竹鶴ピュアモルトのおすすめ4選|どこに売っている？味や香りまで解説

竹鶴はニッカウヰスキーが販売する銘柄の一つで、人気のあまり原酒不足で多くのシリーズが販売終了になっています。竹鶴はニッカウヰスキーの創業者「竹鶴政孝」の名前から取られています。

竹鶴の原材料はモルト100%で、複数の蒸留所で作られたモルトの原酒をブレンドして作られた貴重なウイスキーです。竹鶴の特徴は飲み口はなめらかでいて甘味があり、とてもフルーティーな香りが漂う飲みやすいジャパニーズモルトウイスキーになります。

この記事では、終売になるほど人気のジャパニーズウイスキー竹鶴について、種類・飲み方・どこで買えるのかなどをご紹介します。竹鶴が気になる方や飲んでみたいと思った方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

竹鶴は2000年に、「竹鶴12年ピュアモルト」としてニッカウヰスキーから発売され、当時は破格の安さ(660mlで2,450円)で話題になっています。その後も、「竹鶴17年ピュアモルト」などの新しいラインナップが登場し、国際的に受賞されるなど評価も高いです。

竹鶴のモルト原酒は余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所の2か所で製造されていて、その原酒をヴィッティングし(混ぜ合わせて)作られています。

竹鶴ピュアモルトは、ブレンダーによる長年の知識や経験を持って作られており、最上級の飲みやすさが特徴です。味は艶やかな口当たりで、バナナオレンジのようなフルーティーさの中にしっかりとしたモルトの厚みを感じられます。

香りはりんごや杏のような甘酸っぱい果実の香りと、トーストやバニラを感じさせるシェリー樽特有の甘くやわらかな香りが特徴です。

竹鶴ピュアモルトは幅広いラインナップを展開していましたが、近年のウイスキー人気の影響もあってモルト原酒が不足し、販売中止が相次いでいます。現在は、年数の入っていない竹鶴ピュアモルトのみ販売されていている状況です。

その希少価値から、ネット上では定価以上の価格で取引されていて、簡単には手に入らないようなウイスキーとなっています。

竹鶴ピュアモルトの年数なしは、現在でも購入可能です。とはいえ流通量は少なめで、なかなかお目にかかれない場合もあります。

味は艶やかな口当たりで、フルーティーかつモルトのしっかりとした厚みが特徴です。香りは甘酸っぱい果実の香りと、樽由来のスモーキーは香りを感じれます。他のシリーズが入手困難なため、竹鶴ピュアモルツをお探しの際におすすめのウイスキーです。

竹鶴ピュアモルト12年は現在でこそ入手困難なモデルになりましたが、以前はスタンダードな位置のウイスキーでした。その名の通り、12年以上熟成されたモルト原酒をブレンドされています。

年数なしの竹鶴ピュアモルトと比べて、全体的に深みを増しておりボディが厚いです。2014年に終売になってからは、ネット上で高値で取引されています。

竹鶴17年ピュアモルトは、その名の通り酒齢17年以上の原酒を掛け合わせたウイスキーです。こちらも2020年3月で終売してからはプレミア感が高まっています。

味は非常にまろやかで、甘みと爽やかさのバランスが逸材です。香りもスモーキーさとウッディさのバランスが取れており、絶妙なバランスで成り立っています。世界的にも評価されており、ウイスキー好きの方は一度は飲んでみたいと思うウイスキーです。

竹鶴21年ピュアモルトは、竹鶴シリーズの中で最も世界から評価されたウイスキーです。熟成21年の長い年月をかけて作られた原酒を掛け合わせ作られており、その重厚感はウイスキー好きを唸らせるほど。

2020年に終売になってからは、非常に人気が高まり簡単には手に入らなくなっています。バーにおいてあったらお金を出してでも飲んでみたい逸品です。

25年の長い年月をかけて熟成した原酒を掛け合わせてできた竹鶴25年ピュアモルトは、味わい・香り・余韻など、すべてにおいて円熟した貫録を持ち合わせています。

スウィーティ―さとビターさの絡み合いが飲む人を虜するほどの味わいです。こちらも原酒不足の影響から2020年に終売となっており、竹鶴ファンの中では再販が待ち望まれています。

ウイスキー本来の味を楽しむためにはストレートが1番です。香り・味わいなどウイスキーそのものを感じとれます。アルコール度数が高く、ピリピリと気になる場合はチェイサーを挟むと飲みやすくなるのでおすすめです。

ウイスキー本来の味や香りを知ったうえで、以下に紹介するアレンジ方法を試していくと楽しみ方が広がります。

ウイスキーのアルコールが少し気になる方は、ぜひハイボールを試してみてください。炭酸で割ると、アルコールのピリピリ感が軽減し、爽快な味と香りが広がります。

カットしたレモンを加え、レモンハイボールにするとレモンの香りが加わり大変飲みやすく、ウイスキー初心者の方でもおすすめの飲み方です。炭酸はソーダ以外にもジンジャーやコークなどアレンジが自由で楽しめます。

ウイスキーの飲み方といえば、ロックをイメージする方も多いです。味わいや香りはストレートに近く、氷によって冷たく冷えたウイスキーは飲みやすくおしゃれ感も漂います。

一口飲むごとに氷とグラスが奏でる音を楽しみ、ウイスキーのおいしさをさらに追及したい人におすすめのの味方です。冷えたグラスに大きめの氷を使用するのがコツになります。

ウイスキーは水割りでも十分に味わえるため、食事と同時に楽しむ場合は水割りがおすすめです。水によってウイスキーの個性がやさしく包まれるため、アルコールのピリピリ感が苦手な人でも水割りであればおいしく楽しめます。

ウイスキーと水の比率はお好みになりますが、ウイスキー1に対して、水2~2.5程度で割るといいバランスで混ざり合うため、ぜひ試してみてください。

年数なしの竹鶴ピュアモルトは、スーパーや酒屋に売っている場合があります。現在、唯一市販されている竹鶴ピュアモルトですが、人気商品につき売り切れている場合が多いです。

ネットでは高値で取引される事もあるので、スーパーなどの店舗で見かけた場合は購入しておいて損はありません。人気の竹鶴ピュアモルトをスーパーで見かけた際には、購入してぜひ楽しんでください。

竹鶴12年～25年ピュアモルトは、現在終売しており一般的な流通はありません。インターネット上の通販サイトであれば、取引されている場合があります。とはいえ、人気なうえに終売し品薄の商品のため、プレミアム感が増し非常に高値です。

どうしても竹鶴12年～25年を楽しみたい場合は、自分へのプレゼントと思って購入するのをおすすめします。

この記事では、ジャパニーズウイスキー「竹鶴ピュアモルト」について、魅力・味の特徴・おすすめの飲み方などをご紹介しました。竹鶴ピュアモルトシリーズは原酒不足により終売しているモデルが多く、復活が望まれています。年数なしの竹鶴ピュアモルトは現行で販売されているので、スーパーなどで見かけた際は、購入してぜひ楽しんでください。