卓球ラケットのおすすめ人気ランキング20選｜初心者から上級者向けまで

卓球をする際に欠かせない道具の1つである卓球ラケット。ですが中学生に入って部活で卓球を始めた初心者さんなどは、どんなテニスラケットを選んだらいいか分からない方も多いです。

ラケット選びによっても、卓球の上達具合は大きく変わってきます。卓球ラケットにはさまざまなスペックがあり、持ち方・グリップ・重さ・ラバーの種類など見るべきポイントは沢山あります。また、スペックにより価格帯も異なってきます。

今回は、初心者向けで中学生でも扱いやすい卓球ラケットをご紹介します。自分に合った卓球ラケットの選び方やおすすめの商品、メーカーについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

卓球には人それぞれに適した戦術やプレイスタイルがあり、プレイスタイルごとに適したラケットが存在します。初心者のうちから自分がどんなプレイスタイルを目指すのか考えておくと、ラケット選びをする際の決め手の1つになります。

戦術によってもラケットの持ち方・ラバーの種類・貼る位置などが変わってくるため、ラケットを買う前にまず自分の理想とする戦術やプレイスタイルをイメージしてみてください。

卓球ラケットの選び方は戦術とプレイスタイル以外にも沢山あります。以下の項目を見ると自分の持ち方や手の形にぴったりのラケットが見つけられるので、参考にしてみてください。

卓球のラケットにはシェイクハンド・ペンホルダーの2種類があり、それぞれ適したプレイスタイルが存在しています。ですが正しくラケットを持っていなければ、ラケットの持っている特徴を上手く活かせません。正しくラケットを持つのは上達するために最も大切なので、毎回正しく持つよう心掛けてください。

シェイクハンドは世界で最も人気があるラケットで、卓球の授業でも使われています。面は丸型をしていて両面にラバーが貼られており、球を打つ際にはフォア面とバック面を切り替える必要があるものの強い打球をできるのが特徴です。握手をするようにラケットを持つので、卓球ラケットにまだ慣れていない卓球初心者におすすめです。

ペンホルダーは特にアジア地域で人気のラケットで、日本式・中国式の2種類あります。中国式は面が丸型で両面にラバーが貼りつけられており、日本式は丸型だけでなく角丸型など多種多様で、片面のみにラバーが貼り付けられているのが特徴です。日本式はラケットの面を切り返さないで打球するためドライブが打ちづらく、慣れるまでに時間がかかります。

ラケットにはグリップがフレアタイプとストレートタイプの2種類あります。特にペンホルダー型ラケットでは面を返さないためグリップ選びも重要です。グリップによって握った時の感覚が変わってくるので、自分の手になじむグリップを選んでください。

フレアタイプのグリップは先端に行くにつれ緩やかに広がる形をしています。最もオーソドックスな形で、カーブが手にフィットしやすく握りやすいため手の小さな女子にもおすすめです。手にフィットすることで握り方も安定し、自分の打ちやすい角度を作れます。初めて卓球をする初心者にもよく選ばれるグリップです。

ストレートタイプのグリップは持ち手がまっすぐで太さが変わりません。グリップは丸型から角型までメーカーによってさまざまな形があるので、自分が持ちやすいグリップを選択してください。しっかりと一定の力で握れるので力強い打球ができ、まっすぐな形のため自分で握り方を変えやすい特徴があります。

ラケットは木材で作られているケースが殆どです。板の構成は、単板のラケットと3枚・5枚・7枚と幾つかの板を貼り合わせて作られた合板のラケットがあります。板の枚数が多くなるほどボールを跳ね返しやすいですが、特に5枚合板はコントロールをしやすいので初心者向きです。合板にはカーボンなどの特殊素材入りのものもあります。

卓球のラケットの重さは打球に大きな影響を与えます。ラケットが重くなるほどボールの飛距離・威力がアップし、回転がかけやすくなるので相手の球に打ち勝ちやすくなります。しかし重いラケットは手首への負担が大きくなり、フォアとバックの切り替えもやりにくくなるため、メリットとデメリットを踏まえた上で自分が一番振りやすいラケットを探してみてください。

卓球ラケットの面の形は丸型・角型・角丸型の3種類があります。丸形は切り替えが素早くでき打球もコントロールしやすく、角型は遠心力が付きやすいためドライブがかけやすく、3種の中で最も威力の高い打球ができる特徴があります。角丸型は両方のメリットをどちらも持っているため、バランス良く使いたい人におすすめです。

