練り香水は香料をオイルやワックス・シアバターの中に練り込んで固めたものです。ほんのりさりげない香りがとても魅力的でメンズ用、レディース用が共に販売されています。

見た目はバームやクリーム、繰り出し式のスティック状で直接肌に塗って使います。実はこの練り香水は一般的な香水より歴史が長いと言われ、昔から愛用されている人も多く別名「ソリッドパフューム」や「ソリッドフレグランス」とも呼ばれています。

今回はそんな練り香水のメリット・デメリット・使い方・ちょっとしたアレンジ方法など、練り香水の特徴を徹底調査しました。練り香水のおすすめ商品も紹介します。ドラッグストアで気軽に買えるものやプチプラ商品、人気のサンキューマートの練り香水もピックアップしています。読めばきっと試したくなる練り香水、ぜひ参考にしてください。

人気上昇中の練り香水。皆が使いたくなるその魅力はどんなところにあるの気になります。ここでは、その優しい香りはもちろん、他にも人を引き付ける魅力の数々を詳しくご紹介していきます。

練り香水は、つける量を調節できます。液体香水はどうしてもワンプッシュになるので、つけすぎてしまった！といった経験をされた方もいるのではないですか。練り香水は少量からつけられるため、自分でふんわり香る程度なら周りにの迷惑にもなりにくいです。

また、練り香水は肌に香料が密着して揮発しにくくなっています。そのためほぼ香りが変化せずに最後まで心地よく使えます。

練り香水は、ほとんどがコンパクトサイズなので持ち運びにとても便利です。液体の香水だと、小型な物もありますが、アトマイザーに入れ替えたりなど持ち運ぶ際に、少々手間がかかります。

練り香水は大体が手のひらサイズのため、メイクポーチやカバンのポケットなどにもサッと入れやすく場所を取らないのも魅力の一つです。

練り香水には、パッケージのデザインにこだわっているものも多く発売されています。イラストからロゴ・容器の形までおしゃれなものも多数です。香りを楽しむのはもちろん、気に入ったデザインだと使う時に楽しい気分になれます。

また、デスクに置いたりちょっとしたインテリア感覚でも楽しめるので、嗅覚でも視覚でも楽しめるのも練り香水の魅力のひとつと言えます。

練り香水は、保湿成分である天然由来のワックスやオイルを使っています。 代表的なものはミツロウ・ホホバオイル・ワセリン・シアバターなどで、アルコールを使っていません。そのため肌への負担が少なく、敏感肌の人でも使えます。

また同時に保湿もできるので、少し乾燥が気になる場所に塗けば、柔らかな香りと共に美肌キープにも役立ちます。

練り香水は持ち運びが便利なのはもちろん、重ね付けをしてもキツイ香りになりません。少し匂いが弱まったかなと思った時にさっと塗り直せるのも嬉しいポイントです。また、持続時間も普通の香水よりも短いため、1日の中でさまざまな香りを楽めます。

オンオフで香りを変えてみるなど、シーンにあった香りを選んで付けられるのも練り香水の魅力です。

練り香水は、普通の香水よりも持続時間が短くなっています。そのため、長時間楽しみたい場合にはこまめな塗り直しが大切となってきます。一度塗ったら、長い時間もって欲しい方にはこの塗り直しが少々デメリットに感じるかもしれません。

また、練り香水は肌が乾燥していると吸収されてしまい香りが飛びやすいため、まず無香料の保湿剤などを使ってから塗ると、香りが長持ちします。できるだけ香りを持続させたい人はお肌のケアも併せて行うと効果的です。

さまざまな魅力のある練り香水ですが、たくさんの種類が発売されていてどれを買おうか迷ってしまいます。自分に合った練り香水を選ぶにはどうしたらいいのか、ここでは選ぶ際に抑えておきたいポイントをご紹介します。

練り香水には、いろいろなパッケージタイプがあります。その中で自分が日々使いやすいタイプはどれかも重要になってきます。こまめな塗り直しも必要なので、使いやすさは大切ですよね。ここではそのパッケージタイプをご紹介していきます。

スティックタイプの練り香水は、リップのような見た目でコンパクトです。持ち運びはもちろんその使い方もとても便利です。スティックタイプは香水部分を少し繰り出したら、好きな場所にさっと塗れます。

指先をつけたりしないので衛生面によく、使いやすさが抜群です。また、スティックタイプはそのデザインも豊富です。香りはもちろん、ついパッケージで選びたくなってしまうようなものばかりです。

ジャー・パレットタイプは練り香水の定番タイプとなっています。蓋をあけて、指で適量をとり肌に塗って使うかたちになります。自分で分量を見ながら塗れるので、初心者の人にも使いやすいタイプとなっています。

ただ、使うたびに直接指で触ったり空気に触れる時間も長くなるため、香りを劣化させないために使い切りやすいサイズを選ぶようにしましょう。

チューブタイプは、販売されている種類としては少なめですが、ハンドクリームのように使えるので使い慣れてる人も多いタイプと言えます。外で取り出しても目立たずに、気軽に塗り直しができるのも嬉しいポイントです。

チューブタイプは空気に触れにくい利点もあり、香りの劣化を遅らせてくれます。

練り香水を選ぶうえで一番大切なのは、やはり香りですよね。自分の好きな香りはもちろん、その場の雰囲気やTPOに合わせた香りを選んで付けるのも、大人のたしなみのひとつです。主にどんな香りがおすすめかご紹介します。

フローラルな香りは、その優しさから万人うけする香りの代表です。明確な定義はないのですが、主に花のようなイメージを浮かべる方が多いです。シャンプーや柔軟剤でもよく使われる香りの定番で、どんなシーンにも馴染みやすい香りといえます。

