【プチプラ・デパコス】マットアイシャドウのおすすめ各20選｜イエベ・ブルベ別のポイントも

ラメやパールなど光る素材が入っていないアイシャドウを「マットアイシャドウ」と言います。塗り方やカラーを変えると、オフィスなどのビジネスシーンでのメイクにも使え、上品な雰囲気や、セクシーな表情も出せるアイシャドウです。

光を反射しない分、はっきりと陰影を付けられます。まぶたに立体感を出して彫りを深く見せたり、逆にまぶたの立体感を控えめにして、顔だちの濃さを押さえられるのがマットアイシャドウの特徴です。

この記事では、おすすめのマットアイシャドウの紹介を中心に、マットアイシャドウの成分や選び方、取り入れるコツなどをお届けします。マットアイシャドウにチャレンジしてみたい方は参考にしてみてください。

マットアイシャドウは、ラメやパールが入ったアイシャドウよりも、はっきりと陰影がつけられるので、しっとりと落ち着いた大人の雰囲気を出したい人・モードなメイクが好みの人・クールな印象にしたい人に似合います。

パーソナルカラーでは、ブルベ夏やイエベ秋の人にマットなメイクが似合います。アイシャドウならデパコスでも2000円台からありますし、取り入れやすいアイテムです。ただし、すべてをマットにすると野暮ったくなってしまいます。

マットアイシャドウ初心者さんには明るめの色をおすすめします。カラーをのせ過ぎてもまぶたがぽってりと見えにくいためです。カラーをのせるときは、ブラシで調節しながら少しずつのせます。

まぶたはアイシャドウを載せる前にパウダーでさらさらにしておくと、カラーをうまくのせられます。まぶたとカラーの境目はていねいにぼかしてください。アイシャドウベースを使うとくすみをカバーし、乾燥を防ぐのでカラーが長持ちします。

マットアイシャドウにはパウダータイプ・リキッドタイプなどのさまざまなテクスチャーがあります。また、一重や二重といった目のタイプでも選び方が変わります。自身に合うアイシャドウを見つける方法をご紹介します。

マットアイシャドウには大きく分けて、パウダータイプ・クリームタイプ・リキッドタイプ・スティックタイプと、4つのタイプがあります。初心者向けや伸びが良いなどそれぞれ特徴をもっています。使い方とともにご紹介します。

パウダータイプは粉状のアイシャドウです。ブラシやチップ、指でまぶたにのせるだけなので簡単です。ふんわりした色づきがほしい場合や、アイシャドウに慣れていない人はパウダータイプをおすすめします。

乾燥が気になるなら、保湿成分や美容液成分を使ったパウダーもあるので使ってみてください。単色タイプやパレットタイプがあります。また、下地としてアイシャドウベースを使うと発色がよくなり、パウダーがまぶたに密着して持ちがよくなります。

クリームタイプはテクスチャーが柔らかいのが特徴です。つけ心地がしっとりとして粉っぽさがない・まぶたに密着してヨレにくい・長持ちするなどのメリットがあります。伸びがよく塗りやすいので薄くのばせます。パウダータイプの前にまぶたに塗っておくと崩れにくいです。

指でほんの少しだけとって、まぶたにポンポンと何点か置き、アイホール全体に塗り広げます。鏡で確認しながら少しずつ濃くしていきましょう。乾くまでは簡単に修正できます。

リキッドタイプのマットアイシャドウは発色が良く、思い通りのカラーの目元に仕上げられます。重ね塗りしたような質感を一度塗りで作れるうえ、指でさっと塗れるので、時間がない時のために1つ持っておくと便利です。

肌への密着度が高く色が落ちにくいのが特徴です。量を調整してから指でまぶたにのせてください。ツヤがあり、目元を思い通りの雰囲気に簡単に仕上げられます。パウダータイプよりも肌なじみがいいのがメリットです。

スティックタイプはペンシルよりも芯が太く、テクスチャーがクリーミーで柔らかいのが特徴です。目尻や目のキワのアクセントとして使うだけでなく、塗り広げてアイカラーのようにも使えます。

ぼかしや重ねづけが簡単で、クレヨンのように使って思い通りに仕上げられます。まぶたに密着してくれるのでアイシャドウベースとして使うのもおすすめです。涙袋にのせると目が大きく見えますし、片手で塗れるので時短にもなります。