ラケットに貼るラバーによってプレイスタイルも変わってしまうほど、ラバーの種類は大切な要素です。この項目では、近年選手によく使われている4種のラバーの持つ特徴やメリット・デメリットを解説しています。

表ソフトラバーは、表面につぶつぶの突起が付いたラバーです。突起によってボールに触れる面積が少ないためボールの速度が出やすく、打ち返されたボールの回転の影響を受けにくい特徴を持っています。ただし台のから離れてプレイするとボールの威力が弱まり、回転がかかりにくいデメリットもあります。前衛向き攻撃的な性質のラバーです。

裏ソフトラバーは現在最も使用者が多く、表面が平らなラバーです。卓球のプレイで初めて使用されたラバーの裏がこのラバーだったことから、裏ソフトラバーと呼ばれています。ボールに触れる面積が多いため回転性能が優れていて、バランスを求める人におすすめです。打ち返されたボールの回転の影響を受けやすいデメリットもあります。

アンチラバーは見た目が裏ソフトラバーに似ていてつるつるしています。裏ソフトラバーと違って回転がかかりにくく、回転がかかったボールでも打ち返しやすいです。しかし回転がかかりにくいのはデメリットでもあり、ボールを安定させにくく攻撃手段が限られてしまいます。対戦者双方にミスが出やすいラバーです。

粒高ラバーは表面につぶつぶの突起がびっしり付いていて、表ソフトラバーとよく似ています。打ち返されたボールの回転力をそのまま返球できるのが特徴で、変化球も出やすいです。守備が得意な選手が多用するラバーです。打球の勢いが抑えられるため球のスピードが出づらく、弱いボールを返しづらいデメリットがあります。

卓球ラケットは、高い価格のラケットほど性能が高くボールの威力も上がります。しかし高いラケットほど上級者向けのケースがあるので、初心者の方にはおすすめできません。1000円台とそれ以下のラケットは性能が悪く遊び向きの場合もあるため、最初は5000円程度のラケットを選ぶのがおすすめです。レベルに合ったラケットの価格を選ぶと、自分が持っている本来の実力を伸ばせます。

卓球ラケットには沢山のメーカー・ブランドがありますが、その中でもおすすめのメーカーを4つ紹介します。質が高くて安いメーカーなので、初めてラケットを購入される方にぴったりの商品が見つかること間違いなしです。

バタフライは「テナジー」などの卓球ラバーが有名ですが、ラケットも種類が豊富です。ラケットの性能の高さは、日本卓球界で最も有名なプレイヤーの一人の水谷隼が使用するほど。バタフライのラケットは独自の素材を使用したものが多く、中でも「コルベル」はロングセラーで、コントロールしやすく初心者から上級者まで幅広い人におすすめです。

日本卓球株式会社＝ニッタクは、卓球用品の総合用具のブランドです。ニッタクのボールは大会で使用されることも多く、製品は国際的に高い評価を受けています。初心者向けから上級者向けまで取り揃えていて、自分に合ったラケットを見つけやすいです。ラケットだけでなく卓球用品一式を揃えたい方におすすめです。

ヤサカの商品にはスピードの速い球が打てるラケットが多く、ラインナップも中級者以上の方におすすめなものが揃っています。スピード重視の商品はプロ選手が多く使用しており、テクニカルなプレイを好む人に愛用されています。部活の際最初に購入を推奨している学校もあり、初心者向けセット・モデルも販売しています。

STIGA（スティガ）は北欧スウェーデンのスポーツ用品メーカーです。卓球大国で有名な中国で愛用している選手が多く、美しいラケットの木目やスタイリッシュな見た目は他のメーカーにはありません。性能だけでなく見た目も重視している方におすすめです。また、ラケットは軽いものが多く、球を打った時の弾みのバリエーションが豊富です。

卓球をプレイする際まず揃えるのはラケット・ボールですが、同時にラケットケースも揃えましょう。ラケットケースには丈夫な素材を使用したハードケース・安価で見た目のバリエーションが多いソフトケース・収納力が高いポーチケース・コンパクトに収納できるラケットタイプのケースがあります。ラケットを持ち運ぶ時は必ずケースに入れましょう。

卓球初心者の方は、基礎の段階できっちりとフォームを体に叩き込みましょう。最初のラケット選びを誤ると癖が付いてしまう、効率が落ちるなど後になって困ります。ペンホルダー型・シェイクハンド型どちらも使って、さまざまなグリップを試すのも1つの手です。

今回の記事を参考にして、ラケットを選んだら早速練習を行い、自分のプレイスタイルを見つけてください。