ダイニングテーブルおすすめ15選｜コスパ最強・おしゃれなセットなど！

お部屋に欠かせない存在である、ダイニングテーブル。普段の食卓はもちろん、仕事や趣味などをするときにも役立ちます。しかし、ダイニングテーブルはお部屋の中で占める面積も大きいため、置くだけでお部屋の印象がガラリと変わる家具です。

また、一緒に使うイスも、チェア型やソファ型にベンチ型など種類が豊富にあります。そのため、購入の際は、ダイニングテーブルを使う人数や、木材の種類や色合い、お部屋のテイストなどさまざまな点を考慮する必要があります。

そこでこの記事では、ダイニングテーブルの選び方や、5万円・10万円以内やそれ以上など予算別のおすすめブランドを解説。コスパ最強のものやおしゃれなものなども紹介するので、ダイニングテーブルを探している方はぜひ参考にしてください。

人数に応じたサイズのダイニングテーブルを選ぶ前に、そもそも1人分のスペースはどの程度なのか、知っておきましょう。一般的に、ダイニングテーブルで食事をする際、1人につき最低でも「幅60cm×奥行40cm」程度のスペースは必要だといわれています。

そのため、このスペースを基準に、ダイニングテーブルを選びます。

1人～2人でダイニングテーブルを使う場合は、「幅80cm×奥行80cm」ほどのものを選びましょう。1人でも広々と使えますし、2人で座っても多少余裕があるため、窮屈さを感じにくくなります。

もし、ダイニングテーブルで仕事や家事をする場合は、もう少し幅を大きめにしたり、3人～4人向けの大きさのダイニングテーブルを選ぶのもおすすめです。

3人～4人でダイニングテーブルを使うなら、「幅135cm×奥行80cm」が目安です。大きすぎず小さすぎず、快適に利用できます。もし子どもの年齢が小さいなど、1人分のスペースがそれほど必要でないなら、「幅120cm×奥行80cm」にする選択肢もあります。

反対に、普段の食事以外にも使用したいのであれば、幅150cm程度のダイニングテーブルを選びましょう。

5人～6人でダイニングテーブルを使う場合は、「幅180cm×奥行80～85cm」がおすすめです。幅が180cmあれば、3人が横並びで座れるため、テーブルも広々と使えます。もし、テーブルの長辺に2人ずつ、短辺に1人ずつ座りたいのであれば、幅は150cmでも十分です。

これ以上の大きさのテーブルが必要な場合は、オーダーメイドになります。

ダイニングテーブルを選ぶ際は、テーブルの周囲のスペースまで考慮しなくてはなりません。体的には、購入したいテーブルのサイズ分のスペースに加えて、最低でも以下のスペースが必要となります。

• イスに座った場合のスペース：約50cm
• イスに座るとき（座るときに、イスを引くために必要なスペース）：約75cm
• 通路として必要なスペース：約60cm
• 人とすれ違うために必要なスペース：約120cm

せっかくお気に入りのダイニングテーブルを置けても、十分なスペースが取れていなければ、座りにくさを感じたり、イスが上手く出し入れできなかったりします。ダイニングテーブルのサイズだけにとらわれず、実際に使うときの状況をイメージして、必要なスペースを把握しましょう。

ダイニングテーブルのなかで最も一般的なタイプです。1～2人で使うならスクエアタイプ、3～6人で使うなら長方形タイプがおすすめ。天板も広く使えて、さまざまなシーンで活躍します。

テーブルのサイズが大きくなると圧迫感も増しますが、あまりスペースが広くなくても置けるため、設置場所を選ばないのが魅力です。

ラウンド・楕円形のテーブルは、柔らかく、優しげな印象が特徴。座ると互いの距離も近くなり、家族や友人とゆったり過ごせます。お部屋を広く見せられ、圧迫感が少ないのもポイント。また、テーブルの角で頭をぶつける心配が少なく、走り回るお子さんがいる家庭でも人気のタイプです。

ただし、設置の際は広めのスペースが必要です。

ダイニングテーブルには、天板が半円や変形、六角形など、特徴的な形状になっているものもあります。長方形やラウンド・楕円形のダイニングテーブルを置く場所がなくても、変形のダイニングテーブルならば置けるかもしれません。

また、お部屋に大きなインパクトが出せる、導線を確保しやすいのもポイントです。

無垢材とは、天然の木をそのまま使った素材です。自然の木をそのまま使っているため、ナチュラルな風合いや、経年変化が楽しめるのが特徴。また、調湿効果にも期待でき、夏は涼しく、冬は暖かく感じやすい点もメリットです。

ただし、キズが付きやすかったり、湿気を吸う分、反りや割れが生じてしまったりする可能性もあります。

集成材とは、乾燥させた複数の木材を集め、接着して作られた素材です。集成材は、比較的安価で購入できる傾向があります。木目の個体差も少なく、また無垢材よりも厚みや幅、長さの選択肢が増える点も魅力的です。

デメリットとしては、耐用年数が不明な点が挙げられます。集成材は比較的新しい木材であるため、数十年単位での利用ができるかは、詳しく分かっていないのが実情です。

突板（つきいた）とは、ベニヤ板や集成材などの合板に、薄く切った板を貼り付けた素材を指します。比較的安価ながら、無垢材のような美しい木目が楽しめます。また、無垢材や集成材に比べると薄くて軽量で、反りにも強く、扱いやすい点も魅力の一つです。

