車用カーテンのおすすめ17選｜違法で捕まった？マグネットタイプ・100均も

車中泊をするとき車内を見られたくない・日除け(日よけ)に活用したいと考える人におすすめなのが車用カーテン(車内カーテン・サンシェード)です。車用遮光カーテンであれば、強い日差しも、外からの視線も簡単にガードできます。

ただ車用カーテンはマグネットカーテンなど種類が多く、どれを選べばいいの？と迷ったり、運転席・助手席や後部座席にカーテンを取り付けて違法にならない？カーテンレールをつけなければいけない？などといった悩み・疑問が多く見られます。

そこで本記事では、車用カーテンを取り付ける前に知っておくべきこと・目的別の選び方・車用カーテンのおすすめ17選を紹介します。また、車用カーテンで捕まった事例はある？や、ダイソーなど100均グッズを使った車用カーテンの自作方法も紹介します。ぜひ車用カーテン選びの参考にしてください。

実は、運転席・助手席のカーテンを閉めた状態で走行するのは法律で禁止されています。たとえ開けている状態であっても、Bピラーよりも前にカーテンがある場合は違反と見なされる場合もあります。違反をすれば罰金や点数を引かれるという厳しい罰則があるので、走行中にカーテンを閉めるのは絶対にやめましょう。

後部座席のカーテンを閉めることは全く問題はないので、子供が後部座席にいる場合や、日差しが強い日などにはぜひカーテンを閉めて守りましょう。

車用カーテンを設置すれば、外から車内の様子が見えなくなります。そのため、オートキャンプなどにおける車中泊や、サービスエリアでの休憩時にプライベートを簡単に守れます。

真横に止まった車から中を見られたくない・人目を気にせずゆっくり休みたいと考える人は車用カーテンを検討しましょう。

日光に当たり続けると、日焼けや疲労につながる場合も。車用カーテンを設置すると、こうした影響をもたらす強い日差しをカットできます。

赤ちゃんやお子さんに直射日光が当たるのが心配な人・紫外線が気になる人・まぶしいと眠れない人には、車用カーテンの設置がおすすめです。

断熱効果のある車用カーテンを選べば、夏は車内の温度上昇を抑えられるだけでなく、エアコンの効率も上げられるので快適に過ごせます。

また、断熱仕様カーテンであれば防寒もできるので、冬にもメリットがあります。年中使えコスパも優れているのが車用カーテンです。

吸盤型は、車用カーテンを初めて購入する人や、ほかのタイプだと付け方がよくわからず難しいと感じる人におすすめです。簡単に取り外しができ、しかも比較的安価なので気軽に試せます。

このタイプは、サービスエリアでの軽い休憩や、運転席・助手席への簡易的な設置(注：走行時は使用不可)につかえます。

磁石(マグネット)型も、吸盤型同様に気軽に取り付けができる車用カーテンの1つです。車の金属部に直接貼り付けて固定します。

お子さんを紫外線・強い日差しから守りたい人や、安価なカーテンを求めている人におすすめです。また、マグネット式の場合、吸盤型のように窓に取り付けた跡が残るなどの心配もありません。

レール型は車内にレールを取り付け、お部屋に取り付けるカーテンのように扱える製品を指します。安定感や、遮蔽のレベルにおいて吸盤型やマグネット式に勝ります。

ただし、車内に窮屈感を与えたり前方の窓への設置には不適であったり、設置に苦労したりするなどのデメリットもあります。しかし、性能面ではやはり優れるのでおすすめのタイプの1つです。

ピラーとは、車のボディと屋根の部分を繋ぐ柱を指します。ピラーは窓と窓の間にある場合が多いので、この部分を活用してカーテンを設置すると、窓をしっかりと覆えます。

そんなピラー対応型カーテンは、プライベート空間をしっかりと確保したい人や、確実に日光を遮りたい人におすすめのタイプです。ただし、車によってはピラーがない・ピラーの形状が設置に適さないケースがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

車用カーテンを選ぶ時には、車の窓の大きさに合わせたサイズ選びが大切です。車用カーテンのサイズは、軽自動車用、ワゴン・セダンタイプとさまざまあります。事前に購入前に適合表や窓サイズを測って選びましょう。

キャンプや海の時の着替えなど目隠しをする場合に、適合サイズが合っていないと意味がありません。防犯性をしっかりと高めたいなら適合したサイズや少し大きめの商品がおすすめです。

日差しをしっかりガードしたいなら遮光性に優れるカーテン・温度管理を容易にしたいなら断熱効果のある製品といった要領で、カーテンを設置する目的に合わせその性能も確認するようにしましょう。

ただしいくら性能面で優れていても、窓のサイズに合わず日差しが入ってくる・設置がうまくいかなかったなどのケースも散見されます。カーテンの性能を最大限活かすべく、あらかじめ窓のサイズは確認しておくのがベターです。

オートキャンプで目を引くおしゃれなカーテンを設置したい人・車内空間にこだわっている人はカーテンのデザイン面にこだわるのもおすすめです。

また、お子さん用にカーテンを設置する人は、かわいい柄や動物の絵があしらわれた製品を選ぶと、お子さんにとっても楽しい空間を簡単に作れます。

車中泊などでできるだけ車内を暗くしたい場合は遮光性のあるタイプ、日焼けなどが気になる場合はUVカットタイプなどがおすすめです。遮光率やUVカット率が記載されているので、必要に応じて選べます。せっかくの機能を活かすためにも、カーテンを取り付ける際は隙間から光や日射しが入らないようにしましょう。

特にこだわりが無く手軽に車用カーテンを使いたい場合は、ダイソーやセリアなどの100均の商品がおすすめです。ラインナップが少ないため汎用サイズのみになってしまいますが、直ぐに試せて使い勝手に優れています。

セリア・ダイソーの車用カーテンは、マグネットタイプなので吸盤で取り付けるタイプが苦手な方にも簡単に取り付け可能です。マグネットも小さなタイプなので、使わない時は小さく折りたたんで収納できます。

車用カーテンはamazonなどのECサイトや、オートバックスなどのカー用品店で購入できますが、さらに安い価格で取り付けたい人はダイソーやセリアなど100均の製品を応用して自作するのもありです。

たとえば、100均の突っ張り棒をカーテンレールとして使ったり、布をカーテンとして応用したりできます。ただし、設置に工夫が必要だったり安定しにくかったりのデメリットもあるので、その点もふまえて検討しましょう。

以下に、カーテンレールを自作するのに必要な製品と手順を紹介します。

【必要なもの】

• 突っ張り棒×4本（車内の長さに合わせて用意）
• コードベルト（結束バンド）×12本ほど

【手順】

1. 突っ張り棒の設置場所が窓より上になるように、アシストグリップの付け根部分に、ずり落ちないよう2本のコードベルトで固定する。
2. 両サイドにセットできたら、四角い枠になるよう突っ張り棒同士をコードベルトで固定して完成。

本記事では、車用カーテンを取り付ける前に知っておくべきことと、おすすめの車用カーテンを紹介してきました。シーン・目的・車種により適切なカーテンが変わるので、よく吟味してから購入するようにしましょう。