イエベ・ブルベ・春夏秋冬は肌の色を肌や髪・瞳の色味から判断して、似合う色を探すときの基準を表した用語です。詳しくは後ほど解説します。マットアイシャドウが似合うのはどの肌タイプかご紹介します。

マットメイクが似合うのは、ブルベ夏タイプとイエベ秋タイプです。ブルベ夏タイプは肌の色に青みが含まれており、青みピンク・ブルー・バーガンディ・パープル・グレー・ピンク・赤系・ブラウン系など、淡い色みが似合います。

イエベ秋タイプの肌は黄みがかっています。血色感を感じるあたたかい色みの、ゴールド・オレンジ・ブラウン・コーラル・ベージュ・テラコッタ・カーキ系・グリーン系・ブラウン系・オレンジ系が似合います。

先ほどもふれましたが、パーソナルカラーとは、一人ひとりがもっているもともとの肌・瞳・髪の色を用いて、その人に映える色を見極める手法です。パーソナルカラーに沿った色を身に付けると、目の錯覚で美肌・目力アップ・着やせといった効果を感じさせやすくなります。

まずアンダートーンでイエベ（イエローベース）・ブルベ（ブルーベース）に分けられます。2種類をさらに4シーズン分類でイエベ春・イエベ秋・ブルベ夏・ブルベ冬の4種類に分類します。

一重タイプはマットな1色で濃淡をつけてまぶたにのせます。アイホール全体に色をのせてぼかしたら、目のキワだけに重ねづけします。自然なグラデーションを作って立体的に見せるのがコツです。

奥二重タイプは、まずアイホールにはマットで明るめの色を、二重幅にはメインカラーを上に1mmはみ出すようにのせます。ふんわりとやさしい雰囲気にしたければブラシを、鮮やかに発色させたければチップを使ってのせましょう。

二重タイプは、グラデーションが簡単に作れるパレットがおすすめです。アイホールには明るいカラーをのせ、中間のカラーを二重幅より少し広めにのせます。締め色を目のキワにのせるとはっきりとした目元になります。

ミネラルコスメはクレンジング剤を使わなくても石鹸だけで落ち、メイクしたまま寝ても肌にあまり影響がないと言われています。マイカやシリカなどのミネラルが含まれており、肌に余分なものがつきにくいからです。

エトヴォスやベアミネラル・オンリーミネラルなどからミネラルのアイシャドウが販売されています。ミネラルコスメはどんな肌質にも合いやすく、年齢を問わず使えるため、デパコス価格になりますが、思い切って使ってみてください。

デパコスとプチプラの人気ブランドをご紹介します。どちらも一長一短ありますが、品質や仕上がりを重要視するか、メイクに対する冒険心やコスパを重要視するかは個人の自由です。あなたにぴったりのブランドを見つけてください。

デパコスの人気ブランドは、アディクション・スック・M・A・Cなどです。アディクションでは「ザ　アイシャドウ」（単色）・スックでは「シグニチャー カラー アイズ」（パレット）・M・A・Cでは「スモール アイシャドウ」（単色）にマットカラーがあります。

デパコスアイシャドウには、美容成分が含まれているものや、肌にやさしい原料で作られているものが多く販売されています。プロのアドバイスを受けながら選べるのもメリットです。

プチプラの人気ブランドはセザンヌ・URGLAM・ケイトなどがあります。セザンヌ「ベージュトーンアイシャドウ」（パレット）・URGLAM「パウダーアイシャドウ」（単色）・ケイト「ザ　アイカラー」（単色）にマットカラーがあります。

プチプラアイシャドウのメリットは、とにかく値段が安い点にあります。失敗しても安価なので、思い切ってトレンドのメイクにも挑戦できます。

目元は特に年齢が現れやすいパーツです。数年前と同じアイシャドウを使っていると、老けて見える原因になる場合があります。ラメやパールが入ったアイシャドウは小じわが目立ちやすくなるので老けて見えやすくなります。

大人の目元にはマットアイシャドウがおすすめです。マットアイシャドウで老け見えを防ぐには、アイクリームなどで保湿してからカラーをのせる、上まぶたのくすみや目の下の暗い部分などをカバーするなどの方法があります。

マットアイシャドウについてご紹介しました。マットアイシャドウのタイプ、目のタイプ別のメイクの仕方やパーソナルカラーでどんな色が似合うかについてなどもお伝えしました。この記事を参考に、マットアイシャドウでメイクを楽しんでみてください。