ただし、表面にキズがついた場合、下地が見えてしまう可能性も。また、環境によっては、表面に張り付けた板がはがれてきてしまう場合もあります。

杉材は、日本を代表する木である、杉の木から採れる木材です。杉材は年輪の表れ方により、色合いや木目、節の位置が大きく異なりますが、比較的くっきりとした美しい木目が出る傾向です。また、経年によって少しずつ色が深くなり、暖かみが増していきます。

価格も低めで湿気や衝撃の吸収力に優れますが、キズには弱いのがデメリットとして挙げられます。

パイン材は、主に北米産の松の木を加工した木材です。パイン材は、柔らかく、手触りがなめらかで、家具や床材などに好まれます。また、油分が多いため、経年により艶やかで深みのある色合いに変化していくのも特徴です。

しかし、キズや凹みが付きやすい性質もあります。また、徐々に深い色合いになっていくため、長年経つと雰囲気が大きく変わる可能性も考えられます。

「ゴムノキ」とも呼ばれるラバーウッドは、ブラジル原産の広葉樹を使った木材。集成材に加工して使われます。手触りが非常によく、堅めの木材でありながら軽量で、さまざまな家具に使われる木材です。木目の表情も穏やかでクセがなく、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。

しかし、節や経年による色合いの変化は少なめです。軽い素材なので扱いやすく、レイアウト変更も容易にできます。お子様がいるご家庭にも適しています。

ブナ科の広葉樹の一種である、オークから採れる木材を指します。堅くて耐久性が高く、また重厚感があるため、古くから世界各国で愛されている木材です。木目の美しさから、高級家具にも使われます。

価格は高めですが、経年劣化が少なく長年使い続けられるため、コストパフォーマンスはそれほど悪くありません。

ウォルナットとは、クルミ科の木から採れる木材です。ほとんどの場合、アメリカンブラックウォールナットを指します。頑丈で加工や接着もしやすく、また特有の艶もあるため、高級家具にもよく使われます。

使用するにつれて、徐々に色味が薄くなっていき、柔らかい表情に変化していくのが特徴です。ただし、高級な木材であるため、価格は高めです。

ダイニングテーブルの高さは、座る人の中で身長の低い人に合わせて選ぶのがおすすめです。理想の高さの選び方は、まずは座りやすい高さの椅子を決めます。椅子の高さが決まったらそれに合う、ダイニングテーブルを選ぶ方法です。

成長期の子どもがいる場合は、子どもの身長に合わせるのではなく、椅子の高さを調整できるタイプを選択しましょう。

購入したいダイニングテーブルが、お部屋のテイストに合っているかも重要なポイントです。ナチュラルにするなら、明るめの色合いのものや、丸みのあるダイニングテーブルがぴったり。しかし、モダンにするなら濃い色合いのものや、直線的なデザインのダイニングテーブルが合います。

また、シンプルにまとめたいのに、ヴィンテージ風のダイニングテーブルを選ぶとちぐはぐな印象が出てしまうかもしれません。まずは自分のお部屋がどんなテイストなのかを考えてみてください。

天板折りたたみ式のダイニングテーブルもあります。天板折りたたみ式のダイニングテーブルとは、文字通り、天板が折って畳めるようになっているタイプのもの。

オーソドックスな折りたたみ式の「バタフライ式」を始め、拡張用の天板がメインの天板の下にある「天板伸長式」「補助天板取り外し式」などの種類があります。日ごろは少人数で暮らしていても、たまに大きいダイニングテーブルが必要になる方にはぴったりです。

お部屋に統一感を出したいなら、ダイニングテーブルとイスがセットになった、チェアーセットがおすすめです。ダイニングテーブルとイスが似た雰囲気で作られており、簡単に統一感あるお部屋になります。

また、ダイニングテーブルに合ったイスを探す手間も省けます。なかには、ベンチやソファがセットになったものも。お部屋のイメージや欲しいイスの数に合わせて、どんなセットがいいか探してみてください。

ここからは、ダイニングテーブルのおすすめブランドを、予算別で紹介します。予算が5万円以下なら、ニトリ・IKEA・無印良品が、10万円以上なら、カリモク家具・飛驒産業などがおすすめです。価格帯や商品の雰囲気も参考に、どのブランドにするか考えてみてください。

ダイニングテーブルを5万円以下で購入したいなら、ニトリやIKEA、無印良品がおすすめです。ニトリには、さまざまなデザイン・木材のダイニングテーブルがそろっています。チェアーセットでも5万円以下で購入できるものも。

シンプル・ナチュラル・モダンなダイニングテーブルを探すなら、IKEAがおすすめ。商品のカラーバリエーションも豊富です。無印良品では、シンプルでお部屋のテイストを問わず使えるダイニングテーブルがそろいます。

コスパ最強のダイニングテーブルを見つけたいならニトリ・IKEA・無印良品をチェックしましょう。

10万円以内やそれ以上の価格のダイニングテーブルを購入したいなら、カリモク家具、飛驒産業などをチェックしましょう。カリモク家具は木製家具専門のブランド。シンプルで高品質なダイニングテーブルが多数そろいます。また、一部の商品は、カスタムオーダーも可能です。

飛驒産業は、創業100年を超える老舗の家具メーカー。木の風合いを感じられるダイニングテーブルが多いのが特徴です。半円型、丸型のタイプや、折りたたみ式のものなども扱っています。

ダイニングテーブルは、お部屋の印象を大きく左右するものです。サイズや素材、木材まで考えて、選びましょう。また、お部屋のテイストに合わせるのも重要です。いろいろな観点から検討し、自分にぴったりのものを探してみてください。