フローラルの中には清楚な香りから、少し甘さが強めな香りもあるので、しっかり香りを確認してから買うのがおすすめです。

石鹸・ムスク系の香りは清潔感を演出してくれます。石鹸・ムスク系は性別や年齢問わずに幅広い人の間で使いやすい香りといえます。また利用シーンにも左右されないので、この香りを一つ持っているだけで好印象になります。

香りは気になるけど、きつい匂いは苦手な方にもおすすめです。さまざまな香りの中でも特に優しく香るので、お風呂上がりのようなさっぱり感を感じられます。

フレッシュ・シトラス系の香りは、気分を爽やかにしてくれます。この香りも性別を問わずに好まれ、ビジネスシーンでは疲れた時などにふっと香ると、リフレッシュせてくれます。一息つきたい時に使いたくなる香りです。

また、こうした柑橘系の香りは気持ちを落ち着かせてくですので、忙しかった日、疲れた日などの就寝前にもおすすめです。ホッと体の力を抜き、より深い休息時間を与えてくれます。

ウッディ・オリエンタルな香りは、フレグランスの上級者に好まれやすい香りです。残念ながら万人受けするものではないため、プライベートで楽しむのがおすすめです。ウッディは木々を連想させる重厚感のある香りが特徴です。

一方オリエンタルは、ウッディよりもさらに深みのある香りで、お線香を焚いた時のようないぶしの香りを含んでいます。どちらも独特な香りのため、初心者さんは避けたほうが無難と言えます。

果物を連想させるフルーツ系の香りは、可愛らしさや若々しさを表現してくれます。ベリーやピーチなどが特に人気となっています。ただ、甘い雰囲気が苦手な人には少々使いづらさを感じてしまいます。

そして、ものによっては芳香剤のような匂いのものもあり、安っぽいイメージになってしまったり、周りの人に苦手な印象を与えてしまう場合もあるので、香りをしっかり確認してから買うのをおすすめします。

さまざまな練り香水のパッケージや香りを紹介してきましたが、実際使う時はどのくらいの量をどこにつければ効果があるのか気になります。ここでは練り香水の使い方をさらに具体的にご紹介していきます。

製品によって香りの強さが異なる練り香水は、まず少量からテストしていきます。ジャータイプの場合は、表面を軽く撫でて少量を取り、肌に塗り込んでみてください。スティックタイプの時は軽くひと塗りから始めるのがおすすめです。チューブタイプも少量だけ出して塗ってみます。

もし量が多いなと思ったら、コットンやティッシュ等で少し拭き取れば香りを抑えるられます。

香水は体温が高い場所ほど、温められて香り立つと言われています。練り香水も例外ではなく、香らせ方の好みによって塗る場所を選ぶといいです。しっかり香るのは、首筋・ひじ・手首です。香りを引き立たせたい場合にはこの場所を選びましょう。

一方さりげなく香るのは、毛先・腰・膝の裏・足首です。香りは下から上に立ち上るため、腰より下につけると全身がふんわりと包まれた香りになります。

香水と言えばまず手や首元に付けるのを思い浮かべますが、練り香水はちょっとしたアレンジ方法もあります。たとえば、手のひらにつけるのもアレンジのひとつです。指先につけると保湿効果にもなり、また手のひらに塗り込めると残り香として使えます。

他にも、毛先に少しつけてヘアワックス代わりに使ったり、メモや手紙・ギフトに香りを添えるのも面白いアレンジ方法です。人間は香りでその人を認識しますので、気になる人へのアプローチにはこうした香りを使うのも効果的です。

練り香水は少量から使えるため、こうして体以外に使ってもさりげなく香ってくれるので、さまざまな場面で活躍してくれます。ルームフレグランスや自分のお気に入りの小物に塗っても、リフレッシュ効果があって楽しめます。

練り香水は持ち運びやすく便利ですが、使用の際には注意しなければいけない点もいくつかあります。まずは下記の点に気を付けましょう。

• 清潔な手で使う
• 汗で流れないように注意
• 劣化（温度変化や細菌）に注意
• 長くても2年以内には使い切る

バームやチューブなど手で直接塗る場合は、清潔な手で使います。細菌などが入ると劣化を起こす可能性があります。また汗をかきやすい場合に塗ってしまうと、流れてしまうだけではなく汗と混ざって香りが変化する恐れがあります。特に夏場、汗のかきやすい場所には避けましょう。

そして温度変化等にも注意が必要です、直射日光や高温の場所などに長時間放置するのは劣化に繋がります。湿気の少ない常温の場所に保存しておきます。そして、香水は時間が経てば経つほど劣化は必ず進みます。できれば1年以内、長くても2年以内には使い切ってください。

たくさんの種類が発売されている練り香水ですが、実は自分で手作りもできるんです。一番簡単なのは、「白色ワセリン」とお好みのアロマオイル（精油）を混ぜて作る方法です。土台となる成分はいろいろありますが、「白色ワセリン」がお肌に馴染みやすいのでおすすめです。

お好みの容器に白色ワセリンを入れて、アロアオイルを数滴入れてよく混ぜるだけ。これだけで自分のオリジナルの練り香水が出来上がります。さまざまな香りを調合したりと、自分に合った香りを探しながらいろいろ試してみるのも面白いです。

いかがでしたでしたか。アレンジも豊富で使いやすく、さらには自分でも手作りまでできてしまう練り香水。香りの優しさや肌への優しさも含め魅力が満載です。ぜひ今回ご紹介した記事を参考に、練り香水で香り美人になって大人度をアップさせちゃいましょう。