スコッチウイスキー「クレイモア」のおすすめ8選！まずい？うまい？評価も

「ウイスキー初心者にふさわしいウイスキーを教えて！」「毎日飲みたいから価格が安いウイスキーを知りたい！」「評判のいいうまいウイスキーを飲んでみたい！」と思っているならぜひ「クレイモア」を飲んでみてください。

「クレイモア」は飲みやすく、ブログでも紹介している人も多い人気のウイスキーです。スコットランド各地でいくつかの蒸溜所を持つホワイト＆マッカイ社の著名なマスターブレンダー、リチャード・パターソン氏がブレンドしました。販売は傘下であるA・ファーガソン社です。

日本では明治屋が代理店となり1,000円～2000円程度で販売しています。スコッチウイスキーが持つ、スモーキーさや甘さも兼ね備えています。ぜひ、記事を読んで「クレイモア」の魅力を知ってください。まずい・うまいなどの評価情報も必見です。

クレイモアを製造しているホワイト＆マッカイ社の歴史は古く、スコットランド各地に蒸留所を所持しています。なかでも有名なのが1839年創業のダルモア・1824年創業のフェッターケン・1965年創業のトミントール・グレンリヴェットがあります。

一方でクレイモアの歴史はそんなに長くはありません。発売が開始されたのは1977年で、最初はイギリス国内向けに製造されていました。

「クレイモア」とは、ゲール語で「剣」を意味します。クレイモアはスコットランド伝統の剣で、昔は両手持ちのハイランダー向けの剣、その後は籠柄付きの片手持ちの剣の呼び名となりました。クレイモアのラベルには2本の剣が描かれています。

安価なウイスキー＝まずいと考えがちですが、クレイモアは「価格を考えるとおいしい」「安いが飲みやすい」といった声が多く、決してまずいウイスキーではありません。甘口でバランスが取れた味に定評があります。

また、スモーキーさとラムレーズンやリンゴのようなフルーティーな甘い香りが特徴です。ただし、甘めの香りやスモーキーさが苦手な場合はおいしさを感じられない場合があります。

クレイモアのラベルは、製造時期によって違います。元となる剣のデザインは、両手持ちの剣と柄が籠型の剣の両方が使われてきました。15年もの・30年もの・陶器製のものなどがありますが、すべてに2本の剣が描かれており、ラベルを見るだけで、クレイモアだとすぐに分かるようになっています。

クレイモアはリーズナブルな価格で販売しています。日本では1,000円～2,000円程度で手に入るので、コストパフォーマンスがいい商品です。日常的にウイスキーを楽しむ場合や、ウイスキーを初めて飲む場合のお試しとしてもおすすめします。

アルコール度数は「40％」です。スコッチウイスキーを名乗るためには、定められた規則に則ってつくらなければなりません。EUの規則で蒸留酒のアルコール度数は40％以上と定められています。

ウイスキーのシングル1杯（30ml）のカロリーは約67kcalです。100mlあたりのビール・日本酒・赤ワインと比べると、カロリーが最も高いのはウイスキーです。しかし、ストレートで同量を飲んだ場合の計算なので、実際はアルコール度数が40％のウイスキーをビールと同じペースで飲まない限りは特別高いとはいえません。

ウイスキーに賞味期限はありません。ウイスキーはアルコール度数が40％と高いので雑菌のほとんどを抑えます。そのうえ、蒸留酒であるため糖分のほとんどがカットされています。このため、食品表示法により賞味期限の表示の省略が可能です。

クレイモアの口コミは概ね評価が高いものが多いです。中には評価が低いものもありますが、好みもありますので参考程度にご覧ください。

コストパフォーマンスの高さを評価している人が多く見られます。1,000円程度で本格的なスコッチウイスキーを楽しめる点が、評価の高さに繋がっているようです。ただし、甘さが苦手な人には向いていないウイスキーかもしれません。

クレイモア本来の味を楽しむためには、ストレートで飲んでみましょう。氷や水を一切使用せず、常温で味わう飲み方です。色もそのままの色合いを楽しめます。

グラスに氷だけを入れてクレイモアを注いで飲むのが「ロック」です。「オン・ザ・ロック」とも言います。常温で保管しているウイスキーを氷を入れたグラスに注いで味わいます。氷を入れるだけで、口当たりがまろやかになり、飲みやすくなります。

氷を入れたグラスにクレイモアを入れ、水で割って飲むのが水割りです。水は軟水のミネラルウォーターをおすすめします。一般的な水の割合は、クレイモア1に対して水を2～2.5の割合です。お好みの濃さでお召し上がりください。

常温のクレイモアに常温の水を同じ割合で加えて飲みます。クレイモアの香りを楽しむためには1番いい飲み方です。グラスはワイングラスなどの足つきのグラスを使用し、静かに揺らして飲むとより香りが引き立ちます。

爽快感を持って飲みたいときは、氷を入れたグラスにクレイモアを入れ、炭酸で割って飲むハイボールがおすすめです。クレイモア1に対して3～4の炭酸を入れて飲んでみてください。レモンを入れるとより爽快感が増します。

氷を入れたグラスにクレイモアを入れ、ジンジャーエールで割って飲むのがジンジャーハイです。生姜の風味がクレイモアとよくマッチしますので、非常に飲みやすくなります。

スモーキーフレーバーが苦手な方におすすめなのがコークハイです。氷を入れたグラスにクレイモアを注ぎ、コーラを入れてステアします。コーラがクレイモアが持つ独特の味わいや香りを隠してくれます。コークハイはコーラにほんの少しの苦みが加わっておいしく飲めます。

マンハッタンやゴットファーザーなどのカクテルもおすすめです。特にラスティ・ネールはスコッチウイスキーがぴったりのカクテルですので、クレイモアを使って作ってみるとより一層おいしく飲めます。

ウイスキーにはたくさんの種類がありますが、ウイスキーを初めて飲む人にプレゼントするにはクレイモアがおすすめです。スモーキーな香りと甘みのあるウイスキーですので、初心者でも飲みやすく、ウイスキーの味を楽しめます。

相手の好みが分からない場合も、癖があまりないので無難です。父の日のプレゼントとしてもおすすめです。

クレイモアなどスモーキーな味わいのスコッチウイスキーは、海鮮系のおつまみとよく合います。特におすすめなのは生牡蠣です。クレイモアの風味が牡蠣独特の匂いをカバーしつつ、美味しさを引き立てます。

また、ウイスキーの定番おつまみであるナッツ類や、スモークサーモンなどの燻製とも好相性です。

ウイスキー好きにとっても、ウイスキー初心者にも、安くて飲みやすいクレイモアはおすすめです。晩酌が日課の人は、リーズナブルな価格で購入できるので、家計の負担を減らせます。ウイスキーを一度飲んでみたい人はぜひ、クレイモアを買っていろいろな飲み方にチャレンジしてみてください。