卓球ラケットケースのおすすめランキング20選｜代用品もご紹介

近年オリンピックや国際大会での好成績などを通じて、卓球の人気が高まっています。東京2020オリンピックにおける混合ダブルスで、水谷隼選手・伊藤美誠選手のペアが日本卓球史上初の金メダルを獲得したのも記憶に新しいですね。

今回の記事では、大切な卓球ラケットを保護するラケットケースについてご紹介します。卓球ラケットをケースに入れずに持ち運ぶと、衝撃や摩擦によりラバーやグリップが傷つく原因となります。大切なラケットを長く使用するためにも、卓球ラケットケースでラケットを保護しましょう。

卓球ラケットケースにはさまざまな種類があり、重視する項目によっておすすめの商品は変わってきます。卓球ラケットケースのタイプ別の特徴や便利な機能、おすすめメーカーやお得な代用品についてもご案内しているため、ぜひ参考にしてみてください。

これから卓球を始めたい方は、ラケット・ボールと一緒に卓球ラケットケースも揃えることをおすすめします。せっかく購入したラケットがプレー以外の場所で傷ついてしまったら、気分も落ち込んでしまいます。また、大会に出場するのに必要なゼッケンは忘れることが多い持ち物ですが、収納力のあるラケットケースに入れておくことでうっかり忘れを防げるため便利です。

卓球ラケットケースの種類は大きくハードケースとソフトケースの2つに分けられます。

卓球ラケットの保護を第一に考える方には、ハードケースがおすすめです。ハードケースは硬質ポリウレタンなどの硬い素材が使われており、荷物が多くてもしっかりとラケットを保護できます。

軽さや安さを重視する方にはソフトケースがおすすめです。ソフトケースはポリエステルなどの柔らかい素材が使われているため、かさばりにくく持ち運びやすい傾向があります。デザインが豊富にある点も魅力です。

ポーチタイプは主に四角い形をしており、収納力が高いという特徴があります。マチがあり、内側に十分なスペースがあるため、ラケット以外にボール・クリーナー・ゼッケンなどの関連アイテムをまとめて収納できます。スペアラケットも持ち歩きたいという方にもおすすめです。

ラケットタイプはラケットに沿った楕円状の形をしています。すっきりとした見た目でカバンの中でかさばらないため、コンパクトに荷物をまとめたい方におすすめです。中にはヘッド部分のみを保護するヘッドケースタイプもあります。ヘッドケースタイプはグリップ部分が露出しているため、汗でしめったグリップ部分を乾燥させやすい特徴があります。収納力や保護性より、安さを重視したい方にもおすすめです。

スペアラケットを持ち歩く場合には、仕切り版の付いた商品がおすすめです。複数のラケットを同じケースに収納すると、ラケット同士が接触して傷の原因となります。仕切り板は主にポーチタイプの卓球ラケットケースに付属しており、上下それぞれにラケットを収納できます。

仕切り板にボールやクリーナーを入れる窪みがあると、ケース内でずれたり、外からの衝撃で潰れてしまったりする心配がなく、快適に使えます。

卓球のプレー後にグリップ部分に汗が染みたまま保管すると、カビや悪臭の原因となる場合があります。特にハードケースは通気性が悪いため、通気性を保てるエアリング付きの商品がおすすめです。エアリングがない場合には、ケース内に乾燥材を入れたり、風通しのいいところで乾かしてから収納したりすればカビ・悪臭対策が可能です。

現在は多種多様なデザインの卓球ラケットケースが販売されています。好みのデザインのラケットケースを選べば、気分もあがりますね。珍しいデザインの商品を選べば見分けもつきやすく、ケースの取り違えも少なくなります。

バタフライは水谷隼選手・張本智和選手をはじめとする世界のトッププレーヤーが絶大な信頼を寄せる卓球専門ブランドです。高いデザイン性・機能性に定評があります。商品ラインナップ・カラー展開も豊富で、安い価格帯から購入できます。

ニッタクは石川佳純選手・伊藤美誠選手などの有名選手と契約している日本の卓球用品メーカーです。内側にネームスペースがある商品や日本製のインナーボードを備えた商品など、使い勝手がいい商品を多く展開し、幅広い世代から人気があります。種類の豊富さと手頃な価格帯も魅力です。

ヤサカは日本の卓球用品メーカーで、シンプルなデザインとリーズナブルな価格が魅力です。特にラバーが有名で、初心者から中・上級者まで広く支持される商品を展開しています。ケースの商品展開数は多くないものの、品質や使い勝手に優れた商品を扱っています。

TSPは長い歴史を持つ人気ブランドで、2021年からVICTASとブランド統合されました。トップ志向のブランドであるVICTASと、ポップなデザインを取り入れたカジュアルなVICTAS PLAYの2つのラインを展開しています。高級感のあるデザインや、カジュアルなデザインが好きな方におすすめです。

androはドイツの卓球用品メーカーで、個性的で華やかなデザインのケースを多数販売しています。目を引くデザインでありながら、安いのも嬉しいポイントです。卓球専用メーカーで品質にも優れ、エアリング付きの通気性のいいハードケースや、仕切り板やネームスペース付きのソフトケースなど魅力的な商品が販売されています。

他人と違うオリジナリティのある卓球ラケットケースを持ちたい、チームでお揃いのロゴをつけたケースを作りたい！と思う方もいらっしゃいますよね。一部のカバン専門店や販促品を扱うショップなどでは、オリジナルデザインのケース作成を受け付けています。

オーダーメイドでケースを作る際には、保護性・耐久性・収納性などの機能面やデザイン性を考慮してオーダーしましょう。業者により対応できるロットも異なるため、事前に条件を確認することが重要です。

卓球ラケットケースにあまりお金をかけられない場合には、ラケット専用ケース以外のものを代用して使う方法もあります。100均でも購入できるPC用の低反発ケースは、クッション性もありおすすめです。

そのほかに、樹脂製のタッパーにラケットと関連アイテムを入れて使うアイデアもあります。見栄えはあまりよくありませんが、しっかり開閉ができて頑丈なため、荷物の中でつぶれないか心配せずに済みます。ただしいずれもラケット専用ケースと比べて機能面で劣るため、利用の際には工夫が必要です。

今回の記事では卓球ラケットケースの重要性や選び方についてご紹介しました。長く楽しく卓球を楽しむためには、卓球ラケットを大切に扱うことが重要です。使う用途に合う機能を備えたケースをぜひ探してみてください。